ゲームでのポケモン図鑑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 06:48 UTC 版)
「ポケモン図鑑」の記事における「ゲームでのポケモン図鑑」の解説
ポケモン図鑑は『ポケットモンスター』というゲームを進める上で重要なアイテムであり、ポケモン図鑑を完成させることがゲーム中の1つの目標として位置づけられている。ゲーム上でのグラフィックは『ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ』ではルーズリーフ式であったが、2作品目からは電子手帳風なものとなっている。ゲーム中に捕獲や通信交換などによって入手したポケットモンスター(以下ポケモン)のデータが、自動的に登録されるハイテク図鑑として設定されている。1度でもポケモンを入手すれば、そのポケモンを手放してもポケモン図鑑にデータは残ったままになる。これにより、珍しいポケモンを通信交換で一時的に借りる、という方法でもポケモン図鑑のデータを埋めることが可能。 ポケモンの生息地やタイプといったゲーム進行上必要なデータだけでなく、身長(高さ)や体重・鳴き声なども調べることが出来る。ポケモン図鑑の説明文や足跡の表示などの体裁については、大伴昌司による怪獣図解などの影響が色濃く見られる。入手した事があれば全てのデータを見ることが出来るが、1度出会うだけでもポケモンの姿と生息地は分かるようになる。後のバージョンでは、ポケモンの一覧を50音順・番号順に並べる機能や、タイプなどでの検索機能もついた。なお『ポケットモンスター赤・緑』では説明文が同じだったが、『ポケットモンスター青』以降は同じシリーズでも各バージョンでそれぞれ異なる説明文になっていることが多い。 『ポケットモンスタールビー・サファイア』から『オメガルビー・アルファサファイア』までの本編作品では、決められた条件を満たすことで、そのソフトの発売時点で出てきた全てのポケモンが登録可能な「全国図鑑」という機能が存在する。「全国図鑑」におけるポケモンの並び順は、『ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ』から存在した151種類(なお、No.001のポケモンはフシギダネ)から、ソフトの発売時点で新登場したポケモンを加えたものとなっている。通常ポケモンナンバーは進化前後の種族が連番になっているが、進化前または後のポケモンが後の作品で追加されたものについては番号が飛んでいる。詳しくは全国ポケモン図鑑順のポケモン一覧を参照のこと。なお、『ポケットモンスターエメラルド』除く、『ウルトラサン・ウルトラムーン』まではゲーム進行度に関係なく他地方のポケモンを問題なく受け入れができる。なお、「全国図鑑」入手以前あるいは対応していない場合、他地方のポケモンの図鑑No.は表示されないか「???」と表示される。 『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』以降の、Nintendo Switchに発売された本篇およびリメイク作品では登録できるポケモンを大きく制限され、該当作品で入手できない過去作のポケモンは(イベントなどで同ポケモンが配信しないかぎり)基本的に登録できず使用も出来ない。そのため、『ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ』のリメイクである『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』を除く、これらの作品は全国図鑑へのバージョンアップという機能は存在しない。
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