ヨモギダ少年愚連隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:05 UTC 版)
「めちゃ×2イケてるッ!の企画」の記事における「ヨモギダ少年愚連隊」の解説
「ヨモギダ少年愚連隊」(1996年3月) 1996年1月、「めちゃ2モテたいッ!」に一通の挑戦状が届いた。当時人気絶頂だった雛形に対する「アクション寝起き」での岡村の行動に激怒した挑戦状だった。挑戦状を送り付けた当時中学生だったヨモギダ君を追跡するため、岡村がとった行動は覆面をかぶって追跡する通称「岡村アタック」。しかし、ヨモギダ君は当時、柔道有段者で生徒会長だった。そしてヨモギダ君の憧れの人・雛形が登場、ヨモギダ君は憧れの人に逢えて赤面する。 「ヨモギダ少年愚連隊2」(1996年9月) 前回から約半年後、「ヨモギダはめちゃモテに出演して以来調子に乗っているらしい」との噂を聞きつけたナインティナインと内山信二の3人は、ヨモギダ君を懲らしめるためヨモギダ君の自宅に「夜8時、市民球場に来い!」の張り紙を残す。ヨモギダ君と内山信二が雛形のほっぺにキスをかけて柔道で対決し敗れる。 「ヨモギダ少年愚連隊3」(1999年3月 - 4月) ヨモギダ君が大学を受験することを知った岡村は、自分も大学を再受験すると決意、家庭教師を雇い8年ぶりの猛勉強。まずはヨモギダ君も受験する筑波大学第二学群日本語・日本文化学類を受験、岡村はヨモギダ君にあげたコートの中にメッセージカードを残し、ヨモギダ君に市民球場で岡村が筑波大学受験を明かす。ヨモギダ君はセンター試験には合格するが、岡村は足切りに。岡村は広末涼子のポスターを貼り早稲田大学も受験したが失敗。筑波大学の後期試験を受けるためヨモギダ君は姿を消す。筑波大学に落ちたヨモギダくんは滑り止めの中央大学に進学した。 「ヨモギダ少年愚連隊4」(2004年3月 - 4月) 2002年9月、母校・(通称)ヨモ高で教員研修中のヨモギダ君の姿を発見。2003年、中央大学を無事卒業したヨモギダ君だったが、同志とスカコア系バンドPATCH WORK LIFE(現在は活動休止)を結成、BBSに「七個」というハンドルネームとして出没していた。また、ヨモギダ君はバンド活動のほかに、彼女・ヨモ子と同棲しており、クリスマスデートを楽しんだりしていた。業を煮やした岡村はヨモギダ君のバイクを「岡村アタック」で、すし屋配達に変装した原付カブや郵便配達車に変塗装した追跡ロケバスで追跡したが失敗。それでも懲りない岡村は有野命名の「川島モーツァルト」というハンドルネームでPATCH WORK LIFEのBBSに潜入、「七個」とコンタクトを取る。 「PATCHWORK LIFE」のライブや偽オーディションに「川島モーツァルト」らを名乗るロックバンド「CLASSIQ」(つんく♂命名。Rn=Cityのメンバーほか)が出現、ヨモギダ君らを惑わせた。 そしてヨモギダ君のバイクに「夜7時、市民球場に来い!」のメッセージカードを残した。市民球場ではヨモギダ君に岡村が曲作りで対決を挑む。その他、業を煮やした極楽とんぼ・よゐこ・武田がバイクに乗って登場した。「爆走数取団」もヨモギダ君をゲストに迎え、巨大なセットを市民球場に運んで行なった(水海道与太郎 特別編 常勝ヨモギダのハルウララ)。 その後、キダ・タローや「岡村女子高校」合唱部も岡村の応援に駆けつけたが、岡村の楽曲は完成しなかった。ヨモギダ君は、つんく♂の相談を受けつつ、曲を本番直前に完成させ、楽曲発表会に駆けつけた家族の前で披露して見せた。 「伝説素人ヨモギダ君完結編直前SP」(2013年2月23日) ファイナル放送前の総集編。第1弾〜第4弾のハイライトシーンを振り返る。