サイコ・フィールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 02:18 UTC 版)
「サイコフレーム」の記事における「サイコ・フィールド」の解説
サイコフレームの共鳴(励起)によってきわめて大規模な物理的作用を引き起こす現象をさす。サイコフレームに集中した地球生命の集合無意識をエネルギーに転換するとの説、余剰次元の縮退質量から膨大なエネルギーを開放するなどの説があるが、実態は不明。その発生には二人以上の意思の共鳴が必須であるとされる。波動、若しくは白熱した波動とも描写され。オーロラ状に広がる光の帯を伴いながら莫大なエネルギーを発生させ、人智を超えた数々の不思議な現象を引き起こす。 宇宙世紀0093年、小惑星アクシズに取り付いたνガンダムが白熱し、そのオーバーロードした光より発する白い光の波で初めて確認された。約1億トンの質量が引力圏に引かれて落下するエネルギーは1.4×10の22乗J(ジュール)(メガトン級水爆300万発、コロニーレーザーソーラ・レイ照射200万日分のエネルギーに相当)という天文学的な数値に達しており、これを押し返したνガンダムの輝きは人類が観測した最初にして最大のサイコ・フィールドとなった。後に「アクシズ・ショック」と命名されるこの人智を超えた現象以降、サイコフレーム搭載機により度々、規模は小さいとは言え同様の現象が確認される事となる。 アニメ『機動戦士ガンダムUC』では、宇宙世紀0096年5月4日にメガラニカに向けた発射されたコロニーレーザーを阻止するため、ユニコーンガンダムとバンシィ・ノルンのサイコフレームがサイコ・フィールドを展開。2機のユニコーンガンダムによって発生したサイコ・フィールドにより、照射中のコロニーレーザーを無効化した。その最中にユニコーンガンダムは、バナージの強い想いからサイコフレームが結晶化することで、究極形態“ユニコーンガンダム(光の結晶体)”へと変化している。 アニメーション映画『機動戦士ガンダムNT』では、宇宙世紀0097年にユニコーンガンダム3号機 フェネクスが、IIネオ・ジオングのサイコシャードが引き起こしたヘリウム3備蓄基地の臨界を無力化したうえ、IIネオ・ジオングを消し去っている。これはサイコ・フィールドでサイコ・フィールドを打ち消した例にあたる。
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