デルタプラスとは? わかりやすく解説

デルタプラス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 21:42 UTC 版)

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デルタプラス



デルタプラス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 02:54 UTC 版)

百式 (ガンダムシリーズ)」の記事における「デルタプラス」の解説

『機動戦士ガンダムUC』登場する可変MS。 非変形タイプ百式改系列量産機とは異なり設計をδ(デルタ計画案本来の可変タイプデルタガンダム)まで差し戻し、Ζ系MS技術反映し量産前提再設計した試作機である。 完成宇宙世紀0090年。デルタガンダム量産試作機として少数生産されと言われている。『デルタ鼓動』では0092年にロンド・ベル隊配備申請したものの却下されていたことが語られている。 デルタガンダム同様に巡航形態ウェイブライダー)への変形が可能となっている。この巡航形態では単独での大気圏突入1G重力下での飛行が可能。機首となるシールド同様にセンサーなどの機器内蔵されており、Ζプラス同様に変形サブユニットとしての意味合いが強い。 武装標準的なビーム・サーベルビーム・ライフルを持つ。ビーム・ライフルウェイブライダー形態時はウイング・バインダーハードポイントマウントできる設計になっているビーム・サーベルシールド収納され直接2本のビーム刃を発振させることが可能。また、ウェイブライダー形態時にビーム・ガンとしても機能するシールドには2連装グレネード・ランチャー収納されているほか、先端中央部分固定式のシールド・ビーム・ガン(ビーム・キャノン)が装備されている。ほかに小説版ではフルアーマー百式改用に開発されたロング・メガ・バスターも使用している。 カメラアイについては、劇中にて百式同様カメラシールドに走査ライン発光し、その下のデュアルアイが赤く浮かび上がる演出がある。その際カメラシールドに隠れたデュアルアイの構造確認できる量産前提したものだが、現時点では試作段階過ぎず宇宙世紀0096年、「袖付き」との交戦により消耗したロンド・ベル隊ネェル・アーガマ戦力補填として実戦配備されているといった状況である。メインスラスター背中にないMSとしては珍しい設計である、未だ試作品ゆえに編成組み込みづらい規格外機体として、同様に規格外のため単艦運用されるケースの多いネェル・アーガマ回されたというのが実情のようである。本来は本機専用ビーム・ライフル用意されていたが、ロンド・ベル配備時はEパック規格問題から既に配備済みであるリゼルビーム・ライフル流用し使用している(同じく高出力照射モード使用ビーム刃の形成が可能)。アニメ版ではエピソード4ユニコーンガンダムから奪い取る形でビーム・マグナムも使用した(しかし射撃の際の負荷携持した右腕部を損傷している)。 なお、アニメ化以降複数資料で、開発意図定かでないバイオセンサー搭載されているとの記述追加されている。こうした資料では、本機量産想定したのである旨の記述なくなっているものもある。漫画機動戦士ガンダムUC MSV 楔』ではバイオセンサーについて説明されており、リディ戦闘シミュレーション行った際に、この時点での稼働レベル低かったものの反応している。 デザイン デザインデルタガンダム同様にカトキハジメ原作設定画では手持ち武装としてフルアーマー百式改のものと同じロング・メガ・バスターが描かれている。カトキは「当初武器打ち合わせが十分でなく、最初画稿ではF.A.百式の銃を持たせた」とコメントしており、原作ではこのまま標準装備になっている機体カラーグレー。これは同じくカトキデザイン行ったΖプラス戦闘機意識したグレー)を意識してのものであるという。なお、同じグレーでもメディアによりバラきがある原作では緑がかったグレーだが、ガンプラHGUCは紫がかったグレーであり、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』では青みがかったものとなっている。 劇中での活躍 リディ・マーセナスの第2の専用機として登場パラオ攻防戦ダカール防衛戦参加する。また戦闘よりむしろリディ移動手段として多用され大気圏突入行っている。リディがバンシィに乗り換えて以降消息不明アニメ版においては基本的に原作沿った流れではあるが、原作の話を短縮変更した影響本機戦闘シーン大幅にカットされしまっている。またガルダ攻防戦において、バンシィからの攻撃受けた際の顛末異なり原作では自力飛行可能な中破程度損傷だったものが、アニメ版ではアームド・アーマーVNでの攻撃により袈裟懸け切られた上、片足踏み潰されるなど、最終的に大破させられている。 漫画機動戦士ガンダムUC バンデシネ』ではダカールでバンシィからの攻撃中破し、リディバイアラン・カスタム2号機乗り換えている。 ゲーム『機動戦士ガンダムUC』ダウンロードコンテンツ)および漫画機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ第0話ではガンダムデルタカイ仮想敵としてロング・メガ・バスターを携行するパイロットはピコ・アルティドール大尉試験戦闘にて左腕の上腕から下を消失している。その後、宙賊のMS部隊現れた際はデルタカイを支援する続編の『機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン』でもピコは再び本機搭乗する漫画機動戦士ガンダムUC MSV 楔第4話にて『HGUC デルタガンダム』の説明書元にしたエピソード描かれている。リディがデルタプラスに機種転換する際に戦闘シミュレーション用のプログラムデータが見つかり、仮想敵機として設定されていたデルタガンダムと戦う。『アクロス・ザ・スカイ』と設定リンクしており、整備履歴によると過去にデルタプラスの左腕のアームユニットが交換されている。また、意図的に削除されていたデータ復元した結果交戦した機体中に「MSN-001X」の型式番号含まれていた。 漫画版機動戦士ガンダムNT』では、宇宙世紀0097年に単独高々度偵察の任に就く本機が、マーサ・ビスト・カーバイン移送部隊応援要請を受け、ルオ商会ディジェ部隊交戦するヨナ・バシュタ機の狙撃を受け左主翼損傷MS形態変形して1機を撃破するが、もう1機と相討ちとなりコックピット貫かれるアニメ版には登場しない

※この「デルタプラス」の解説は、「百式 (ガンダムシリーズ)」の解説の一部です。
「デルタプラス」を含む「百式 (ガンダムシリーズ)」の記事については、「百式 (ガンダムシリーズ)」の概要を参照ください。

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