放送終了後、フジテレビオンデマンドでの過去シリーズ配信が開始された(岡村はフジテレビオンデマンドのことを「ヨモギダオンデマンド」と呼んでいた) 「ヨモギダ少年愚連隊ファイナル『卒業』」(2013年3月9日) 前作から9年ぶりの新作。かつ最終章。2013年3月9日2時間スペシャルで放送。 事前情報では前回岡村と約束した父親の建設会社も継がず、未だに東京(渋谷)でフラフラしているらしいとの情報を得て怒り心頭の岡村。渋谷の大手芸能事務所「アミューズ」が入居するビルに出入りしているという情報を元に調査すると、ヨモギダはアルバイトをしながら同ビル内の日本鍼灸理療専門学校に通学していたことが判明。さらに、年上の女性と結婚し、成人している連れ子の息子がいることが判明する。 本気で鍼灸を究めようとしているのか疑問に思う岡村は授業中のヨモギダを恒例の「岡村アタック」で撮影したり、新人AD(鍼灸学校の新入生という設定)との食事会を使って現在の状況を聞き出していく。さらにヨモギダの妻(通称「ヨモエさん」)との接触に成功。ヨモ父の反対に遭いながらも2年前に結婚し、結婚披露宴にナイナイを呼ぼうとするも岡村が休養中だったため呼べず、番組で復帰を知ったときは涙を流していたと知らされた際には岡村も感極まっていた。 ある日、ヨモギダは学校近くの整骨店で研修を受けることになる。しかし突然常連客(という設定)の梅宮辰夫をマッサージすることになるが、梅宮は満足せず、ヨモギダを説教し始める。そして最後に「これを読め」といい、ヨモギダに紙に書いてあることを読ませる。そこには「夜8時に市民球場に来い!!」と書いてあった。 そして市民球場に現れたヨモギダは9年ぶりに岡村とめちゃイケメンバーに対峙、初めて出会う新メンバーについても深い知識を持って接するが、三中に対しては「めちゃイケ愛でレギュラーになれるなら自分の方こそふさわしい」と敵対心をむき出しに。白黒をつけるため柔道で対決することになり、激闘の末ヨモギダが勝つ。しかし、当初のきっかけであった雛形のことを完全に忘れられており(しかもヨモギダの結婚相手は雛形より年上)、いじけた雛形がメンバーやヨモギダを絞め落としていった。 その後矢部の提案でヨモギダの結婚記念パーティーを行うことになる。ヨモエや息子も来て賑わうが、岡村は連絡もせず遅刻する。そんなときカガリPが一つのカセットテープを差し出す。再生すると、岡村が北の国からさながらに語り、「結婚おめでとう」「今までお前の人生に口出ししてごめんな」とお祝いの言葉を贈る。テープの最後にはヨモ父から「あの時(ヨモギダが結婚したとき)は素直に喜べなかった。でも親父は俺の結婚に口出ししなかった」「結婚おめでとう」と言葉を贈った。しかし最後にはスパイ大作戦のように、ラジカセが焼滅・爆発するオチで締められた。 ラストはヨモギダが今まで以上に勉強に打ち込む中、以前岡村がもらったヘルメットを返却したこと。そして、「雛形いじりに対する岡村への苦情」から始まった本企画を省みて、岡村が苦情の無い、自由な番組作りをするために、フジテレビの一室を借りてオンデマンドテレビ局「ゼロテレビ」を立ち上げたことを報告する。 テーマ曲 キャロル 「ファンキー・モンキー・ベイビー」(オープニングテーマ) 爆風スランプ 「RUNNER」 QUEEN 「SAVE ME」(ヨモギダ君の中学時代の一番好きな曲)
※この「ヨモギダ少年愚連隊」の解説は、「めちゃ×2イケてるッ!の企画」の解説の一部です。
「ヨモギダ少年愚連隊」を含む「めちゃ×2イケてるッ!の企画」の記事については、「めちゃ×2イケてるッ!の企画」の概要を参照ください。
- ヨモギダ少年愚連隊のページへのリンク