手下と関連人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:11 UTC 版)
「RELEASE THE SPYCE」の記事における「手下と関連人物」の解説
工場長 声 - 早川毅 第1話で登場。本名は小塚清士。モウリョウが秘密裏で経営する軍事人形工場のボス。ゲイであり、用心棒とは「私のナイト」と呼ぶなど、何かしらの思いを抱いている。 冒頭でツキカゲに工場に侵入されてデータを奪われてしまい、自身も気絶させられた。その後、文鳥の女に「無能」とみなされ、用心棒共々新薬の実験体にされるという末路を迎えた。 用心棒 声 - 福山潤 第1話で登場。工場長のボディガードで、黒いチャイナ服を着ている男性。ゲイであり、工場長のことを「ハニー」と呼び愛し合っている。 ボディガードとしてそれなりに腕の立つ人物だが、雪に背後から奇襲され呆気なく倒された。その後、文鳥の女に「無能」とみなされ、工場長共々新薬の実験体にされるという末路を迎えた。 さそり 声 - 宮寺智子 第1話で登場。モウリョウの手下である柄の悪い女性。赤いトサカのような髪型をしていて、口元にピアスをしている。 軍事人形の密輸を行っており、探りに来た警察たちとモモを始末しようとしたが、モモに忍ばせていたカマリによって居場所が露見した上に、部下を壊滅させられ、自身も捉えられた。その後、部下が運転するトラックで逃亡を図るも、忍ばせていた軍事人形を雪に破壊され、トラックも横転させられた。 ブランカ 声 - 山口眞弓 第1話で登場。モウリョウの手下である筋肉体質の女性で、さそりの部下。紫色のポニーテールで、ナイフを笑顔で振り回す危険な性格をしている。 ツキカゲとの戦闘の際に命に倒された。 鈴木ジョージ 声 - 杉田智和 第4話で登場。ハマのシンジゲートと繋がっている売人。30歳。眼鏡をかけた一見クールな男性だが、その実態は自身に千枚通しを刺して痛めつけるなどのマゾヒストであり、自分を痛めつけてくれる相手が現れることを望んでいる。自身への被虐に対して何かと点数を付ける癖がある。 ツキカゲはモウリョウと繋がっている相手として彼に目をつけており、夜に空崎市を歩いていたところを楓と命に追われると逃亡し、追い詰められると応戦するも、二人のコンビネーションに敗れ、痛めつけられたことに歓喜しながら倒れた。 スマートフォンゲーム『RELEASE THE SPYCE secret fragrance』にて音声のみ登場。凪の部隊管轄の逆さの塔で収監されており、アニメ本編でツキカゲに関する記憶は消去されている。 エモ・パチーノ 声 - 牛山茂 第5話と第6話で登場。ハマにあるイタリア系シンジゲートのボスで、何かとエモさを追求する小太りの男。 モウリョウとは同盟関係であったが、文鳥の女と取引によって傘下として加わることになる。しかし、実際はツキカゲの囮として利用されただけに過ぎず、ネエロに付けられた発信機によってアジトの場所が露見し、自身の誕生会をしているところをツキカゲに部下たちを倒されて組織を壊滅させられ、側近と共に地下水路から逃亡。その後、文鳥の女に報復をしようとしたが、側近共々殺害された。 マルコ・ネエロ 声 - 茂木たかまさ 第5話で登場。エモの部下。刑務所を出入りしている危険人物だが、車酔いしやすく、エモからはエモくないと言われている。 薬物の取引をした後、電車でアジトへと帰還しようとしたところを雪に眠らされ、モモに発信機と盗聴機を付けられる。それに気づかずにアジトに帰還したことでツキカゲにその場所を露見し襲撃されるという結果を作ってしまい、ツキカゲに襲撃の際にモモに倒された。 ニライカナイ首領 声 - 金尾哲夫 第8話で登場。蛇神を信仰している悪の組織「ニライカナイ」のボス。藍色のシャツを着た老人の姿をしているが、何世代も交配させた大量のハブを手下として従わせ、本人も沖縄武術のハブ拳を会得しており、モモの後ろに瞬時に瞬間移動をするなど身体能力は高い。モウリョウの散布実験で放った薬はニライカナイのアジトのプラントで育てている紫色の植物が原料となっており、モウリョウに売って組織の資金源にしていた。ツキカゲの沖縄の諜報機関「ザ・シーサー」を壊滅させた張本人であり、また王香の祖父である博士を人質にとって彼女を従わせている。本人は部下に対して情はなく、使えないものは「役立たず」と称するなど冷酷な性格。 アジトへと侵入したモモをプラントで自身のハブと共に襲撃するが、五恵の説得を受けた王香の裏切りによってハブを撤退させられ、自身はモモから刀を奪って彼女を切りつけるも、紙一重の差で睡眠弾を撃たれて敗北。ニライカナイのアジトごと火炎放射で滅ぼそうとしたが、王香によって阻止され、プラントに栽培していた植物だけが燃える結果となった。その後の所在は不明。 アレクセイ・シヴァー 声 - 中田譲治 第9話で登場。かつてのモウリョウの幹部の一人で、本編の2年前の時点で、天堂以前に空崎市による作戦の指揮官を任されていた軍服姿の男。左目に眼帯を付けている。 世界の各重要拠点に衛星を落とそうと目論むモウリョウの作戦の実行者として指揮し、かつてモウリョウが空崎市の拠点としていた風の塔のパラボラアンテナで世界中の衛星を全て掌握したところにツキカゲが襲撃。司令室に雪と長穂に侵入されると、五感と肉体を強化する薬物を自身に投与し闘いに挑むも、長穂の香水を浴びせるという薬物の裏をかいた攻撃によりダメージを受け、呆気なく倒された。その後は死亡したとされ、空崎市の指揮官は刺客として差し向けられた天堂が後任として努めることとなった。 拷問官 声 - ゆかな 第11話で登場。本名は不明。モウリョウに所属する拷問のスペシャリストである、眼鏡をかけ、髪がボサボサの少女。かつては本編開始以前に人形工学の博士を拷問にかけて、情報を得たという経歴を持っており、それによって強化された拷問用の人形を操っている。間延びしたような口調で話すサディストで、人形に書かれたハートの数だけ人間を拷問してきたと話しているが、逆に自身が追い詰められるとあっさりと情報を渡すなど小心者な一面も見せている。 モウリョウに捕らえられた弟子2人(モモと五恵)を自らの人形で拷問にかけようとしたが、(二重スパイをしていた命によって緩められていた)拘束を解いた五恵に殴られて卒倒し、モモと五恵に問い詰められ、「ゲッカコウ作戦」の情報を話してしまう。命乞いをするふりをして、人形で襲わせるも自滅させられ、自身が自らの人形による拷問にかけられることとなった。
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