フットボール・フォー・フレンドシップ2018
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「フットボール・フォー・フレンドシップ」の記事における「フットボール・フォー・フレンドシップ2018」の解説
2018年において、「フットボール・フォー・フレンドシップ」プログラム第6シーズンは2月15日から6月15日にかけて行われた。ファイナル・イベントはモスクワにおいてFIFA2018ワールドカップに先駆けて実施された。プログラムの参加者は、211の国・地域を代表する若手サッカー選手やジャーナリストであった。2018年の公式スタートは公開抽選「フットボール・フォー・フレンドシップ」が行われ、結果として32のサッカーチーム(国際友情チーム)が形成された。 2018年に、エコ・ミッションの一環として国際友情チームには希少絶滅危機動物の名前が付けられた。 アフリカゾウ コモドオオトカゲ キプンジ ゾウガメ ダマガゼル チーター サイ カスザメ シロクマ キツネザル グリズリー・ベア ジンベイザメ ミツユビ・ナマケモノ キングコブラ チンパンジー インドガビアル ニシゴリラ テイオウキツツキ サイガ シロガオオマキザル コアラ アムールトラ グレビーシマウマ オランウータン ジャイアントパンダ マゼランペンギン ウガンダキリン ザトウクジラ リカオン ライオン カバ ガラパゴスアシカ また、エコ・ミッションの一環として2018年5月30日に国際社会に希少動物の保護を訴える国際キャンペーンHappy Buzz Dayが打ち上げられた。このキャンペーンには、ロシア、アメリカ、ネパール、イギリスの国立公園が参加した。更に「フットボール・フォー・フレンドシップ」プログラムのファイナル・イベントの際、参加者たちは天然ガスを燃料とした環境に優しいバスで移動した。 2018年プログラム「フットボール・フォー・フレンドシップ」参加国・地域: 1. オーストラリア連邦 2. オーストリア共和国 3. アゼルバイジャン共和国 4. アルジェリア民主人民共和国 5. アメリカ領ヴァージン諸島 6. アメリカ領サモア 7. アンギラ 8. アンティグア・バーブーダ 9. エジプト・アラブ共和国 10. アルゼンチン共和国 11. アルバ 12. バルバドス 13. ベリーズ 14. バミューダ諸島 15. ベネズエラ・ボリバル共和国 16. ボスニア・ヘルツェゴビナ 17. イギリス領バージン諸島 18. ブルキナファソ 19. ルクセンブルク大公国 20. ハンガリー 21. ウルグアイ東方共和国 22. ガボン共和国 23. ギニア共和国 24. ジブラルタル 25. ブルネイ・ダルサラーム国 26. イスラエル国 27. カタール国 28. クウェート国 29. リビア国 30. パレスチナ国 31. グレナダ 32. ギリシャ共和国 33. ジョージア 34. 東ティモール民主共和国 35. コンゴ民主共和国 36. サントメ・プリンシペ民主共和国 37. スリランカ民主社会主義共和国 38. ドミニカ共和国 39. ヨルダン・ハシェミット王国 40. アフガニスタン・イスラム共和国 41. イラン・イスラム共和国 42. モーリタニア・イスラム共和国 43. イタリア共和国 44. イエメン共和国 45. ケイマン諸島 46. カナダ 47. 中華人民共和国 48. チャイニーズタイペイ(台湾) 49. アンドラ公国 50. リヒテンシュタイン公国 51. ガイアナ共和国 52. 朝鮮民主主義人民共和国 53. バーレーン王国 54. ベルギー王国 55. ブータン王国 56. デンマーク王国 57. スペイン王国 58. カンボジア王国 59. レソト王国 60. モロッコ王国 61. オランダ王国 62. ノルウェー王国 63. サウジアラビア王国 64. スワジランド王国 65. タイ王国 66. トンガ王国 67. スウェーデン王国 68. キルギス共和国 69. キュラソー島 70. ラオス人民民主共和国 71. ラトビア共和国 72. レバノン共和国 73. リトアニア共和国 74. マレーシア 75. モルディブ共和国 76. メキシコ合衆国 