ギャグマンガ日和の登場キャラクター (パロディ系)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 05:19 UTC 版)
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ギャグマンガ日和の登場キャラクター(ギャグマンガびよりのとうじょうキャラクター)では、漫画・アニメ作品『ギャグマンガ日和』の内、歴史・偉人・おとぎ話をパロディ化した作品に登場するキャラクターを作品ごとに記載する。(一部ストーリーの内容についての記述も含む)
パロディ作品以外のキャラクターについては、ギャグマンガ日和の登場キャラクター (創作系)を参照のこと。
飛鳥時代以前シリーズ
夢-赤壁の戦い-
- 第49回赤塚賞準入選作品。コミックス第1巻収録
- 劉備玄徳(りゅうび げんとく)
- 中国に実在した歴史的人物。天下統一という夢のため、中国史の中でも有名な戦いである「赤壁の戦い」で、孫権(金星人)と手を組んで曹操(火星人)を倒そうとする。しかし人間関係に恵まれておらず、三顧の礼で迎えたはずの軍師・孔明や義兄弟の関羽などの部下達にばかにされている。就寝時にエミリーという人形を愛用しており、自分の裏声で声を演じている。
- 孫権(そんけん)、曹操(そうそう)
- 実在した歴史的人物。劉備玄徳が孫権の元を訪れた時には、既に宇宙人が軍を支配していた。容姿は宇宙人そのものなので不審に思う人間もいたが、そのことを口にした人間は一人残らず脳改造による洗脳を受けている。
女王卑弥呼VS宇宙人
- コミックス第6巻収録 第103幕
- 卑弥呼(ひみこ)
- 占いで邪馬台国を統べる実在した歴史的人物。邪馬台国を支配しようとした宇宙人「うんこ星人」に拘束されるが、王の座を渡すまいと呪術(苦手)や自称呪術のローキック「ヒミコフラッシュ」で死闘を繰り広げた。前者の呪術ではなぜか姉の様子を見に来た卑弥呼の弟に術がかかり、弟は吹き飛ぶ、髪の毛が全部抜ける、床に押しつぶされる、顔中から血が吹き出るといった目にあった。最終的にうんこ星人がネット通販で購入した品物を届けに来た配達星人ハイタッツ(バイト)を戦いに巻き込み、結局卑弥呼、うんこ星人共々ハイタッツに敗れ、王の座を彼に奪われた。
- うんこ星人(うんこせいじん)
- 頭にうんこが乗っている宇宙人。邪馬台国の支配を目論み卑弥呼に「うんこ」をなげつけ捕らえたが、卑弥呼と一緒にハイタッツに殴られ失敗に終わる。
- ハイタッツ
- 宇宙宅配便で働いている。うんこ星人が注文した商品を届けに来た。アルバイトを辞め、二人を殴って王の座を奪う。
- 卑弥呼の弟
- 卑弥呼の言葉を伝え、姉とともに政治を担っていたとされる。
飛鳥時代近辺シリーズ
飛鳥時代近辺という定義は作者の設定によるものである。
飛鳥文化偉人シリーズ
- 聖徳太子(しょうとく たいし)
- 声:前田剛
- 実在した歴史的人物(ただし近年では虚構説もある)。身長165cm。体重59kg。青いジャージを着用している。作中では倭国の「アホ摂政」で、ろくに仕事もしていない。そのせいで朝廷内の人間からかなりばかにされており、勝手に遣隋使のメンバーに加えられて朝廷から体よく追い出された。冠位が最下位の人間や、朝廷で一番弱いとされる人間にまでばかにされる始末。しかし国書を書いた時など、ごく稀にまともに倭国の未来を考えることもある。史実の聖徳太子とは違い独身で彼女なし。犬好き。好きな食べ物はカレー。黒駒という黒い馬を持っているが、全く懐かれておらず、度々落馬する。「フライング摂政ポセイドン」・「湯のみマッスルアタック」などの意味不明な技を持ち、48種あるボディーアタックを持つ。必殺技は「飛鳥文化アタック」、奥義でもある。
- 遣隋使として隋に行った時も、ことごとくばかにされた。
- キャラクター人気投票では1位に輝いた。第二回人気投票では松尾芭蕉に僅差で敗れ2位。
- 小野妹子(おのの いもこ)
- 声:竹本英史(1期・2期)→名塚佳織(3期・+)
- 実在した歴史的人物。身長163cm。体重44kg。赤いジャージを着用している。遣隋使の一人。どちらかと言えば突っ込むタイプである。太子のせいで、たった2人で隋へ行く羽目になり、帰国後も太子との縁は切れていない。太子の行動には困り果てているが、命令とあらば従わぬわけにはいかないのでしぶしぶ付き合っている。また、落ち込んでいる太子を慰めるなど優しい一面も持つなど、基本的に人がよいため、太子につけこまれている。愛馬は小野デラックス。毎日腹筋と腕立て伏せ30回をかかさずやっており、太子の「飛鳥文化アタック」(アニメではかなり余裕な表情をしていた)や、投げられた湯飲みなどを避けることができた。太子に腹を槍で刺されたことがある。
- キャラクター人気投票の順位は第一回、第二回ともに3位。
- 蘇我馬子(そがの うまこ)
- 実在した歴史的人物。史実では聖徳太子の義父と言われているが、漫画上ではそうした雰囲気は全くない上に、太子を完全に舐めており、本人に向かって「臭い」と単刀直入に言い放つなど、非常に冷たい。聖徳太子を遣隋使へ参加させる運動の中心となった。朝廷内で聖徳太子の体臭についてアンケートを行ったり、太子の尺を使って太子の尻を引っ叩いた事もある。
