伊東監督時代とは? わかりやすく解説

伊東監督時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:36 UTC 版)

埼玉西武ライオンズ」の記事における「伊東監督時代」の解説

2004年 松井メジャー移籍開幕から主砲カブレラ長期離脱投手陣でも先発リリーフ主力投手年間通して働けなかったものの投打にわたり全員野球ができた結果レギュラーシーズン総合2位この年導入されプレーオフの第1ステージにおいて日本ハムを2勝1敗で破り、続く第2ステージではダイエー対戦。2勝2敗のタイ迎えた第5戦は9回に同点追いつかれ、なおも二死二、三塁のピンチレギュラーシーズン三冠王松中信彦迎え撃つ(ただし松中はこの5試合で1本塁打含む2安打不振だった)。ここで走者帰れば目前まで迫ったリーグ優勝逃し逆にダイエーサヨナラ逆転リーグ優勝許してしまう大ピンチであったが、松中打ち取り同点切り抜け延長戦に入る。そして延長10回に勝ち越しそのまま勝利し最終成績3勝2敗で破り2年ぶり20回目優勝を果たす。日本シリーズでは中日対戦し先に王手かけられるものの、4勝3敗で12年ぶりの日本一輝いたこの年経営改善策一環として本拠地西武ドーム施設名称二軍チーム名称について命名権売却することとなった企業向け通信料金一括請求サービス主たる事業としているインボイス取得名乗りを上げ12月29日二軍命名権3年契約取得することに合意した2005年 シーズンから二軍球団名を「インボイス」、球場名を「インボイスSEIBUドーム」とすることを発表したレギュラーシーズン総合3位プレーオフロッテ敗れたシーズンオフ当時親会社コクド事業不振加えコクド系列会社現在の親会社である西武鉄道有価証券報告書虚偽記載問題端を発した西武鉄道急落上場廃止により財務体質悪化進行したため、西武グループ経営再建目指すべく、コクド側が球団売却を行う方針となった売却2004年球団新規参入楽天争って敗れたライブドアなど複数企業打診したが、売却額が200億から250億と予想されていた上、西武ドーム継続使用条件のため、交渉まとまらず結局この年西武ライオンズとして引き続き経営された。西武グループ再建計画の中で球団赤字解消されなければオフに再び球団売却検討するとしていたが、当時西武グループ経営改革委員会委員長を務めていた諸井虔売却反対して計画立ち消えとなり、2006年以降球団保有することとなった11月23日に「ファン感謝の集い」が1980年以来25年ぶりの開催となった以後毎年同日開催する)。オフリリーフ中心として活躍した抑え豊田清FA巨人中継ぎ森慎二ポスティングシステムタンパベイ・デビルレイズ移籍2006年 日本ハムとのシーズン1争いの末、最終戦までもつれるがわずか1ゲーム差2位終わったプレーオフでは第1ステージ福岡ソフトバンクホークスに1勝2敗で敗退となったオフエース松坂大輔ボストンレッドソックス移籍し12月2日西武任期満了となったインボイス代わり人材派遣介護サービス大手グッドウィル・グループ(現:テクノプロ・ホールディングス)と5年間の命名権取得契約合意し西武ドームを「グッドウィルドーム」、二軍チーム名称を「グッドウィル」に変更することを発表4日実行委員会正式に承認され翌年1月1日から改称した2007年 1月17日太田秀和球団社長オーナー代行当時)が埼玉県庁訪問し上田清司埼玉県知事当時)に翌年より球団名地域名入れ方針であることが報告された。この段階では「埼玉ライオンズもしくは所沢ライオンズ」が最有力候補であったが、「武蔵国西部」として地域名もしくは西武線沿線表現する球団会社名の「西武ライオンズ」も候補になっていた。また、翌年以降さいたま市埼玉県営大宮公園野球場一軍公式戦クライマックスシリーズ開催する方針であることも伝えられた。 スカウト活動中にアマチュア選手金銭供与するなどの不正行為行ったことに対し5月29日同年秋の高校生ドラフト上位2選手について西武指名剥奪し制裁金3000万円の処分科す発表したチーム交流戦10連敗記録するなどして、その後連敗するなど、低迷9月26日、対ロッテ戦敗れた時点1981年以来26年ぶりのBクラス確定し連続Aクラス日本プロ野球記録25年連続Aクラス)が途切れ首位日本ハム14ゲーム差最下位オリックス2.5ゲーム差の5位に終わった伊東最終戦直前不振責任取り辞意表明し監督退任した11月6日翌年から球団名を「埼玉西武ライオンズ」に変更することをプロ野球実行委員会申請し11月14日プロ野球オーナー会議承認された。 この年には二軍チーム球場命名権契約結んでいたグッドウィル・グループにおいて子会社であるグッドウィル違法派遣などの不祥事発覚したことから、12月グッドウィル・グループからの申し入れ双方合意により、命名権取得契約解除することが決定された。 2022年現在西武ライオンズ所属経験のあるNPB現役日本人選手中村剛也栗山巧いずれも西武)・中島宏之巨人)・田中靖洋ロッテ)・岸孝之涌井秀章炭谷銀仁朗いずれも楽天)・木村文紀日本ハム)の8人。

※この「伊東監督時代」の解説は、「埼玉西武ライオンズ」の解説の一部です。
「伊東監督時代」を含む「埼玉西武ライオンズ」の記事については、「埼玉西武ライオンズ」の概要を参照ください。

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