settling
「settling」の意味・「settling」とは
「settling」は英語の動詞で、主に「落ち着く」「定住する」「解決する」などの意味を持つ。また、物理的な状況を指す場合は「沈む」「沈殿する」などの意味も含む。動詞の原形は「settle」で、これが現在分詞形として「settling」になる。「settling」の発音・読み方
「settling」の発音は、IPA表記では /ˈsɛtlɪŋ/ となる。IPAのカタカナ読みでは「セトリング」となる。日本人が発音する際のカタカナ英語では「セトリング」と読むことが一般的である。「settling」の定義を英語で解説
「settling」は、「The act of making something stable or putting it in a certain place, or the act of reaching a decision or agreement」(何かを安定させたり特定の場所に置く行為、または決定や合意に達する行為)と定義される。「settling」の類語
「settling」の類語としては、「resolving」(解決する)、「establishing」(確立する)、「calming」(落ち着かせる)などがある。これらの単語も「settling」と同様に、ある状況や問題を安定させたり、解決したりする意味合いを持つ。「settling」に関連する用語・表現
「settling」に関連する用語や表現としては、「settle down」(落ち着く、定住する)、「settle in」(新しい環境に慣れる)、「settle for」(~で我慢する)などがある。これらの表現は、「settle」を基にしたフレーズで、それぞれ異なるニュアンスを持つ。「settling」の例文
以下に「settling」を用いた例文を10個示す。 1. He is settling in his new job.(彼は新しい仕事に落ち着いてきている)2. They are settling for less than they deserve.(彼らは自分たちが受けるべきものよりも少ないもので我慢している)
3. The dust is settling after the storm.(嵐の後、ほこりが落ち着いてきている)
4. The company is settling the dispute with the workers.(会社は労働者との紛争を解決している)
5. The sediment is settling at the bottom of the glass.(沈殿物がグラスの底に沈んでいる)
6. They are settling into their new home.(彼らは新しい家に落ち着いてきている)
7. The government is settling the land dispute.(政府は土地紛争を解決している)
8. The snow is settling on the ground.(雪が地面に積もっている)
9. They are settling their differences.(彼らは互いの違いを解決している)
10. The bird is settling in its nest.(鳥は巣に落ち着いている)
セトリング〈settling〉
セトリング (発酵前の清澄)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:49 UTC 版)
「白ワイン」の記事における「セトリング (発酵前の清澄)」の解説
セトリングないしはデブルバージュ(英:settling、仏:débourbage)は、果汁から澱を除去し澄んだ果汁を得る目的で行われる。澱は、懸濁液中のコロイド、果皮または果肉由来の破片、および外因性の小片(土など)を含む。 静的沈降とは、破片を沈降させムストから除去することからなる。プレス後、ムストは空気に触れないようにタンクに静置される。浮遊した粒子はタンクの底に沈殿する。これは、ペクチン化合物を構成する長鎖有機化合物を分解するペクチン分解酵素の添加によって促進される。ペクチンにより果汁の粘度は高まるため、ペクチン分解酵素によって懸濁したペクチンをより短い鎖に切断し、粘度を低下させることによって沈殿を加速する。もし発酵が始まると、二酸化炭素の泡が放出され果汁の中に懸濁した粒子を広げ、沈殿を邪魔してしまうため、果汁の冷却が必要である。果汁が清澄化された後、発酵には上澄みだけが使われる。 動的沈降とは、果汁と澱との分離を機械を使って加速して行うことを指す。遠心分離機は大きい粒子であれば除去できるが、高レベルな透明性は得られない。 浮選によるセトリングは、タンクの底部からガスを導入して泡を形成することによって、粒子を液面に上昇させ、スクレイパーによって除去させる技術である。ロータリー真空フィルタによる濾過は、比較的遅いが効果的である。これは、遠心分離機から出る澱から果汁を再回収するためによく使用される。 さらに酵素処理によって、清澄剤(英語版)による清澄を効率化できる。。ベントナイトはコロイドを沈降させるための機械的な重りとして働き、沈降速度を加速させる。また、ゼラチンは圧搾によって抽出された懸濁状態のタンニンを凝集させるために使われる。タンニンは苦味の原因となるため、その除去は一般的に白ワインにとって有益である。ポリビニルポリピロリドン (PVPP)は、ポリフェノールを固定し除去することを可能にする。これらの分子はワインの褐変に関与しており、これらを除去することでできあがるワインの安定性が高まる。 「澱の安定化」(液体冷却安定化)では、醸造家は通常、数日間懸濁した澱をそのままにするため、清澄はすぐには進行しない。その後、上記のような従来の沈降工程に進む。この技術により、可溶性の高い"チオール"前駆体 (パッションフルーツ、柑橘類などの香りがある)の果汁中の濃度を高めることができる。とりわけソーヴィニヨン・ブランやコロンバールのようないくつかの品種に適している。「澱の浸漬」では、静的沈降で沈んだ澱を冷蔵タンクに集め、数日間攪拌する。ろ過と発酵の後、チオールが豊富な白ワインが得られる。冷却による沈降の促進は、エグ味の原因となる酒石酸の除去にも用いられる。冷却によって酒石酸はミネラル等と結合して析出しやすくなり、沈殿する。 ミュスカデ製造の5工程 Step 1: ブドウ果実 Step 2: ブドウ果汁 Step 3: ろ過されたブドウ果汁 Step 4: ろ過されたブドウ果汁をセトリングしたもの Step 5: ろ過された澱
※この「セトリング (発酵前の清澄)」の解説は、「白ワイン」の解説の一部です。
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