- フィッシュ竹中(フィッシュたけなか)
- 声:うえだゆうじ
- 太子の数少ない友人の一人。後頭部が魚になっている。晴れの日以外は基本的にしめっている。太子との交流で度々ひどい目にあっているが、それでもいまだに仲良くしている。レッグ・ウォーマーさんの遠い親戚らしい。妹子の事は太子から間違えた名前を教えられ、「小野イナフ」と呼んでいる。第二回人気投票7位。
- 鞍作福利(くらつくりの ふくり)
- 実在した歴史的人物。イカダで自分の乗っていた船に追いついた太子と妹子を見分けるため、1つの難問を出した。その内容は12歳の時の春、片想いのミキちゃんに告白したがあえなく玉砕し、悶絶の末失禁した。その際腹いせにミキちゃんの兄の縦笛をこっそり舐めたが、これは勇気がなかったため兄の笛で妥協するしかなかったとのこと。その後、太子が船で火災騒ぎを起こしたため、他の遣隋使や船員と共にイカダで逃げるが、定員オーバーになった為、乗り遅れた太子を見捨てて、日本に引き返した。
- 毒妹子(どくいもこ)
- 太子達が隋の農民の家から騙し取った馬。名前の由来は「万引きをする時の妹子のような毒々しい目つきをしているから」だそうで、太子が名付けた。太子が余りにも無茶な乗り方を妹子にさせたため、過酷な労働に耐えかね隙を見て全力で逃走した。
- 馬(毒妹子)の主人
- 隋のとある村に孫娘と二人で暮らしている。太子のものとは逆にムッチリしているムッチリラリアットが自慢だが、年のため頭が弱っている。太子よりいくらか常識的な性格だが、やはりどこかおかしな部分がある。
- 武器屋の主人
- 隋にある武器屋の主人。自分の店に泊まろうとした上に自分の店の机に「エロス」と彫った太子達の図々しさにうんざりしていた。そのうんざり具合は店を出て行ってくれるなら食料も武器も譲渡する気だった程。
- 煬帝(ようだい)
- 声:矢部雅史
- 隋の皇帝でタコのような姿をしている。正体は国民の記憶を操り人間になりすましているタコタコ星人。唯一の弱点は塩であり、太子と妹子がお土産で持ってきた塩で死亡する。彼の死後、国民の記憶は解け、本物の皇帝は長安の地下牢獄で発見された。
- 裴世清(はい せいせい)
- 声:うえだゆうじ
- 実在した歴史的人物。隋から倭国に来た使臣。太子のことを大物だと思っており、面会前は緊張していた。太子とは2回ほど面会するが彼の意味不明な行動(1度目は、彼は太子の冠の先っちょを一瞬だけ見た程度でまともに面会すらできず、2度目は面会できたが太子は一発ギャグを披露した後、またもや逃げ出した)に唖然とする。
- ゴーレム吉田(ゴーレムよしだ)
- 太子の数少ない友人の一人。心身共に岩のような人物。だが性格は頑固というわけではなく、本人によればかなり物分かりがいい方であるとのこと。
- 他ノ事考輝(ほかのこと かんがえてる)
- 飛鳥一武道会の審判として太子が呼び寄せた人物。常に他のことを考えている。
- 調子丸(ちょうしまる)
- あらゆる部分の調子が悪くなりやすい。
- THE健脚くん(ザけんきゃくくん)
- 声:内藤玲
- 太子と妹子が富士山に登った時に遭遇した人物。とても健脚で人を見つけてはすぐに自慢の足の筋肉を見せ付けてくるが、それが原因で全くモテない。太子と妹子をライバル視するが、最終的には9合目にて妹子の一言により1合目まで滑り落ちていった。
- 自分がモテないのは「見る目のない女」のせいだと思っていたらしい。
聖徳太子と小野妹子のコンビは主に「遣隋使」「飛鳥組」と呼ばれる。なお、「飛鳥組」にはフィッシュ竹中が含まれることもある。
ちびっこ歴史大冒険
- コミックス第2巻収録 第25幕
- 岡山太一(おかやま たいち)
- 歴史が大好きな小学三年生。でも好きな教科は保健。博士のタイムマシンで蘇我入鹿のいる飛鳥時代にタイムスリップする。
- れきしハカセ
- 歴史研究所を営む歴史好きの老人。過去に若者におやじ狩りされて以来、あらゆる若者を嫌っている。ラストに太一にタイムマシンの料金を5億円支払う事を要求してきた。
- 蘇我入鹿(そがの いるか)
- 実在した歴史的人物で、蘇我馬子の孫に当たる。太一に年表に2つしか出てこないことを心配され、630年から何かをするように要求された。基本的に権力以外何もないダメ男。
- シャンプーする男(シャンプーするお)
- 博士のタイムマシンの乗務員で、常に裸でシャンプーをしている。
太一と入鹿、れきしハカセのトリオは主に「歴史組」と呼ばれている。
鎌倉〜室町時代近辺シリーズ
呪いの刀
- コミックス第1巻収録 第5幕
- 源義経(みなもとの よしつね)(幼名:牛若丸、うしわかまる)
- 実在した歴史的人物。ひどいなで肩で、肩パッドが宝物。呪いの刀を買ってしまい、途方にくれていた。
- 武蔵坊弁慶(むさしぼう べんけい)
- 実在した歴史的人物。仕事も友達もなく暇なため、人々から刀を取り上げコレクションしている。
一休さん
- コミックス第5巻収録 第74幕
- 一休(いっきゅう)
- 声:名塚佳織
