施設・工場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 15:17 UTC 版)
ドライオー飛行場(Dryaw Airport) ドライオー駅の近くにある飛行場。ヘリコプターのハロルドの他、テレビ版ではタイガー・モス、熱気球、ブッチ、消防車といった乗り物が駐在していた。CG化して以来登場していなかったドライオー駅は第17シーズンで再登場したが、この時には飛行場はなくなりかまぼこ兵舎型の格納庫のみが残っていた。 製粉所 ソドー製粉所 本線沿いに建つ製粉所より規模の大きい製粉所。ここで穀物や小麦などを挽き小麦が生産される。此処には専用のホッパーがあるので貨車を下に持って来れば、通常よりも早く積む事ができ、時間短縮が出来る。このホッパーでディーゼルを脅かすためトーマスが自ら小麦を被りお化けのような姿に変身した。此処では責任者兼所長のディーブが働いており、小麦を散らばして無駄にしてしまったトーマスに奥の方に小麦の貨車がある事を教えた。 スクラップ置き場/屑鉄置き場(The Scrap Yards) 機関車を始め、不要となった古い鉄製の機械や部品を壊してスクラップとして置いておくための場所。これらのスクラップは精錬所に運ばれて溶かされ再利用される。スクラップ置き場は機関車にとっての墓場であると同時に心霊スポットの定番でもあるため、多くの機関車から恐れられている。 ソドー島内にはトレバーが助け出されたウェルズワースのスクラップ置き場やオールド・スローコーチが助け出されたブレンダム付近のスクラップ置き場など複数のスクラップ置き場が存在する。中でも大きいのはウェルズワースのそれであり、長編第9作以降は移動式クレーンのレッジが働いている。 ソドー酪農場(Sodor Dairy) トーマスの支線上、トリレック付近に位置する酪農場。近郊で使われるミルクを生産している。毎朝始発列車でファーカーからここへ牛乳を運ぶのが当初はトーマスの仕事だったが、後にパーシーないしデイジーが受け持つこととなった。 一方、テレビ版での酪農場はトリレックよりやや離れた本線上のクロスビー付近に位置し、生産したミルクは島中の駅に配達される。ミルクの他にソドーチーズも生産している。 ソドー整備工場/修理工場(Sodor Steamworks/The Locomotive Works) クロバンズ・ゲートに位置しソドー島の鉄道車両を修理・点検するための工場。 原作では工場のディーゼルが働いている。テレビ版では主にティドマス機関庫の隣にある作業場等が修理工場の代わりとして登場していたが、長編第4作及び第13シーズンでクロバンズ・ゲートに位置するソドー整備工場が登場してからはそこで修理を受けることが主流となった。ビクターとケビンが働いている。あらゆる部品や設備を揃えており、故障車の修理だけでなく車体の塗装や燃料補給も行う。また、標準軌と狭軌の両方の機関車が入線できる。 長編第6作でディーゼル整備工場が整備される前まではディーゼル機関車の修理も行っていた。
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ソドー精錬所/キルデイン精錬所(Sodor Ironworks/Sodor Steelworks/The Smelters Yard) キルデイン駅付近で本線から分岐した支線の先に位置する大きな精錬所。スクラップ置き場から運ばれてきたスクラップをここで溶かし、新しい鉄として再利用する。スクラップを掴むための鉤の手や溶かすための溶鉱炉が設置されている。所内は薄暗いながらも赤く不気味に光り時折火花が散る。スクラップ置き場と同様に幽霊機関車の怪談の舞台となることが多く、機関車達からは恐れられている。 スクラップディーゼルのハリーとバートを所有しており、ステップニーやファーガスは彼らによってスクラップにされかけたことがある。 模型撮影時代は精錬所の専用セットが存在しなかったため毎回登場する度に外観が変化していたが、これらが全て同じキルデイン精錬所なのかどうかは不明。 給炭所/炭鉱(The Coaling Plant/The Coal Mine) 蒸気機関車が石炭を補給ないし別の場所へ運搬するための施設。