77. ボリビア多民族国 78. モンゴル 79. モントセラト 80. バングラデシュ人民共和国 81. パプアニューギニア独立国 82. サモア独立国 83. ニュージーランド 84. ニューカレドニア 85. タンザニア連合共和国 86. アラブ首長国連邦 87. クック諸島 88. タークス・カイコス諸島 89. アルバニア共和国 90. アンゴラ共和国 91. アルメニア共和国 92. ベラルーシ共和国 93. ベナン共和国 94. ブルガリア共和国 95. ボツワナ共和国 96. ブルンジ共和国 97. バヌアツ共和国 98. ハイチ共和国 99. ガンビア共和国 100. ガーナ共和国 101. グアテマラ共和国 102. ギニアビサウ共和国 103. ホンジュラス共和国 104. ジブチ共和国 105. ザンビア共和国 106. ジンバブエ共和国 107. インド共和国 108. インドネシア共和国 109. イラク共和国 110. アイルランド共和国 111. アイスランド共和国 112. カザフスタン共和国 113. ケニア共和国 114. キプロス共和国 115. コロンビア共和国 116. コンゴ民主共和国 117. 大韓民国 118. コソボ共和国 119. コスタリカ共和国 120. コートジボワール共和国 121. キューバ共和国 122. リベリア共和国 123. モーリシャス共和国 124. マダガスカル共和国 125. マケドニア旧ユーゴスラビア共和国 126. マラウイ共和国 127. マリ共和国 128. マルタ共和国 129. モザンビーク共和国 130. モルドバ共和国 131. ナミビア共和国 132. ニジェール共和国 133. ニカラグア共和国 134. カーボヴェルデ共和国 135. パキスタン・イスラム共和国 136. パナマ共和国 137. パラグアイ共和国 138. ペルー共和国 139. ポーランド共和国 140. ポルトガル共和国 141. ルワンダ共和国 142. サンマリノ共和国 143. セーシェル共和国 144. セネガル共和国 145. セルビア共和国 146. シンガポール共和国 147. スロベニア共和国 148. ミャンマー連邦共和国 149. スーダン共和国 150. スリナム共和国 151. シエラレオネ共和国 152. タジキスタン共和国 153. トリニダード・トバゴ共和国 154. トルクメニスタン 155. ウガンダ共和国 156. ウズベキスタン共和国 157. フィジー共和国 158. フィリピン共和国 159. クロアチア共和国 160. チャド共和国 161. モンテネグロ 162. チリ共和国 163. エクアドル共和国 164. 赤道ギニア共和国 165. エルサルバドル共和国 166. 南スーダン共和国 167. カメルーン共和国 168. ロシア連邦 169. ルーマニア 170. 中華人民共和国香港特別行政区 171. プエルトリコ 172. 北アイルランド 173. セントビンセント及びグレナディーン諸島 174. セントルシア 175. シリア・アラブ共和国 176. スロバキア共和国 177. バハマ国 178. ドミニか国 179. グレートブリテン及び北アイルランド連合王国 180. アメリカ合衆国 181. ソロモン諸島 182. ベトナム社会主義共和国 183. コモロ連合 184. 中華人民共和国マカオ特別行政区 185. オマーン国 186. タヒチ 187. グアム(アメリカ領) 188. トーゴ共和国 189. チュニジア共和国 190. トルコ共和国 191. ウクライナ 192. ウェールズ 193. フェロー諸島 194. ネパール連邦民主共和国 195. エチオピア連邦民主共和国 196. ブラジル連邦共和国 197. ドイツ連邦共和国 198. ナイジェリア連邦共和国 199. ソマリア連邦共和国 200. セントクリストファー・ネーヴィス 201. フィンランド共和国 202. フランス共和国 203. 中央アフリカ共和国 204. チェコ共和国 205. スイス連邦 206. スコットランド 207. エリトリア国 208. エストニア共和国 209. 