僧侶時代とは? わかりやすく解説

僧侶時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:46 UTC 版)

東伏見慈洽」の記事における「僧侶時代」の解説

1945年昭和20年)に京都青蓮院得度1952年昭和27年)に善光寺大勧進住職に就き1953年昭和28年)に青蓮院門跡門主となって法名を慈洽と称し長らく門主地位にあった1956年昭和31年)、「飛鳥時代芸術研究」によって京都大学から文学博士学位授与される1985年昭和60年)より終生京都仏教会長務めた1982年昭和57年)には、文化観光税(文化観光施設税、文観税)の復活に関する議論発端として、古都保存協力税問題古都税問題)が起きる。同問題では、古都税創設目指す京都市とこれに反対する京都府仏教会・京都市仏教会(後に統合して京都仏教会)が衝突して深刻な対立抗争繰り広げついには多く寺院拝観停止や行訴訟提起にまで至ったこの間、慈洽は、1984年昭和59年)に京都市仏教会の会長就任し、翌1985年昭和60年)には新たに統合設立され京都仏教会の初代会長就任して理事長松本大圓・清水寺貫主常務理事有馬賴底鹿苑寺責任役員大島亮準・三千院執事長清瀧智弘・広隆寺貫主とともに古都税反対運動先頭に立ち指導当たった。同問題は、1988年昭和63年3月限り古都税廃止することで収束した1995年平成7年)、喉頭癌の手術により声を失った青蓮院属す天台宗主要寺院住職世襲認めていないのに対し青蓮院門主地位子息に譲ることを強く望んで天台宗教団鋭く対立し一時教団離脱ほのめかして教団圧力をかけ、ついには世襲認めさせた。 2004年平成16年2月青蓮院執事長であった次男の慈晃に門主地位譲り自身名誉門主就いた2006年平成18年4月起立性低血圧症発症し以後寝たきりの生活を余儀なくされた。2009年平成21年9月30日に妻の保子死去した2010年平成22年5月16日100歳迎えた2013年平成25年)には叔父にあたる東久邇宮稔彦王存命記録抜き臣籍降下をした記録確かな元皇族の中では歴代最長寿となった2014年平成26年1月1日死去103歳没。

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僧侶時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 20:33 UTC 版)

亀谷凌雲」の記事における「僧侶時代」の解説

1888年(明治21年)富山県新庄町(現、富山市荒川)の浄土真宗大谷派正願寺住職息子として生まれた親鸞直系である蓮如から、18代の末裔である。 十七代目住職である父が2歳の時、山崩れのため大水出て家族助かったが、寺は流され無一文になった。父は無理をして新庄町に寺を再建したが、借金負い檀家少なくなって生活は貧しかった僧侶となる教育受けて富山中学校卒業後、第四高等学校 (旧制)で、倫理時間西田幾多郎よりキリスト教説明聞いたが、その時はよくわからず仏教信仰熱心に求めていた。東京帝国大学では、井上哲次郎波多野精一から哲学姉崎正治から宗教学を学ぶ。 在学中は、「明治親鸞」といわれた真宗大谷派僧侶近角常観が、青年信仰教育のために東京本郷主宰していた求道学舎懇願して入り大学三年間と大学院一年の四年間教育を受け、深い感化受けた一方でキリスト教触れ聖書読み始めた日曜日のぞいた本郷救世軍小隊山室説教祈祷の力」を聞いて感動を受け、東京を去るまでの一年間日曜午前中は近角の話、午後山室の話を熱心に聞き続けた

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