- 実在した歴史的人物。彼のとんちのポーズ(テレビアニメ『一休さん』のものとは全く異なる、ヨガまがいのポーズ)は実は神を呼び出すための儀式であり、これでとんちの神を呼び出していた。
- とんちの神
- 声:内藤玲
- 度々一休に呼び出されて知恵を貸している神。靭帯を痛めている。再登場の際に不良になった。
- セクハラの神
- 声:うえだゆうじ
- とんちの神の友神。
- パーマヘアの神
- とんちの神の母。人間に憑依するとパーマを生やしてしまう。
- 不良の神
- とんちの神にシンナー等の不良の道を教えた人物。
- ひきこもりの神
- おでこに『中』という字が書かれている。すぐ家に帰りたがる。いざとなると帰る場所はどこの家でもよくなる。
- へりくつの神
- 『たとえ後ろ向きの人生でも全力疾走できればいいじゃないか。』という考えを持つ。橋の真ん中を通って端は通っていないというへりくつをこいた。
戦国時代近辺シリーズ
戦国時代近辺というかなり曖昧な指定であるが、ここでは、作者がこのシリーズと設定したものを指す。
1553川中島の戦い
眼帯 -真桃太郎-
- コミックス第2巻収録 第28幕
- 伊達政宗(だて まさむね)
- 声:矢部雅史
- 実在した歴史的人物。休日用の眼帯(花の形)と戦用の眼帯を持っている。
- おじいさん・おばあさん
- 声:名塚佳織(おばあさん)、うえだゆうじ(おじいさん)
- 政宗の眼帯を拾って桃太郎と名付ける。2人とも拾った眼帯を取り合って、ヒーローごっこまがいなことをしていた。
万利休の新茶室
- コミックス第2巻収録 第14幕
- 万利休(まんの りきゅう)
- 千利休のパロディ。コーヒーを飲むために自分用の茶室を作ったが、大工を執拗に罵倒していたためかドアが開かない欠陥住宅になり、中に閉じ込められる。
- 少年(しょうねん)
- 万利休にろくでなしなどとけなされるが、最終的には、閉じ込められた利休を助ける。
風魔小太郎の忍者忍法帳
- 風魔小太郎(ふうま こたろう)
- 北条氏直に仕えていた実在の人物。クナイを投げる練習ばかりする。分身の術を行えるが、反抗的なおっさん6人が出てきてしまう。
- 北条氏直(ほうじょう うじなお)
- 実在の人物。クナイの練習ばかりしている小太郎を見て『クナイ死ね』とまで言った。クナイが胸に3本刺されたが妥協した。
武蔵のともだち -巌流島の決闘-
- コミックス第3巻収録
- 宮本武蔵(みやもと むさし)
- 実在した歴史的人物。巌流島の決闘では、佐々木小次郎から友達がいないことを単刀直入に指摘された。船頭はおろか愛犬シロにまで拒絶されたため、無理やり小次郎を友達にしようとした。
- 佐々木小次郎(ささき こじろう)
- 実在した歴史的人物。武蔵の友達にさせられるのを恐れ、逃げた。
- シロ(しろ)
- 武蔵の愛犬。どんな時も武蔵と一緒に過ごしてきた。
江戸時代(前期)近辺シリーズ
やはり曖昧な範囲指定であるが、ここでは、作者がこのシリーズと設定したものを指す。
服部半蔵とついてくる家康
- コミックス第8巻収録 第138幕
- 徳川家康(とくがわ いえやす)
- 実在した歴史人物。影武者が家康に取って代わるために小手で攻撃してくるので、半蔵によくついて行く。「姉川の戦い」にも1コマのみであるが再登場した。
- 服部半蔵(はっとり はんぞう)
- 実在した歴史人物。家康の影武者を満足に探せなかった自分に憤り、武田信玄を暗殺しに行ったが、家康に見つかって未遂に終わる。
- W影武者
- 家康の影武者として雇われているが、片言の日本語をしゃべるロシア人と常に体のあちこちを掻くだらしのない男の2人のみで、いずれも家康に似ていない。2人で家康を小手で殺そうと企てている。
奥の細道シリーズ
- 松尾芭蕉(まつお ばしょう)
- 声:内藤玲
- 実在した歴史人物。江戸時代の俳人。かなり間抜けで、わがままで落ち着きがなく、かなり自分勝手。一人称は「私」。
- 伊賀国の出身で忍者ではないが、自分が忍者と勘違いしたことがある。
- 万年スランプでまともな俳句はほとんど作れておらず(五七五になっていない、季語が入っていない)、そのたびに曽良に罵倒されながらお仕置きされるため、曽良からは「俳句ヘタ男」と呼ばれている。だが、稀に秀作を生み出す。
- ウニが好物の模様。自分のことを、嘘をついてでも自分の伝説を作ろうとするナルシストである。2巻29幕にて一度曽良に絶交された。しょんぼりすると「松尾芭しょんぼり・・・」などという。水切りが上手い。
- 第1回キャラクター人気投票ではうさみと同着の4位。第2回での人気投票では1位となった。
- 河合曽良(かわい そら)
- 声:前田剛
- 実在した歴史人物で、芭蕉の弟子だが、史実より若い10〜20歳代近くの容姿に描写されている。一人称は「僕」。
- 普段は物静かだが、怒るとものすごく怖く、芭蕉も彼には頭が上がらない。それに芭蕉には全く興味がないらしく、常にふてぶてしい態度でいる。また、芭蕉に水切りで負けた時に「フン、まあいいですよ。芭蕉さんにも一つくらい僕に勝てることがあっても…。」とイライラしていた。
- 時には芭蕉に命令を下すなど、自分が師匠のように思われる。それに、弟子にもかかわらず、芭蕉の前を歩いている。かなり不器用。