ゴードンの丘の麓で北に分岐した支線の先に位置し、石炭ホッパーの他に貨車から石炭を降ろすための昇降機なども設置されている。また、長編第2作ではこの場所で蒸気機関車とディーゼル機関車の会議が行われた。 第5シーズンでは給炭所と同時に炭鉱が登場していたが、これはソドー島の石炭は本土から仕入れているという原作本来の設定に矛盾する。 学校(The School) ソドー島に複数存在する学校。校庭の先にソドー鉄道用の小さなプラットホームがあるものが特に有名。この学校の他に入り江の近くにも学校があり、更に原作の設定ではブレンダム付近にソドー女学校が、アビー付近にパブリックスクールがそれぞれ存在する。 ソドー空港/ソドー・エアポート(Sodor Airport) マロンの南に位置する空港。長編第2作中で建設された。ジェレミーを始めとする航空機が沢山の観光客を乗せて遠くの空港との間を行き来している。 乗換駅(Transfer Yards) ソドー鉄道と高山鉄道の小さな連絡駅。クロバンズ・ゲートの北西に位置しており、主に貨物の入れ替えなどに利用される。近くには操車場や転車台もある。 ソドー・ベーカリー(Sodor Bakery) カーク・ローナンの対岸に位置し、ソドー島中に運搬するためのパンやケーキを生産している。 タウンホールの広場(Town Square) ティドマス駅の北に位置する広場。大きなタウンホールとソドー鉄道用の駅があり、毎年ここでオペラ歌手アリシア・ボッティのコンサートや子供達の雪だるまパーティーが開催される。 ソドーレスキューセンター(Sodor Search and Rescue Centre) マロンの南、サドリーの東の海岸に位置する救助施設。建物の木材には日本及びミスティアイランドで産出されたジョビの木を用いており、長編第5作中で建設され1960年春に完成した。すぐ近くにミスティアイランドトンネルの入口がある。 完成以後はヘリコプターのハロルド、クレーン車のロッキー、救命ボートのキャプテン、大型レッカー車のブッチ、消防機関車のベル、特殊消防車のフリンら緊急車両たちが常駐しており、彼らのためのヘリポートや機関庫、停泊所なども備えられている。 ウィフのゴミ処理場/ゴミ集積場(Whiff's Waste Dump) ソドー島の中心部付近、ピール・ゴッドレッド線上に位置しウィフとスクラフが働いているゴミ処理施設。島中のゴミが回収されてここに集められ、処理・集積される。ゴミ用のクレーンや破砕機、焼却場などが存在する。 ソドー動物園(Sodor Animal Park/Sodor Wildlife Centre) サドリーの南東、エドワードの支線沿いに位置する動物園。第14シーズン中に開園し、今では島の人々や観光客に人気のスポットとなっている。中でもソドー島中でここにしかいないキリンやゾウといった動物は注目の的。 ディーゼル整備工場(Sodor Dieselworks/Vicarstown Dieselworks) ヴィカーズタウン郊外の荒野風の土地に建つ修理工場。ディーゼル機関車の修理・整備を専門にしている。 かつては蒸気機関車の整備を中心とするソドー整備工場や、ソドーレスキューセンター建設の方が優遇されており、ディーゼル整備工場は建物や設備もみすぼらしいまま整備されていないことからディーゼル機関車達も不満を抱えていた。 蒸気機関車がここへ来ることもタブーとなっていたが、トーマスとの確執を経てディーゼルから誘惑されてやって来たパーシーをディーゼル10が仲間に引き入れる。一時はトーマスとケビンをここに軟禁し、無人のソドー整備工場を占領するに至った。その後、ディーゼル10が起こした火花が原因で火災が発生し、パーシーの要請で救援にきたベルとフリンが鎮火する。トップハム・ハット卿がこの騒動を咎めた上で新たにディーゼル整備工場を改装し、以前よりも豊かな修理工場に生まれ変わった。 現在はデンとダートが常駐して働いている。工場内の設備としては上下移動式転車台、クレーンのハッピー・フック、車両修理用ジャッキ、巨大万力、ディーゼル10専用機関庫などがあり、敷地内には5台分の機関庫、スクラップ置き場、精錬所もある。シドニーは新しい車輪を待って工場内のクレーンで二年間宙吊りになっていた。
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