ムネーシマケー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/18 05:36 UTC 版)
ムネーシマケー(古希: Μνησιμάχη, Mnēsimachē)は、ギリシア神話の女性である。アカイア地方の都市オーレノスの王デクサメノスの娘[1]。姉妹にヒッポリュテー[2]、双子のテーライポネーとテーロニケー[3]、および一説によるとデーイアネイラがいる[4][5]。エーリス地方の王の1人アマリュンケウスと結婚し[6]、ディオーレースの母となった[7][8][9]。
アポロドーロスによると、ムネーシマケーはケンタウロスのエウリュティオーンから求婚された。父デクサメノスはしぶしぶムネーシマケーとの結婚を認めたが、アウゲイアースの家畜小屋の掃除を終えたヘーラクレースがオーレノスを訪れたとき、デクサメノスは英雄に助けを求めた。そこでヘーラクレースはエウリュティオーンがムネーシマケーと結婚するために現れたところを殺し、ムネーシマケーを助けた[1]。ヒュギーヌスではエウリュティオーンが求婚したのはデーイアネイラとなっている[4][5]。
その他の女性
脚注
参考文献
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