ゲッコー・モリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:00 UTC 版)
スリラーバーク海賊団船長。王下七武海の一人(後に除名)。超人系悪魔の実「カゲカゲの実」の能力者。懸賞金3億2000万ベリー。詳細は「王下七武海#ゲッコー・モリア」を参照
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ゲッコー・モリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:02 UTC 版)
声 - 宝亀克寿 元王下七武海。スリラーバーク海賊団船長。「魔の三角地帯」を拠点とする世界最大の海賊船「スリラーバーク」の主。懸賞金3億2000万ベリー。 「西の海」出身。48歳→50歳。誕生日は9月6日。身長692cm。おとめ座。血液型X型。好物はキャビアのマリネ。 長い首に尖った耳など悪魔のような容姿をした、異様な体型の大男。ゴシック調の衣装に身を包んでいる。プライドが高く、好戦的にして冷酷な性格。その凶悪さから他の海賊や多くの部下から畏怖される存在だが、ホグバックやペローナなど側近の部下からは深い信頼を寄せられており、直接アブサロムの救援に向かうなど部下想いな一面もある。本人曰く「昔は自力の過信と野心に満ちていた」という。現在は過去の体験から「他力本願」をモットーとしており、他人の力で海賊王になることを目指している。七武海の地位については、「ザコ海賊抑制の為この座にについてやってる」とそれなりのこだわりを持っている。好きな言葉は「お前がやれ」。笑い声は「キシシシシ」。武器は影切り用の巨大なハサミで、分解し二刀流にすることもできる。 超人系悪魔の実「カゲカゲの実」の能力者。影を支配し、自在に操ることができる。自らの影を実体化させて攻撃したり、他人の影を奪い取ることができるなど多彩な攻撃手段を持つ。奪い取った影を死体に入れることで、本体の戦闘力を引き継いだ「ゾンビ」を生み出すことができる。さらに他人の影を自身に取り込み体に負荷や時間制限はあるが自身や他人の戦闘能力を付加することもできる。 「ゲッコー海賊団」を率いていた23年前、ワノ国鈴後でカイドウ率いる百獣海賊団と激突するが、敗北を喫した。また、同時期に侍リューマの遺体と名刀「秋水」を盗んだ。新世界の航海で「大きく名を馳せた有能な部下」を全て失ったことから、すでに死んでいていくらでも代えがきくゾンビの部下を求めるようになる。12年前、天才外科医ドクトル・ホグバックを部下に迎え入れる。以後、霧の海「魔の三角地帯」を拠点に、スリラーバークに迷い込んだ者から影を奪い取り、各地から集めた優れた遺体に影を入れた死者の軍団を形成していく。 「魔の三角地帯」に入り込んだサウザンドサニー号をスリラーバークに取り込み、麦わらの一味に「夜討ち」を仕掛ける。奪いとったルフィの影を使い、特別ゾンビ・オーズを復活させると、一味に差し向ける。一時は圧倒的な力で一味を壊滅寸前まで追い込むが、100体の影を使用した「ナイトメア・ルフィ」により窮地に追いやられ、オーズを撃破される。その後、「影の集合地」で1000体の影を取り込み、一撃でスリラーバークを真っ二つに打ち砕くほどの攻撃力を得る。しかし、影を取り込みすぎたことによる暴走に加え、捨て身のルフィの一撃を受けて自滅した。その敗北は世界政府によって隠蔽された。 マリンフォード頂上戦争ではリトルオーズJr.を仕留め、戦争で倒れた者たちを利用して次々とゾンビ兵を作り出す。ルフィの前にも立ち塞がりゾンビ兵を差し向けたが、ジンベエにより阻まれた。終戦後、政府上層部の抹殺命令を受けたドフラミンゴとパシフィスタに襲撃されるが、止めを刺される寸前に突如姿をくらます。世間では頂上戦争で戦死したという虚偽の報道がなされ、七武海から除名された。 新世界編のワノ国編では、連絡が途絶えたアブサロムを救出するため、黒ひげ海賊団の拠点である海賊島「ハチノス」を襲撃する。港を壊滅させ島の中心部まで進撃するが、すでにアブサロムの能力はシリュウに奪われており、デボンからアブサロムは死亡したと知らされる。そして、黒ひげから仲間に勧誘されるが、アブサロムを殺されたことで黒ひげに激しい怒りを向ける。 技一覧 影法師(ドッペルマン) 実体化したモリア自身の影。本体を離れ、自在に戦闘を行わせることができる。質量があるが、様々に形状を変化させられ、どんな攻撃も通じない。モリア本体と「影法師」の居場所は自由に逆転でき、双方のいる場所へ瞬間移動が可能。攻撃された箇所を「影法師」と入れ替えれば物理攻撃を受け流し、超人系でありながら自然系並みの回避能力を実現できる。欠片蝙蝠(ブリックバット) 「影法師」が多数のコウモリに変化し、相手に噛みつく。 影箱(ブラックボックス) 「影法師」が箱状に変形し、相手を閉じ込める。 影革命(カゲかくめい) 「影法師」が対象の影に潜り込み、「実体と影は必ず同じ形状を取る」という原理により、影の形状を変えることで実体の形状をも変形させる。 角刀影(つのトカゲ) 「影法師」を巨大な槍状に変化させ、相手を串刺しにする。先端がトカゲの形になっている。 影の集合地(シャドーズ・アスガルド) 自身の影を伸ばしてモリアの支配下にある全ての影を取り込み、パワーアップ(ナイトメア化)を行う。使用時には1000体の影を取り込んで巨大化し、パンチ1発でスリラーバークを叩き割るほどの力を見せたが、さすがにモリア自身でも1000体もの影を完全に取り込めずルフィに攻撃される度に影が解放されていった。
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