デルモゲニィ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 03:26 UTC 版)
美女や美少女だけで構成されているルドルフ・ハーゲン配下の私設部隊。略してデルモ。彼の優秀な遺伝子を残し、伝えるべく集められた。階層は制服の色によって区分され、第1期では指揮官や管制官を務める白、火器による遊撃部隊の青、機甲部隊のピンク、実働部隊の黒となっており、第2期からは戦闘指揮官を務める金色(ゴールデン)も登場する。 制服はボディコンタイプのセットアップで肩がパフスリーブとなっており、ボトムは常にパンツが見え隠れするほど短いマイクロミニ。パンツは白のTバックで統一されている。細かい差異としては最上位の白デルモは上着が加飾を施された色違い(他のデルモは上下同じ色)のものとなっており、最下級の黒デルモは徒手空拳で戦うため機動性重視のプリーツスカートに白のニーハイを着用。 名称は熱帯魚の名前から取られている[要出典]。 ホワイトデルモ デルモの中でも幹部に当たる階級で、ルドルフの旗艦の管制業務等も任務となっている。艦長 声:永島由子 深緑色をしたロングヘアーの美女。旗艦に潜入したガストを迎え撃つが返り討ちにされるも、緊急警報を鳴らすなど意地を見せる。 第2期では死んだハーゲンに代わりリーダーとしてデルモ軍団を指揮して藍華に復讐を挑む。藍華との決戦では副官とのコンビネーション攻撃で追い詰めるが、最後は藍華の麻酔銃の直撃を受け敗北した。なお、女同士であるにも関わらず副官とは相思相愛の仲である。 ホワイト(副官) 声:平松晶子 常に艦長と行動を共にしている美女で、艦長とは恋愛関係にある。 第2期では艦長と共に藍華との決戦に挑むが、隙を突かれて藍華から絞首技を受け失神する。 ホワイトN 声:柳原みわ、夏樹リオ 濃い化粧に作中屈指の爆乳が特徴のつり目の美女。黒デルモに変装したりおんとメイピアを発見するも、それを見抜けず仲間と間違え叱責しただけで見逃してしまう。その後に気が付くも藍華の攻撃を受け敗北。 ホワイトP 声:林玉緒、川上未遊 ホワイトR 声:佐藤ゆうこ ニナ・エスコ(ホワイトS) 声:田中涼子→岡村明美 艦長・副官の秘書官を務める女性。第2期で藍華との最後の決戦の場に居合わせていたが艦長と副官の敗北を目の当たりにし、震えながら藍華に銃を向けるも腹部への肘鉄を受けあえなく倒される。 青デルモ 銃火器の使用が許された兵隊。階級は黒より上。ブルーリーダー 声:白鳥由里 茶髪の美女。幾度となく愛華に挑む。 ブルー(ヴァレリー) 声:新山志保 色黒で金髪の長身の女性。第2期では髪を切ってピエールと名乗って男装し、藍華に近づく。彼女に薬を盛って弱体化させるが、それでも大して弱くはなっておらず、エレベーターで襲撃をかけた際にはいとも簡単に倒された。藍華に「そっち」の気は無かったらしく、ヴァレリー相手にキスまでしてしまったことを心底落胆していた。 ブルーX(キャサリン) 声:山崎和佳奈 金髪。巡回中にメイピアが外した金網が直撃してあっさり気絶した。復帰後は捕縛したりおんを護送するが、隙を突かれて殴り倒された挙句服を盗まれた。 ブルーY 声:高橋あつこ ブルーV 声:三橋加奈子 ブルーW 声:高村綾子 ピンクデルモ 機甲師団に入っているデルモ。砲兵なども担当する。ピンクリーダー 声:山崎和佳奈 ピンクデルモのリーダー。 ピンク(スージー) 声:山崎和佳奈 装甲車部隊に所属していたが、ビアンカに降りろと命じられてしまう。 ピンク(ビビアン) 声:三橋加奈子 ピンク(リズ) 声:鈴木裕美子 ピンク(ベティ) 声:竹内順子 黒デルモ 最下級のデルモで年齢も10代中~後半といった少女たちで構成されている。