- 万年スランプである芭蕉を軽蔑し、時には暴行に及ぶ。そのため、芭蕉専用の『断罪チョップ』を作る。
- スランプ時の芭蕉よりも遥かに俳句が上手い。芭蕉に頼まれたおつかいでのおつりを自分のものにしたり、芭蕉の家で言葉通りくつろいだりと、芭蕉を自分より下に見ている描写がある。旅に同行したのも苦しむ芭蕉が見たいからで、今で言うドSであるが、芭蕉を助けたり、毎朝起こしたり(ただしキックでだが)、稀に芭蕉が良い俳句を作ると素直に褒めるなど、優しい一面もある。
- キャラクター人気投票では聖徳太子に僅差で敗れ2位。第2回人気投票4位。
- マーフィー君
- 松尾芭蕉の唯一の友達でありぬいぐるみ。老けた顔の熊の姿をしている。芭蕉の涙がしみ込んでいるらしい。元禄2年ぐったりランキング78位。芭蕉のカバンの半分は彼のためのスペースになっていて、芭蕉が持ち歩くカバンに付いている以外、数体が確認されている。キャラクター人気投票第6位。
- メカマツオ
- 曽良と仲直りするために芭蕉が厚紙で作ったロボの着ぐるみ。3号まであるが、2号はガンダム風になっており、3号は材料がたりなかったのか(芭蕉曰く「厚紙とか買うお金もうなくて…」らしい)みずぼらしくなっている。
- ニセ芭蕉(ニセばしょう)
- 1巻で芭蕉たちが旅行をしている途中、福島の飯坂にある旅館に泊まった時登場する人物。自らを松尾芭蕉と偽って宿泊し、旅館から優遇を受けていた。
- 鈴木清風(すずき せいふう)
- 実在した人物。芭蕉とは旧知の間がらであった尾花沢の俳人。本業は紅花商人で本名・鈴木道祐(すずき みちう)。尾花沢で芭蕉を招き、句会を行う。
- 渋谷風流(しぶや ふうりゅう)
- 声:うえだゆうじ
- 実在した新庄の俳人。清風同様の豪商で本名・渋谷甚兵衛(しぶや じんべえ)。芭蕉が新庄を訪れた際に彼を自宅に招くが、芭蕉がマジヤバダケを食べていたために生贄にされそうになる。しかし、曽良に助け出された。必殺技は「風流サイバーマルチバケーション」。幼少の頃父の両目を潰してしまったために封印していた。
- かさね
- 那須野にて芭蕉たちが出会った少女。変な句しか作れない芭蕉を「ばかやろう」と一蹴。逆にすてきな句を詠んだ曽良のことは慕っており結婚するとも言った。実際に「奥の細道」の中の「那須野の少女」にかさねという少女が出てくる。
- 伊井肺苦好夫(いいはいく すきお)
- 「ギャグ漫画の2大奇才によるクロスコラボ!!」と題された企画で、増田こうすけが「ピューと吹く!ジャガー」を、うすた京介が、「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和」を執筆した際、うすた京介が「ギャグマンガ日和」内に登場させたキャラクター。いい俳句にはいくらでもお金を出し、そのかわりダメな俳句はとことん蔑むと言う大の俳句好き。(しかし、意外とダメな俳句もいけるようである。)
芭蕉と曽良のコンビは主に「細道組」と呼ばれることもある。
伊能忠敬の歩み
- 伊能忠敬(いのう ただたか)
- 声:矢部雅史
- 実在した歴史的人物。農家のおばさん、宇宙人と犬をお供に日本全土を16年かけて測量した。甘い見通しで旅に出たため、納得できないことが多く頻繁に愚痴を言う。大好物の梨のためならどこへでも行くらしい。傷ついた宇宙人に傷薬を渡す優しい性格である。
- 農家のおばさん
- 声:名塚佳織
- 伊能忠敬を道端で突然呼びとめ、「あんたにあげる物は無し!」と言い放つが、その後なぜか旅のお供に加わる。そしてなぜか旅の終わりには日本語が話せず片言になっていた。
- 犬
- 声:前田剛
- 伊能忠敬がくれたチーズが美味しかったので翌日お供に加わる。口からムカデのようなものがはみ出ている。犬でありながらほとんど日本語が話せる。さらに旅の終わりには日本語がペラペラになっていた。語尾に『〜だっつー話だよ』が付く。
- 宇宙人
- 声:うえだゆうじ
- UFOが墜落し捕まっていた。翌日傷つきながらも逃げ出せたようで、傷薬をくれるなど優しくされたためお供に加わる。片言の日本語を話す。旅の終わりには犬同様日本語がペラペラになっていた。伊能忠敬が16年かけて作った地図よりずっと精巧な立体映像の地図を持っていたため、伊能忠敬に「それ写させて」と言われる。
水中水戸黄門
- コミックス第5巻収録 第64幕
- 水戸光圀(みと みつくに)
- リーダーだが、威厳はない。女に飢えている。
- 格さん(かくさん)
- 強面で口が悪い。
- 助さん(すけさん)
- 3人の中では一番まともな性格。経験が浅く、まだ余り息が長く続かない。
- 妊婦
- 川辺で産気づいたところを水戸光圀御一行に見つかる。
忠臣蔵 -ねむい大石内蔵助-
- コミックス第3巻収録 第43幕
- 大石内蔵助(おおいし くらのすけ)
- 実在した歴史的人物。浅野内匠頭の無念を晴らすべく堀部安兵衛ら47人の赤穂浪士と吉良邸に討ち入るが、堀部安兵衛とともに道を間違えて田中邸へ行ってしまう。
- 堀部安兵衛(ほりべ やすべえ)
- 実在した歴史的人物。驚いたり突っ込んだりする際に顔が変わる。
- 田中(たなか)
- 大石と堀部に吉良邸の代わりとして討ち入られた一般人。
