連邦大統領
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/21 03:59 UTC 版)
連邦大統領(れんぽうだいとうりょう)は、連邦制を採用する国の大統領。
狭義には、ドイツ語のBundespräsidentの訳語を指す。「Bundes」は「連邦」を、「präsident」は「大統領」を意味する。
各国の連邦大統領
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連邦大統領
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 16:28 UTC 版)
「クリスティアン・ヴルフ」の記事における「連邦大統領」の解説
2010年5月、ホルスト・ケーラー大統領がアフガニスタン訪問時の失言の責任を取って辞任した際、CDU・FDP連立であるアンゲラ・メルケル政権より後任の連邦大統領候補に選ばれ、2010年6月30日に行われた連邦会議で、SPDや緑の党が推す対立候補ヨアヒム・ガウクらに対し、第3回投票にもつれこむ苦戦の末に選任された。連邦大統領の就任にあたっては、ドイツ連邦共和国基本法55条により連邦大統領以外連邦政府及び州政府の公職に就くことが許されていないため、ヴルフはニーダーザクセン州首相を辞任した。 2011年末、ニーダーザクセン州首相在職中の2008年、自宅購入資金として50万ユーロの融資を知人から低金利で受けていたことが発覚。更にこの事実を報道しようとした新聞紙の編集長に対し、記事を掲載しないよう電話したことも明らかになり、批判を浴びた。これに対しヴルフは2012年1月4日、ARDとZDFの取材に応じ「違法行為は何もしていないが、全ての行いが正しかったわけでもない」「(新聞社編集長への電話は)ひどい過ちだった」と釈明し、任期満了までの続投を表明した。これに対し同月8日には、大手不動産会社のサイトにヴルフやベレヴュー宮(ベルリン大統領官邸)の写真と共に「賃貸物件。3棟で1ヶ月1ユーロ。首相官邸至近。現住人は近く退去」と書かれたいたずら広告が一時掲載される事態も起きている。 2012年2月17日、検察により汚職事件の捜査が本格化されたのに伴い連邦大統領職を辞任した。2013年4月12日に在宅起訴された。2014年2月27日、ハノーファー地裁は問われていた収賄罪について無罪判決を出した。
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