南アフリカ共和国 210. ジャマイカ 211. 日本 2018年「フットボール・フォー・フレンドシップ」ワールドカップには32の国際友情チームが参加した。事業が始まって以来初めて最終試合をシリアの若手コメンテーター・ヤズン・タハが、試合のレフェリーをロシアの若手審判ボグダン・バタリンが務めた。 2018年「フットボール・フォー・フレンドシップ」ワールドカップ優勝者は、ドミニカ、セントクリストファー・ネイビス、マラウィ、コロンビア、ベナン、コンゴ民主共和国の若手サッカー選手から成るチーム「シムパンゼ」となった。この若手チームをサランスクのヴラディスラフ・ポリャコフが練習を施した。 6月13日、海洋学・海洋生物学センター「モスクワリウム」に於いて、第6シーズンの最後を飾る催しとして国際児童フォーラム「フットボール・フォー・フレンドシップ」が開催された。同フォーラムには、ヴィクトル・ズブコフ(「ガスプロム」社取締役会議長)、オリガ・ゴロジェツ(ロシア連邦政府副首相)、イケル・カシリャス(イタリア人サッカー選手、サッカー・ロシアユース代表コーチ)、アレクサンドル・ケルジャコフ(ロシア人サッカー選手、サッカー・ロシアユース代表コーチ)、そして世界54ヶ国の大使館代表とその他の来賓が訪れた。 同フォーラムでは、第6シーズンの最優秀若手サッカー選手が表彰された:コンゴ民主共和国のデオ・カレンガ・ムヴェンゼ(最優秀フォワード)、 ベナンのヤミル・オウル(最優秀ハーフディフェンス)、ウェールズのイヴァン・ヴォルィンキン(最優秀ゴールキーパー)そしてブラジルのグスタヴォ・シントラ・ロチャ(MVP)。 2018年「フットボール・フォー・フレンドシップ」プログラムの最優秀若手ジャーナリストにはアルバのシェイカリ・アセンシオンが選ばれた。アセンシオンは、オセアニアの若者達に対して環境への意識向上をアピールするブログを運営している。 フォーラムでは、前シーズンのインド人参加者アナニー・カンボジュの著書プレゼンテーション・サイン会が行われた。2017年の「フットボール・フォー・フレンドシップ」第5シーズン終了後、アナニーは若手ジャーナリストとして参加した体験を基に「モハリからサンクトペテルブルクへの私の旅」を執筆した。その中で彼女は世界をより良く変えるための同プログラムの9つの価値について語った。 6月14日、国際児童フォーラム「フットボール・フォー・フレンドシップ」終了後、若手サッカー選手及びジャーナリストは2018年FIFAワールドカップロシア大会の開会式に出席した。スタジアムで、子供たちは同年に参加した211ヶ国・地域の旗を厳粛に掲げた。その後、「フットボール・フォー・フレンドシップ」の若手参加者はロシア対サウジアラビアの開幕戦を観戦した。 プーチン・ロシア連邦大統領は、開幕戦を共に観戦するために「フットボール・フォー・フレンドシップ」のロシアの青年大使アルベルト・ジンナトフを自らの観客席に招いた。そこで青年はブラジルのサッカーチャンピオン・ロベルト・カルロスおよびスペイン人選手イケル・カシリャスと交流した。 モスクワでのファイナル・イベントには211ヶ国・地域の1500人の子供達が参加した。第6シーズンの枠内において世界各地で180以上のイベントが開催され、240000人以上の若者が参加した。 2018年において政府代表者が事業を支援した。オリガ・ゴロジェツ・ロシア連邦政府副首相はプーチン大統領の国際児童フォーラム参加者及び来賓に宛てた歓迎の辞を読み上げた 。ドミトリー・メドヴェージェフ・ロシア連邦首相は、第6回国際児童フォーラム「フットボール・フォー・フレンドシップ」参加者及び来賓に向けて挨拶の電報を送った 。マリア・ザハロヴァ・ロシア外務省報道官は、5月23日の記者会見の場で、今や「フットボール・フォー・フレンドシップ」プログラムは、国際社会においてロシアの国際社会政策の重要な人道的構成要素として受け入れられていると述べた。 伝統的に「フットボール・フォー・フレンドシップ」プログラムはFIFAによって支援されてきた。組織委員会によると、モスクワでのファイナル・イベントには5000人の参加者・来賓が参加した。
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