- 浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)
- 実在した歴史的人物。しかし容姿は頭からツノとカタツムリの触角のようなものがあり、足が4本生えていると言う、人間とは思えない異様な姿である。
目安箱ブルース
- コミックス第2巻収録 第23幕
- 徳川吉宗(とくがわ よしむね)
- 実在した歴史的人物。「生類憐れみの令」のようなインパクトのある政治を目指していたが、徳川綱吉の名前をひろしと勘違いしていた。大岡のアドバイスで目安箱を作ったが、見た目は犬小屋そのものだった。
- 大岡越前守忠相(おおおか えちぜんのかみ ただすけ)
- 江戸町奉行。吉宗のことを、「アホ宗」と呼ぶことがある。
- マッチョファイター
- 吉宗の友達。プロレスラーのような風貌。好きな寿司はかにみそ。カタツムリの殻のような形の犬小屋で犬を飼っている。
江戸時代(後期)近辺シリーズ
これも時代設定が曖昧だが、ここでは、作者がこのシリーズと設定したものを指す。
シーボルトの出島奮闘記
- コミックス第11巻収録 第197幕
- シーボルト
- 実在した歴史上人物。出島から出ようとして門を突破しようとする。土踏まずにシリコンを入れており、まともにまっすぐ走れない。一人称は「僕」。
- スチュルレル
- 商館長。シーボルトに「胃を三分の一切除する」と言われて長崎奉行に申請する。
なめられペリー
- コミックス第1巻収録 第1幕
- ペリー
- 声:うえだゆうじ
- 実在した歴史的人物。黒船と間違えて自分の娘の下着より数段白い「白船」で来航した。部下や娘にかなりなめられており、最終的には、船員から「マリオ」と呼ばれていた。喧嘩が非常に弱い。上陸しても開国させるのに失敗した上に、土足で家に上がったら忍者に手裏剣を投げられた。必殺技は「ペリー拳」だが2秒で娘に負け、コンテー大尉のペットユキちゃんにも善戦をしたが負けた。
- そのあまりの扱いの悪さに終盤でついにキレて辞職を決意するが、それによって罪悪感を覚えた部下達の『Perry・Come back』のメッセージを見て自信を取り戻し船へと帰還し、この一件で自信をつけたことから翌年、無事に開国させることに成功した。一人称は「私」。
- コンテー大尉
- 声:前田剛
- 実在した人物で史実ではペリーの副官を務めた。ペリーよりも階級は下だが精神的には優位であり、船員たちにも慕われている。「ユキちゃん」という白い子ヤギを飼っている。趣味はサイコホラー小説を書くこと。一人称は「僕」。
- ペリーの娘
- 声:名塚佳織
- 不良娘でサングラスをかけタバコを吸っている。いつもペリーを恐喝している。ペリーより強い。
- 船員たち
- 黒船の船員たち。シイタケの生えたペリーの顔を書いたり(アニメ版ではペリーが帰ってくる時には色が付いていた)、ペリーを「マリオ」と言ったりとかなり馬鹿にしている。
- しかしラストでは帰ってきたペリーを全員で快く迎えた。
- ユキちゃん
- 声:伊藤実華
- コンテー大尉に飼われている白い小ヤギ。ペリーより若干強い。国書をムッシャムッシャ食べてしまった。
ペリーとコンテー大尉のコンビ(ペリーの娘、ユキちゃん、船員たち含む)は主に「開国組」と呼ばれることもある。
ハリスインパクト
- コミックス第5巻収録 第66幕
ペリーの黒船来航に対抗したハリスがインパクトある形で史実にのろうと画策し、謎の行動に出る。
- ハリス
- 声:矢部雅史
- 実在した歴史的人物。ペリーのような歴史的インパクトがほしいために妙なことばかり考えつくため、秘書のヒュースケンを困らせている。アニメ版では片言で話す。「赤土を食べればインパクトが残る」と思い込んでいた。他にもインパクトを残すために変なロボットを作った。旧約聖書のアダムとイブに因んで「巨泉」と名付けたが全く因んでいない。(本人曰く「因み損ねた」)
- ヒュースケン
- 声:前田剛
- 実在した歴史的人物で、史実ではハリスの通訳。作中の設定ではオランダ出身の秘書官。
- ハリスの意味不明なインパクトに被害を受けることになる。
- 女座りやカップにネクタイをのせてる場面がある。(わざとなのか、不明。)
- お吉
- 声:名塚佳織
- 実在した人物で、史実ではハリスの斡旋看護婦。ヒュースケンに海苔をプレゼントする。暴走したハリスを落ち着かせるために、ハリスの尻を棒で叩くようにヒュースケンから頼まれるが、「無理」と断る。
ハリスとヒュースケンのコンビ(お吉含む)は主に「交渉組」と呼ばれることもある。
西郷隆盛でごわす
- コミックス第7巻収録 第115幕
- 西郷隆盛(さいごう たかもり)
- 実在した歴史的人物。夢で、若者口調の愛犬ツンに「〜でごわす」という訛りをばかにされたため、語尾改正に努める。
- ツン
- 西郷隆盛の飼い犬。後に西郷隆盛と一緒に銅像になる。
- 夢の中では「チョーうけるんですけど」など若者言葉を話す。
- 江藤新平(えとう しんぺい)
- 実在した歴史的人物。西郷の夢の中で語尾改正に付き合わされる。
- 坂本竜馬(さかもと りょうま)
- 実在した歴史的人物。桂の長州藩と西郷の薩摩藩に同盟を結ばせる。
- 桂小五郎(かつら こごろう)
