ゲームでのラディッツ
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ゲームでの初登場はファミリーコンピュータ用RPGソフト『ドラゴンボール3 悟空伝』。マジュニアとの戦闘に勝利した後のエンディングで特定のタイミングでボタンを押すことによって対戦できる隠しキャラクターとなっている。『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』ではゲーム序盤のボスとして登場する。スーパーファミコン用ゲームソフト『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』でも序盤のボスとして登場する。その後もピッコロの界王星での実戦修行の相手としてナッパと一緒に現れ戦うことになる。その際、界王が「こいつらを閻魔から借りるのは苦労した」と語っている。戦闘力は変わらず、ナッパは4000でラディッツは1500。 ゲームボーイ用ソフト『ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝』ではラディッツの戦闘力は1200。原作での栽培マンと同じくらいである。 スーパーファミコン用ソフト『ドラゴンボールZ 超悟空伝 -覚醒編-』では2周目以降のスペシャルエンドに、「もし悟空がラディッツの尻尾を握ったままだったら」というifストーリーが存在する。原作で言及されたようにラディッツは自ら尻尾を切り離し悟空から逃れ、悟空は魔貫光殺砲の誤射により死亡、ピッコロが意図的に悟空を殺したと勘違いした悟飯の頭突きによりピッコロも敗北し、それを見たラディッツは悟飯の高い潜在能力に目を付け、サイヤ人として育て上げることを決意する。数年後、ラディッツに育てられた悟飯が笑いながら都を焼き払うというバッドエンディングとなる。 格闘ゲームでの初登場はPlayStation 2専用ソフト『ドラゴンボールZ』。ラディッツに魔貫光殺砲を命中させるミニゲームが存在する。 PlayStationおよびWiiの『ドラゴンボールZ Sparking!NEO』では悟空の界王星での修業における最終テストの相手として登場。未だに弟である悟空を見下していたが、結局倒される。また、「運命の兄弟編」と題した、ラディッツを主人公としたifストーリーも収録されている。ピッコロとの戦いで記憶を失ったラディッツが悟空らと仲良くなる内容で、成長した悟空の姿を見て「お、親父!」「ば、バーダック…?」などと驚いている。とくに悟飯と親しくなり、記憶を取り戻して悟空たちの敵に回ったあとも悟飯にだけは本音を曝け出している。なお、記憶を失う原因は不良品の栽培マンを掴まされて自爆を食らったため。以降のシリーズでは栽培マンに嘗めた目で見られている。ナッパやベジータと闘わせると、その際に「いつまでも俺をナメていると後悔するぞ!」と言い放つ。 『ドラゴンボールZ Sparking!NEO』および『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』ではナッパ同様ゲームオリジナルの大猿となったラディッツが登場する。 『ドラゴンボールZ バーストリミット』では、ゲーム上悟空を援護した際や、仙豆を与えた際など悟空に好意的な発言をするが、悟空からは邪険に扱われる。 ニンテンドーDSソフト『ドラゴンボールZ 遥かなる悟空伝説』では、地獄から抜け出し、蛇姫のもとにいたり、占いババの宮殿にて悟飯と再戦するストーリーが展開され、悟飯から「お前が来なければ、お父さんが死ななかった」と怒りをぶつけられる場面もある。 ニンテンドーDSソフト『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』では、原作通り悟空と戦い、さらに死亡した後地獄に落ちたラディッツと2回再戦するイベントがある。1回目の戦闘力は1800、2回目は3000。地獄に落ちたラディッツはまったく反省しておらず、円生樹の実や元気の結晶を手に入れて、閻魔大王を超える力を身につけ地獄の王者になろうとしている。 『ドラゴンボール タッグバーサス』では、バーダックが主役のifストーリーに登場する。自分より先に地球に来襲したバーダックが孫(悟飯)可愛さに地球側についたことに怒り悟飯を誘拐しバーダックと戦うが、返り討ちにされる。 『ドラゴンボールフュージョンズ』ではラディッツとターレスがメタモリングを使ったEXフュージョンにより誕生した合体戦士「タッツ」が登場している。下級戦士同士の合体のため相性が良い。また、ラディッツとナッパのEXフュージョンにより誕生した合体戦士「ラッパ」も登場する。漫画『ドラゴンボールフュージョンズ the MANGA!!』ではラディッツとナッパのフュージョンにより誕生した合体戦士「ナッツ」が登場しており、ゲーム版にも登場している。ゲームではラディッツの技であるダブルサンデーを使用している。 『ドラゴンボール ゼノバース』では、歴史改変の影響により邪悪な気を宿し、より強力になった状態で登場。本来なら羽交い絞めにされた後このまま魔貫光殺砲で倒されるはずだったが悟空の羽交い絞めを振り解き脱出。悟飯の体当たりも避け、攻撃直後で無防備だったピッコロを気功波で倒している。後に主人公(プレイヤー)が現れたことで改変され、本来の展開になり倒された。また同ゲームではパラレルクエストというモードで「もし悟空がラディッツに協力していたら」というif展開があり、その際は「分かり合えると思っていたぞ弟よ!」と悟空を歓迎している。なお、この時の悟空は主人公たちを「地球を狙う悪党」と認識しておりクリリンから「悟空がおかしくなった」と困惑されている。このゲームでパンと戦わせるとラディッツは「奇妙な感覚」を覚え、パンからは不思議がられている。 『スーパードラゴンボールヒーローズ』では、超サイヤ人3のラディッツが登場した。なお超サイヤ人状態は登場していない。 『ドラゴンボールZ カカロット』では原作同様サイヤ人編の中ボスとして登場している他、回想シーンにてベジータとナッパとともに星を攻めた際に、ラディッツが足を引っ張って時間がかかったことをベジータ達から責められており、ベジータに「またしくじった時は覚悟しておくんだな」と宣告されていた。それを聞いて、ラディッツは「弟(カカロット)を仲間に加えればもっとうまくやれる」と言い、地球へ向かったという経緯が描かれている。また、ピッコロに会った際には「ナメック星人が何故地球にいるのか」と考えている描写も描かれている。
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