戦闘は全て徒手空拳で戦うが、メンバー個人の戦闘力そのものは高くはなく、基本的に数をそろえた上での突撃戦法をとる。 なお、黒デルモは全員日系人という設定。ブラックリーダー 声:西原久美子 薄紫色の髪を内巻きボブヘアにしている巨乳の美少女。リーダーだけあって黒デルモの中では高い実力を持ち、スタイルも肉感的である。 第1話で部下の黒デルモ小隊を率いて藍華襲撃作戦の指揮を取るも、部下の黒デルモ小隊が返り討ちにされ作戦は失敗。自身も藍華に決闘を挑むが、その場に割って入ったネーナに作戦失敗の責任を問われると、胸の谷間に蹴りを打ち込まれ失神。そのまま部下ともども車に積まれ、旗艦内でネーナと白デルモたちから再び制裁を受ける事となる。その後もやられ役として頻繁に登場する。 ブラックH、ブラック(みさき) 声:田上香織 ブラック(かな) 声:山崎和佳奈 ブラック(さえ) 声:三橋加奈子 ブラック(ゆき) 声:鈴木裕美子 ブラック(名前未設定) 声:笹本優子、倉田雅世、村井毎早、津村まこと ゴールデンデルモ 第2期以降に登場。デルモ内部でも直接戦闘力に優れた4名が選ばれており、階級はホワイトのすぐ下にあたる。制服は胸元が菱型にカットされたセクシーな物。実力は高く、ガストやメイピアでは全く相手にならない。最終話では勢ぞろいで主人公たちと対決する。ビアンカ 声:高山みなみ 赤髪の美女。普段は冷静だが、感情が高ぶると気性が荒い一面を見せる。拳銃使いであるが、藍華に対しては「銃で殺すには生ぬるい」と吐き捨て、手甲剣での格闘戦を挑んだ。ヴァレリーをうまく使い、その隙をついて藍華を倒そうとするも失敗。なりふり構わず装甲車を投入して殲滅にかかるが、藍華の機転により返り討ちに遭う。 最終話では小型火炎放射器を用いて藍華を焼き殺そうとするが、オルタネイトメタルの力で防がれ倒された。 リエ・ペトリヤコワ 声:大谷育江 デルモの中では最も幼く、黒髪をロングにした美少女。藍華のことを徹底的に調べようと目論み、依頼人のフリをして彼女に「適性試験」と称しあらゆる検査をかけた。藍華以外のK2コーポレーションのメンバーを「オマケ」とあしらうなど気が強く、口も達者。可愛らしさと腹黒さを同居させ、上手く使い分けられる。部下の黒デルモたちが藍華の攻撃により次々とやられていく中でも全くお構いなしにデータ収集を始めるなど度胸も性格も豪胆。 散々収集したデータをもとに、「全裸写真をネットに流出する」と嘯いて藍華を脅迫するが逆に激昂させてしまう。戦闘は多彩な投げ技等を駆使して善戦するものの、長い髪を掴まれて動きを封じられたところに攻撃を受け失神。しばらくして意識を取り戻した後もデータを基地に持ち帰ろうとするが、藍華の大暴れに完全に縮み上がってしまい逃走。脱走を目論むK2コーポレーションにミサイルを撃ち込んで飛行機ごと吹き飛ばそうとするが、郷三の発射したポッドが腹部に直撃し気絶した。 サニア 声:長沢美樹 トニアとコンビを組む重火器の使い手。トニアと共にK2コーポレーション本社に時限爆弾を仕掛けた上、郷三を車で跳ね飛ばして重傷を負わせた。 本部を襲撃したK2コーポレーションをトニアと共に追い詰めるが、本部での戦いでオルタネイトメタルモードの藍華に倒された。 トニア 声:井上喜久子 サニアの相棒。長い銀髪を編み込んだクールな美女。手甲鉤を用いた近接戦を得意とする。サニアと共にK2コーポレーション本社を襲撃した。 暗闇の中でこそ藍華相手に終始互角に戦えたものの、本部での戦いではオルタネイトメタルモードの藍華に倒された。
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