- 実在した歴史的人物。
- ロングヘアーウザ男(ロングヘアーウザお)
- 江藤新平や薩長同盟の解説に登場する架空の人物。
- また、坂本龍馬の知人の隣人である。
新撰組―池田屋事件―
実際にあった「池田屋事件」を元にしているが、新撰組の面々が近藤勇を除いてどこか変になっている。
- 近藤勇(こんどう いさみ)
- 声:内藤玲
- 実在した歴史的人物で、新撰組の局長。池田屋に攘夷派を倒しに乗り込むに当たって一人一人隊士を見直したところその異様な姿に絶望する(最終的に自分も下半身が蛸のような姿をした墨を吐いて飛ぶ生物になる)。
- 永倉新八(ながくら しんぱち)
- 声:うえだゆうじ
- 実在した新撰組の隊士。髪が横に異様に飛び出ている。
- 藤堂平助(とうどう へいすけ)
- 声:名塚佳織
- 実在した新撰組の隊士。手がだいぶ多い(6本あり顔が一つなところを除くとアシュラマンそのもの)。下の4本には神経がないのかただブラブラするだけらしい。
- 沖田総司(おきた そうじ)
- 声:佐藤なる美
- 実在した新撰組の隊士。首のところがバネ状になっていて、異常にグラグラする。バネのところに敵の指を挟ませて倒そうとした。
- 武田観柳斎(たけだ かんりゅうさい)
- 声:那須めぐみ
- 実在した新撰組の隊士。見た目は猿。奥沢とは犬猿の仲。
- 奥沢栄助(おくざわ えいすけ)
- 声:矢部雅史
- 実在した新撰組の隊士。見た目は犬。武田とは犬猿の仲。
- 安藤早太郎(あんどう はやたろう)
- 声:前田剛
- 実在した新撰組の隊士。唯一見た目は普通だが、卵白を混ぜた油でベトベト。
- 土方歳三(ひじかた としぞう)
- 声:名塚佳織
- 実在した歴史的人物で、新撰組の副長。見た目は最早球。口の周りが甘いらしく、その部分をペロペロなめてばかりいる。絵本「みどりいろのたね」に出てくるメロン飴に酷似している。
- 新田革左衛門、島田魁、谷万太郎、浅野薫(にった かくざえもん、しまだ かい、たに まんたろう、あさの かおる)
- 声:矢部雅史(新田)、名塚佳織(島田)、前田剛(谷)、那須めぐみ(浅野)
- 実在した新撰組の隊士。トーテムポール。新田は純情である。
- その他(そのた)
- その他の新撰組のメンバー。 ボウリングのピン。
世界の偉人シリーズ
ニュートンの万有引力
- コミックス第1巻収録 第10幕
- アイザック・ニュートン
- 実在した歴史的人物。リンゴをよく齧っているが歯が弱く頻繁に口内出血している。物が落下する様子を見るたび自分が何らかの「偉大な発見」をする予感を感じてある日を過ごしていたが、最終的にだらっとしたデカい肉のようなものがずり落ちるのを見て万有引力を発見する(が、それだといやなので隣で僅かに遅れてリンゴが木から落ちた様子で発見したことにした)。必殺技に、「ワンダフルニュートンバズーカ」「ニュートンチョップ」「ニュートンささえ」がある。
ガリレオシリーズ
- ガリレオ・ガリレイ
- 実在した歴史的人物。ピサ大学教授だが、髪が非常に臭く「男はみんなスケベだ」が持論である。
- ピサの斜塔を使って落体の法則を証明しようとしたが、自分のエロ本をばらまかれるハメに。また、地動説の講義中、痴漢行為をエロ本に投稿したことが露見する。持ち前の大技はガリレオ大回転。
がんばれライト兄弟
- ウィルバー・ライト
- 実在した歴史的人物。動物園から逃げた大蛇に噛まれた影響で「アホ」になる。
- オービル・ライト
- 実在した歴史的人物。ウィルバーがアホになったため独力で完成させた動力飛行機を発進させようとしている際にウィルバーに「キャロル」の人形(本人曰く飛行機)を左翼に刺され、そのまま飛行させた結果、バランスが傾き墜落。そのため「アホ」になった。
- キャサリン
- ライト兄弟の妹で実在した歴史的人物。物欲ランキング1位は土地。
- キャロル
- ウィルバーが作った髪のボリュームが異様に少ないキャラクター。
コロンブスシリーズ
- コロンブス
- 実在した歴史的人物。自分勝手で泣き虫な性格から、船員達から「コロちゃん」と呼ばれ、タメ口で話されるなど、徹底的に見下され、ウザがられ、馬鹿にされている。別名「コロンブちゃん」「コロ助」。
- 牛乳とハンバーグと卵が大好き。足のサイズは25.5センチ。
- ピンソン
- 実在した歴史的人物。ピンタ号の船長。コロンブスよりも遥かに常識人である為、船員達からも普通に敬語で話されている。船員たちによって船から吊るされたコロンブスを発見した。
- サンタマリア号のコック
- サンタマリア号で食事を作っている専属コック。
- サンタマリア号の船員
- サンタマリア号の船員だが、全員提督であるコロンブスに対する信頼や畏敬は皆無であり、アホ(馬鹿)扱いして徹底的に見下している。
―スーパー印象派バトル― ルノワールVSセザンヌ
- コミックス第3巻収録 第31幕
- ルノワール
- 声:前田剛
- 実在した印象派の巨匠。ふと漏らした恥ずかしい独り言(裸婦が描きたい)をセザンヌに聞かれてしまい、その守秘をかけて絵画対決を行う。セザンヌ抹殺のため頭部に毒を塗り、そのために頭髪の半分を失い、最終的に禿げる。一人称は「僕」。3秒溜めてから相手に頭突きを見舞う「ルノワールロケット」が必殺技。
