ムスト
ムスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/13 05:04 UTC 版)
ムスト(ラテン語: vinum mustum、「若いワイン」の意)は、新鮮な圧搾した果物ジュース(通常はブドウジュース)で果物の皮、種、果梗が含まれている。ムストの固形部分はポマース(ポミス)と呼ばれ、通常はムストの総重量の7% - 23%分ができる。ムストの製造はワイン作りの第一歩である。ムストはさまざまな料理に甘味料として使われることもある。
ワインのムスト

ポマースが果汁の中に浸っている(スキンコンタクト)期間は最終的なワインの性格を決める上で重要な要素である。よって地域ごと、ワイン生産者ごとに違いがある。
ワイン生産者は頃合の時期を判断すると果汁をポマースから取り出し、それから果肉の細胞に残っている果汁を搾り出すためにポマースを圧搾する。発酵させるために酵母を果汁に入れる一方で、ポマースはしばしば肥料として使用するために葡萄園や果樹園に戻される。選別された未発酵のムストの一部は、瓶詰めに先立って甘味料として添加するためにズュースリザーブとして取り置かれる。
ワイン生産者は中には、使用済みのポマースに取り出した果汁と同量の水を加えたものを24時間置いてから水分を取り出して2番搾りのワインを作るところもある。こうして作られたワインはワイン生産者の雇い人への振る舞いとして供されたり、グラッパのようなポマース・ブランデーの基に使用される。
料理のムスト
ムストは古代ローマでは料理の材料として普通に使われていた。ムストは鉛製か青銅製のやかんで沸かされ軽く濃縮されたものがデフラタム、濃く濃縮されたものがサパと呼ばれた。これはしばしば、特に果物に酸味付けや防腐剤として使用された。地球科学者のジェローム・リアグは1983年に出版された『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』の中の記事で、デフラタムとサパを恒常的に口にすると危険な量の酢酸鉛を摂取してしまうという仮説をたてた。
濃縮されたムストはバルカン諸国と中東の料理でペクメズやディブスとして知られるシロップや、小麦粉と混ぜ合わせて濃厚にしたものが菓子の素材(ムスタレブリア、ソウツコス、チュルチヘラ)として使われる。
蜂蜜酒のムスト
この言葉は蜂蜜酒生産者が蜂蜜酒になる未発酵の蜂蜜と水の混合物を指す用語としても使用される。ビール醸造における類似の用語が麦汁である。
キリスト教の教会儀式におけるムスト
カトリック教会のミサでムストは、教区長が司祭や平信徒がワインを摂取すべきでない(通常はアルコール使用障害の問題)と判断し許可した場合は聖餐用ワインの代用とされる。しかし普通の状況ではムストがワインの代わりに使われることはない。[1]
この教えは少なくともローマ教皇ユリウス1世(337年 - 352年)に遡る。教皇は必要な場合は、但しそのときのみ、ブドウの圧搾ジュースを使うことができると宣言したとしてトマス・アクィナスの『神学大全』に引用されている。アクィナス自身はその不純さゆえに生のムストを聖餐杯に供してはならないと言明していたが、必要性がある場合には構わないと付け加えている。[2]
関連項目
脚注
- ^ Joseph Cardinal Ratzinger,"Gluten Allergies/Alcohol Intolerance and the Bread and Wine used at Mass" Archived 2008年7月29日, at the Wayback Machine., circular letter Prot. 89/78-174 98 of 24 July 2003, Congregation for the Doctrine of the Faith, to Presidents of Episcopal Conferences.
- ^ Summa Theologica, III, q. 74, art. 5, reply to objection 3.
出典
- Baldy, Marian W. The University Wine Course: A Wine Appreciation Text & Self Tutorial, 2nd Edition. San Francisco, Calif.: The Wine Appreciation Guild, 1995. ISBN 0-932664-69-5.
- Gozzini Giacosa, Ilaria. A Taste of Ancient Rome. Chicago: University of Chicago Press, 1994. ISBN 0-226-29032-8.
- Herbst, Ron, and Sharon Tyler Herbst. Wine Lover's Companion. Hauppauge, N.Y.: Barron's, 1995. ISBN 0-8120-1479-0.
- Nriagu, Jerome O. "Saturnine Gout Among Roman Aristocrats: Did Lead Poisoning Contribute to the Fall of the Empire?" NEJM. 11, no. 308 (17 March 1983): 660–3.
- Whittaker, John. Winemaking Made Easy. Edmonton: Lone Pine Publishing, 1993. ISBN 1-55105-030-7.
外部リンク
- Further information from the USCCB's Committee on Divine Worship
- Further information from the Liturgy Office of the Catholic Bishops' Conference of England and Wales
ムスト(CV:青山ゆかり)
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エルト王国内務大臣。外見は幼いが竜族の血を引くため実際はかなり長く生きており、彼女がいなければ内政は成り立たない。国王を含む要人の多くを失ったエルト王国が国土の半分を失うだけで済んだのも彼女の力によるところが大きい。ジンを雇うにあたっても彼のことをうまく丸め込んでいる。
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「ムスト」の例文・使い方・用例・文例
- ルイ・アームストロングはジャズ音楽に不滅の足跡を残した
- ルイ・アームストロングはジャズの王様と呼ばれている
- ニール・アームストロングは月に足を踏み入れた最初の人間だ
- 理科の授業で先生がフィルムストリップを見せた。
- 実態が伴う株式取引でないため、ファントムストックオプションは会計と税務の分野で物議を醸した。
- ランナーはコーナーを回ってホームストレッチへ入った。
- アームストロングは一番最初に月に到達した人でした。
- その馬はホームストレッチまで楽々とリードして走った.
- ランナーはコーナーを回ってホームストレッチへ入った.
- ハイストリートはここでイーストストリートとエルムストリートに分かれる.
- 宇宙飛行士のニール・アームストロングは月面に降り立った時, 「これは人間にとっては小さな一歩だが, 人類にとっては大きな飛躍である」という素晴しい言葉を発した.
- ホームストレッチにかかるところで彼は猛然スパートしてトップに出た.
- きらびやかに飾り立てられた魅力および恥じない感傷性−ジェロームストーン
- かんなによる(ジェムストーンを切るように)端または立体角の置き換え(特に隣接面に等しく傾いているかんなで)
- (結晶、特にジェムストーンについて)星群を示す
- 米国のジャズ音楽家で、ルイ・アームストロングの音楽スタイルに影響を与えた(1885年−1938年)
- アームストロングという人
- アームストロング砲という大砲
- ゴルフにおいて,ツームストーンという,各自の目標打数を打ち終わった時点を順位の対象とする競技方式
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