ナンバーズ・マシナリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 06:55 UTC 版)
「8マン インフィニティ」の記事における「ナンバーズ・マシナリー」の解説
「ヴァレリー」の手で生み出された最高位のマシナリー。「世界を導く人類のエリート」とも言われるが、それぞれが完全に分割されたプロジェクトで進行しており意図的に記憶を消されたり改竄された者もいる。更に「素体」として選ばれた人物にも戦災孤児や犯罪被害者から犯罪者までいると言う選んだ人物の意志を疑う部分も多い。 当初は1stから9thまでの9体の予定だったが、東八郎とアンナによって8thボディを奪われた為、ケン・ヴァレリーを新たな8thとして生みだした為、計10体。 ハリエット・ハントレス / 2nd(セカンド) 白人女性のマシナリー。神に近い力をも持つとされる。ヴァレリーの理想「マシナリーは兵器ではない」を体現しようと願う者。その他の詳細は不明。 モデルは『ウルフガイ』の虎2(フーリャン)。 林 芳蘭(リン ファンラン) / 4th(フォース) 中国人少女のマシナリー。虎型のパートナーマシナリー「サンダー」と行動を共にしている。 マシナリーは人類のエリートに与えられると信じており、プライドが高い。超音速で移動する能力を持っており、それを最大限に生かして戦う高速戦闘タイプで、「マシナリー同士の戦いを決する絶対の条件」は「スピード」だと豪語している。 光一に最初に接触したナンバーズ。ある事件でシステムダウンを起こし、再起動のため光一によって精神にダイブされた事をきっかけとして、彼に対してツンデレに近い複雑な心情を持つようになる。 幼少の頃、父母を「黒い蝶」によって殺害されている。また、自らも同様に命を奪われたが、ヴァレリーの研究者達の手でマシナリーとして蘇った。 モデルは『ウルフガイ』の虎4(フースー)。 アーネスト・ライト / 5th(フィフス) 黒人青年のマシナリー。パートナーは鳥型マシナリーの「オルガ」。 紛争地帯の少年兵であったが、介入してきた国連軍の女性兵士(幸に似た黒人女性)に助けられ、そのまま彼女の養子となる。しかし、いつしかその事を忘れて再び戦いの中を生きるようになった(その経緯については不明)。 光一(8th)との戦いの中で、彼のクオリアに触れ、忘れていた母の記憶を思い出し、以後は破壊対象である8th(光一)と奇妙な共闘関係を結ぶことになる。 左腕をレールガンに変形させて戦う重火器タイプで、超音速で移動する能力は持たないが、「オルガ」が上空から標的の位置を示すため、その攻撃から逃れることは、超音速をもってしても困難である。 モデルは『サイボーグ・ブルース』の主人公。 6th(シクスス) 最初に「∞システム」を搭載されたマシナリー。その暴走により街を一つ吹き飛ばし、20万人を死に至らしめ、自らは記憶の全てをシステムに食われてしまった。そのため、自らの外形も保つことが出来ず、辛うじて人の姿を保ち会話だけが出来る存在となってしまう。 ルシア・大滝・ジーベル(ルシア おおたき ジーベル)/7th(セブンス)=アニマ クォーター日系人の少女で超能力者。彼女の監視役でもあるパートナーは猫型のマシナリー「ダイ」。 本来は心優しい少女だが、両親を火災で亡くしたトラウマから炎恐怖症となり、解離性同一性障害を患った結果、自身を守るためなら殺しを厭わない凶暴な人格を持ってしまった。そこからジェネシスのカレーニナ教授に目をつけられ、量子脳の記憶を改竄され「アニマ」という人格を構成されるなど一種の実験体として扱われるようになってしまう。 アニマはあくまでも精神上の存在であるため、機械的なセンサーには感知されず記録もされない。また、アニマがルシアのボディの主導権を奪い取ることもある。念動能力や瞬間移動など、数々の超能力を駆使する。 本人のモデルは原作『8マン』に登場した、小島ナミ(こじま ナミ)[要出典]。 ケン・ヴァレリー / 8マン・シェイド=8th アンナによる『8th』素体強奪事件の後、ヴァレリーが再開発した新たなる8th。光一の8th素体とは違い『∞システム』は搭載されていない。 実はヴァレリーこと谷博士の息子。「シェイド」とは「影」の意味で、東八郎とその後継者である光一へのあてつけのために自らを「8マンが大地に落とした影」と呼び、そう名乗っている(胸のマークは「3」とその反転画像の組み合わせのように見える形になっている)。 『8マン』にはサイボーグとして登場、激闘の末に死亡している。当作内では「その後、谷博士によってその記憶をコンピュータに保存され、クオリアとして蘇らされて新たなる8thボディを与えられた」とされている。 アルベルト・ダンガー / 9th(ナインス) 通称・魔王。国際犯罪シンジケート「黒い蝶」の首魁。世界の裏側で様々な暗躍をする男。そのために誰が何が犠牲になろうとも、それを振り返ることなど決して無い、冷酷極まりない外道。パートナーのマシナリーは大蛇。 モデルは『エリート』の魔王(エルケーニッヒ)ダンガー。
※この「ナンバーズ・マシナリー」の解説は、「8マン インフィニティ」の解説の一部です。
「ナンバーズ・マシナリー」を含む「8マン インフィニティ」の記事については、「8マン インフィニティ」の概要を参照ください。
- ナンバーズ・マシナリーのページへのリンク