- セザンヌ
- 声:うえだゆうじ
- 実在した後期印象派の巨匠で「近代絵画の父」。偏屈者で有名だった史実のセザンヌそのままのいやなやつである。ルノワールの弱みを握り、画家人生が断たれる程のひどい絵を展覧会に出展しろと脅す。(人間が手を伸ばしており、その上に排泄物が乗っていて、「すごいおいしそう」と発言している。人間はルノワールらしい。セザンヌの考えた題は「ルノワールお前何食ってんだ」。)一人称は「私」。
- ピサロ、モネ、シスレー、ドガ
- 声:矢部雅史(ピサロ)、那須めぐみ(モネ)、名塚佳織(シスレー)、佐藤なる美(ドガ)
- 実在した印象派の巨匠たち。ルノワールvsセザンヌの審査員をすることになる。印象派最年長のピサロだけは普通のタッチで描かれているが、その他は子供の落書きのような姿になっており、ドガに至ってはなぜかただの黒い丸で、重量もボール並だと思われる(勝負の途中ルノワールに投げられて破裂した。)
グラハム・ベルの電話物語
- コミックス第6巻収録 第105幕
- グラハム・ベル
- 実在した歴史的人物。「サンダー」という単語が入ればかっこいいと思っている。電話機を発明するが、卑屈でネガティブな性格のため自分の発明に自信が持てず、やけを起こして電話機をドッジボールとして発表しようとする。しかし、失敗に終わる。
- ワトソン
- 実在した人物でベルの助手。電話機でドッジボールをした際、肋骨の過半数が折れる。
- 金子(かねこ)・伊沢(いざわ)
- 実在した歴史的人物。日本からの留学生。電話機を使ったドッジボールに参加させられ、肋骨を折られる。
モーツァルトの失恋
- コミックス第6巻収録 第90幕
- モーツァルト
- 実在した歴史的人物。寝癖のせいでスランプに陥る。史実とは異なり、髪はカツラではなく地毛である。
- アロイジア
- 実在したモーツァルトの片想いの相手。寝癖のついた美しくないモーツァルトを見てしまい、頭を蹴られ失神する。
- ウェーバー
- 実在した寄宿先の主人。アロイジアが蹴り倒された場面を目撃していたため、口封じのためモーツァルトに地面に叩きつけられて失神した。
ファーブル昆虫鬼
- コミックス第9巻収録 第151幕
- ファーブル
- 実在した人物。虫好きの昆虫学者。虫好きじゃない人とは仲良くしない。『ファーブル昆虫チェンジ』という芸を持っており、状況に応じてその昆虫のマネをする。
- なお、本物の鎌を両手に持って『カマキリモード』とし、パスツールが逃げ込んだ風呂場のドアをぶち破るシーンは映画「シャイニング」のパロディである。
- 糸でぐるぐる巻きにくるまる『蚕のサナギモード』になるために64(ムシ)分かかる。
- パスツール
- 実在した人物。細菌学者。蚕の病気の研究に取り組むにあたり、蚕について学ぶためファーブルを訪ねた。虫嫌いであるが、ファーブルと話すために虫好きのふりをする。
三銃士
- コミックス第9巻収録 第169幕
- ダルタニャン
- 実在する人物。原作では三銃士と固い絆で結ばれた銃士。
- 恋人のコンスタンスがセーヌ川の河口で浮かんでいるとダルタマンに騙される。
- アトス
- 三銃士の一人。
- 原作でも最年長だけあってか、リーダー的存在。
- しかし突如現れたチョトスとダルタマンに振り回され、涙を流すほど取り乱す。
- ポルトス
- 三銃士の一人。
- 非常に騙されやすい性格で、明らかに知り合いでないチョトスやダルタマンの言葉を信じかけてしまう。
- アラミス
- 三銃士の一人。
- かなりナイーブで、チョトスにアトスとポルトスとダルタニャンが3人だけで地中海に旅行に言ったと嘘を吹き込まれる。
- チョトス
- アラミスの代わりに三銃士の一人になりすまそうとするひどく働かない若者。
- 妙にまぶたの垂れ下がったいやな目をしていて(アトス曰く、「いやな目」)、トリュフが好物。剣をなめる。
- ダルタマン
- ダルタニャンの代わりに三銃士と固い絆で結ばれた銃士になりすまそうとする働かない若者。
- チョトスと同じくトリュフが好物。特に白トリュフ。チョトスと同じく、剣をなめる。
- ピクルス
- ポルトスの代わりに三銃士の一人になりすまそうとする男。イモが好きと思われる。
グリムブラザーズ
- ヤーコプ・グリム
- グリム兄弟の兄。白雪姫好き。
- グリム童話のメインを白雪姫にすべく弟と戦う。
- 自らが推す白雪姫の7人の小人を模した人形で弟と戦った。
- ヴィルヘルム・グリム
- グリム兄弟の弟。赤ずきん好き。
- 自らが推す赤ずきんを模したずきんをかぶり、グリム童話のメインを赤ずきんにすべく兄と戦った。
- 赤ずきんをつけると力が3倍になるらしい。
- 工業用の道具を多用した結果、勝利をおさめる。
おとぎ話シリーズ
ツルのおんがえし
- ツル
- 罠にかかったところを結果的におじいさんに助けられ、人間の姿に化けて恩返しをしようとする。
- おじいさん
- 結果的に鶴を助けた老人。目や脚を突かれてものぞきを続行するという、犯罪者じみたのぞき根性を持つ。
- おばあさん
- 大人しい。あまり出てこない。
西遊記 〜旅の終わり〜
