ガーベイ一族とは? わかりやすく解説

ガーベイ一族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:28 UTC 版)

機動戦士ガンダムUC」の記事における「ガーベイ一族」の解説

マハディ・ガーベイドバイ末裔」たるガーベイ一族の長。ロニアッバス、ワリードの父。58歳。精悍な顔冷たく力強い眼光印象的な口髭特徴イスラム教徒イスラム慣習に従って複数の妻を娶っている。 太陽光発電基幹産業とする巨大企業ガーベイ・エンタープライズ会長という表の顔を持つ一方で、裏では反連邦の志を掲げてジオンネオ・ジオンシンパとして活動援助する。その見返りとしてネオ・ジオン開発断念したシャンブロ設計図入手し巨費投じて完成させる加えて白人白人社会憎悪し、彼らの信ずる神を殺した連邦政府復讐心をたぎらせ機会狙っていた。 ダカールにおけるラプラス・プログラムの発動協力するためフロンタル接触する。しかしこれはただの口実過ぎず白人社会象徴たる連邦政府首都壊滅真の目的であった。3人の子と共にシャンブロ乗り込んで私怨による破壊と殺戮繰り広げ破壊する必要もない無関係なホテル破壊をも実行させる。しかし、娘ロニが銃を手に止めようしたためこれを射殺直接操縦切り替えたリフレクター・ビットを再展開するユニコーンサイコミュジャック無力化されユニコーンデルタプラス一点突破攻撃によりシャンブロは敢えなく破壊され残りの子と共に死亡するアニメ版には未登場残党をまとめ上げたジオン軍人にして資産家という設定変更されており、「地球連邦軍ジオン残党狩りによって投降許されずに死んでいった」とロニの口から語られている。 『バンデシネ』には小説版とほぼ同一設定登場容姿精悍若々しいものから傷のある荘厳なものに変更され車椅子必要なとなっている。 ロニ・ガーベイ 声 - 伊瀬茉莉也 マハディ娘。18歳褐色の肌にウェーブかかった黒髪と、オードリーのようなエメラルドの瞳を持つ美少女聡明シニカル体制極めて批判的で父の思想共鳴するところが大きいものの、子供好き心根の優しい面も持つ。ニュータイプとしての高い素養持ちシャンブロのリフレクター・ビットを担当するダカール訪れたバナージとジンネマン案内役となり、ユニコーン乗り手であるバナージの真っ直ぐな感性には共鳴して互いに好意寄せあう。 ラプラス・プログラム発動のため、父や兄たちと共にダカールの街を火の海変えるが、阿鼻叫喚地獄絵図サイコミュ受信し続けたことで父への服従に耐えきれなくなり殺戮酔いしれる父を止めようとして逆に射殺されてしまう。しかし彼女の遺志がバナージを導きコックピットをビーム・マグナムで撃たれ戦死。この時、バナージはロニシャンブロ搭乗していることには気づいておらず、後にインダストリアル7におけるラプラスの箱防衛の際に、拡張した意思によってその事実を知ったアニメ版ではヨンム・カークスの部下少尉として登場マハディ死後からヨンムの庇護受けている。両親地球連邦軍殺され復讐のために、父の遺したシャンブロ完成させ搭乗している。そのためシャンブロコックピット単独操縦機に設定変更されている。トリントン基地襲撃最中マハディ怨念サイコミュ暴走民間人見境無く攻撃してしまうが、バナージの必死説得により一時停止する。しかしその直後唯一の家族とも言えるカークス撃墜されたのを察知して再び暴走。デストロイモードとなったユニコーン対峙し、共にサイコ・フィールド発生させ激突するデルタプラス乗ったユニコーン迫り来るが、最後はバナージの呼びかけカークス思念によって正気取り戻し発射したメガ粒子砲をリフレクター・ビットで拡散させユニコーンへの直撃避ける。しかし、ロニ悲しみ受け止めて撃つことができなかったバナージを見かねたリディによってコックピット撃ち抜かれ死亡するマハディによればロニ母親一年戦争終結後混乱期に、難民キャンプムスリム女性辱めようとした連邦軍兵士殺害し死刑処されている。 アニメ版でのバナージとロニは、戦闘中にはニュータイプ的な交感繋がり合うものの、原作小説異なり戦闘前には二人接点薄く変更されている。古橋は、脚本読んだ当初二人交流足りない感じるも、制作進めるうちに時間制約のあるアニメ版では「変に接点がない方がいいのでは」と考え変わっていったという。このように変更した理由は「一言でいうと『知り合いだから救うのか?』ということですよね」ということと、「ep4について言うなら、バナージの目的はまず蛮行止める所にある。そうしないと、ep3自分やってしまった過ち目前繰り返されることになる。ロニは、怒り呑まれあの時自分そのものだから」といった側面強調するためとのことその結果相手知り合いであろうとなかろうと「そこでそういう行動取れからこそ、バナージは主人公資格があるのではないかと思う」と発言している。 『バンデシネ』には小説版とほぼ同一設定登場。だが小説とは異なり、バナージにシャンブロパイロットである事を明かしている。 アッバス、ワリード 小説版にのみ登場マハディ息子たちで、ロニの兄に当たるがそれぞれ母親異なる。作中ではフルネーム表記されない。アッバスシャンブロ操縦担当で、ワリード索敵担当ユニコーンコックピット撃ち抜かれマハディとともに戦死(ただし明確な描写はない)。 アニメ版では、シャンブロロニ単独操縦となったため登場しない。『バンデシネ』では数人の兄がいたことは示唆されるが、すでに連邦との戦いで死亡したとされる

※この「ガーベイ一族」の解説は、「機動戦士ガンダムUC」の解説の一部です。
「ガーベイ一族」を含む「機動戦士ガンダムUC」の記事については、「機動戦士ガンダムUC」の概要を参照ください。

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