- 三蔵法師(さんぞう ほうし)
- 声:うえだゆうじ
- 実在した人物、三蔵法師。設定は彼の旅を小説化した『西遊記(架空)』中の出来事。表向きは温和な僧だが、自分勝手かつ下衆な性格で、天竺(ゴールゲート)を目の前にすると自分だけ一番乗りでゴールしようとする。口が異常に悪く、仲間である孫悟空や沙悟浄に対しても「このクソ妖怪ども」などと言い放ったりもする。また、明らかに人間離れした身体の動きができる。野口さんに取り寄せた頭の冠は変形することができ、その状態を「完全体」という。人間にもかかわらず手の爪が伸びる。
- 孫悟空(そん ごくう)
- 声:矢部雅史
- 法師らと旅をした妖怪。比較的常識人で、三蔵や悟浄の行動におろおろしている。
- 法師の尻を二回如意棒(先端を尖らせた状態)で突き刺し、そのたび悟浄とともに正座させられる。手の爪が伸びる。
- 沙悟浄(さ ごじょう)
- 声:前田剛
- 法師らと旅をした妖怪。履いている靴が長く、手の爪は長く伸びる。
- 冷静に見えるが本性は凶悪。
- 猪八戒(ちょ はっかい)
- 声:内藤玲
- 法師らと旅をした妖怪。誰よりも天竺を楽しみにしていた。「特技は食材」などの自虐的なブラックジョークを得意としたが、何らかの理由で天竺にたどり着く前に死亡(最後は上記の三人と思われる影の前に裸で座り何かに怯えている様子で「オレほんとまずいから!馬フンみたいな味するから!マジで」であったらしい)した。
- 野口(のぐち)さん
- 野口ビル2Fの「メンズ野口」のオーナー。アニメ版には登場せず。三蔵法師の冠は彼に頼めば取り寄せてもらえるらしい。
がんばれ浦島太郎
- 浦島 孝一(うらしま こういち)
- 声:前田剛
- 亀を助けた気弱な青年。お礼に竜宮へ連れて行かれるが、乙姫の根性の悪さを目の当たりにし、竜宮に来たことを後悔する。
- 亀
- 声:うえだゆうじ
- 浦島孝一に助けられた亀。甲羅はあるものの顔はただの中年男性。すぐ調子に乗る。
- アニメ版のEDでは、実写で登場した。
- 乙姫(おとひめ)
- 声:名塚佳織
- 竜宮城の主。非常にケチで自分勝手。浦島孝一をもてなすどころか罵倒するが、自分より強そうな人物に対しては卑屈という卑怯な性格。嘘が下手でひそひそ話が大きい。
- フグ子
- 声:伊藤実華
- 乙姫の腰元。浦島孝一をきちんともてなそうとするが、そのたびに乙姫に罵倒される。ひそひそ話が大きい。
- ウニ子
- 声:伊藤実華
- 乙姫が浦島孝一をもてなす宴会のために雇った、海で一番安いダンサー。柄が悪い。かつては竜宮歌劇団に所属していた。
- 浦島太郎(うらしま たろう)
- 声:矢部雅史
- ラストに登場する本来の主人公。浦島孝一が亀を苛めているところを一喝して助ける。強面で屈強な身体つきをしている。
鬼退治
- 桃太郎(ももたぬう)
- この話のテーマ「はみ出ている」の通り、桃太郎の「郎」の6画目がはみ出ており「ぬう」と読ませている(正確には「ヌ」ではなく「ウ」と「ム」の間といった感じ)。
- 老夫妻
- おばあさんは乳房がはみ出ている。おじいさんは家の扉からはみ出ていた。
- 犬(名前はクロ)
- 犬小屋からはみ出ている。口癖は「〜っちゃあ〜」(「うまいっちゃあうまい」など)。
- 猿
- 腸がはみ出ている。渋いキャラクターである。
- キジ
- 犬に喰われて、犬の口から足がはみ出た。
- 鬼
- アジトの扉からはみ出ていた。さらに局部もはみ出ていた。
- お姫様
- 閉じ込められていた部屋の扉からはみ出ていた。
七夕 -彦星と織姫-
- 彦星(ひこぼし)
- 昨年別れの際、織姫に「来年はもっといい男になって帰ってくる」と約束したが、実際に現れたのは無理やり韻を踏む微妙なラッパーになった彼だった。
- 織姫(おりひめ)
- 昨年の彦星の言葉を信じて楽しみにしていたが、現れた彼の醜態に切れ切れに「ツッコミ」を入れることしかできなかった。
大江戸妖怪日和
- ろくろ首
- 有名な妖怪。頼み込まれて雨すすり家族の師匠になる。得意技は、複数の相手に頭突きする「アグレッシブピスタチオスターダスト」と、頭をハンマー投げの要領で相手にぶつける「フルーティ室伏エクスプレス」。
- 妖怪 雨すすり
- 無名のマイナー妖怪。飲み物の中で雨が一番好き。妖怪王決定戦で優勝したいためと、トーナメントでこてんぱんにし師匠を超えた優越感に浸るため、ろくろ首に弟子入りした。
- 妖怪 あばら
- 雨すすりの父親。やせてあばらが目立つはずだが、ご飯がおいしかったために太り、あばらが見えない。
- 妖怪 おしり
- 雨すすりの母親。お尻がちょっと大きいだけの妖怪。
- 妖怪 汗だく
- 雨すすりの兄。汗をかくのが大好きで一番好きなのは寝汗。妖怪王決定戦で優勝し、妖怪王になる。
かぐや姫 月に帰る
- かぐや姫
- 地球に住んでいたが、本当は月の人間だった。月での名前はムン子。
- 月の従者
- かぐや姫を迎えに来た。かぐや姫共々、地球人とは身体構造が著しく異なる。
- おじいさん、おばあさん
- かぐや姫が月に帰るまで世話をしていた老夫婦。順応性が高い。
関連項目
外部リンク
- ギャグマンガ日和の登場キャラクター_(パロディ系)のページへのリンク