カミガリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 07:48 UTC 版)
何千年も前にヤマトタケルが組織した集団。能力者を集め、神々を倒しマケンを奪うことを目的としていた。現在では能力者たちを管理する組織となっている。オキノシマでの戦いで王建が死亡した後は、赤耶が頭領を務めている。 大和 王建(やまと おうけん) カミガリ頭領。人の魂を操り記憶や思想を変える力“ソウルコレクター(魂の戯作)”を持っている。歳を重ねることでその力は失われると言われているが、未だにその力を保持し続けている謎の老人。実力はSSランク。異常な肺活量と低周波を組み合わせた声の砲弾の「言弾」という技を使う。アニメ版では未登場のキャラクターの1人。 初登場時点で、既にヤマトタケルに体を乗っ取られており、本来の王建は少しやつれた好々爺といった印象の人物だったらしい。 オキノシマにて姫神コダマの攻撃を食らい死亡した。死体はオキノシマに埋葬された様子。 大鳥 雅(おおとり みやび) 王建の秘書。王建直属部隊「四肢神」の一員で、「媚脚の雅」の異名を持つ。 普段は敬語を使うお淑やか女性なのだが、怒り出すと毒口調となる。王建に対しては絶対の忠誠心を持っている。アニメ版では未登場のキャラクターの1人。 ハイヒール型の魔腱(ヒール)「ミッシングリップ」を所有する。空間を蹴ることで口の形をした亀裂を作り出し、別次元に飛ばす能力を持つ。 大和 乙媛(やまと おとひめ) 声 - 南條愛乃 王建の孫の1人。桔梗や剛建の妹。天日学園1年生。王建直属部隊「四肢神」の一員で、「操指の乙媛」の異名を持つ。アニメ版ではエレメント測定不能者の1人。 自分だけの特別な空間を造り、そのマケン「フルーミングガーデン(通称:ドールハウス)」の領域に入った者の命を人形同然の思うままに操れる。相手とリンクした人形を作り出し、人形に与えたダメージは相手に100倍となって伝わる。人をいたぶるのが好きで、怒らせると恐ろしい残忍さを見せる。 試薬品を使い天日学園の生徒を利用し操ろうと企む。マケンキの夏合宿では、剛建と共に密かにオキノシマにやって来た。自身の能力で島民を操り、卑劣な罠を仕込けタケル達を追い詰めたがシリア大塚が参戦し、形勢が逆転。失敗に終わった。一時拘束され剛建が息を吹き返す瞬間まで春恋からみっちりお仕置きされた。その後、敗走した他のカミガリ共々島を去った。 魔圏(ゾーン)「フルーミングガーデン」(通称:ドールハウス)を持つ。 大和 剛建(やまと ごうけん) 声 - 鈴木裕斗 王建の孫の1人。乙媛の兄。天日学園を支配下に置こうと天日学園の生徒を利用し、操ろうと乙媛と共に企む。大和姉妹とは対照的に冷静沈着で、常に物事を冷静に判断する。乙媛と一緒に行動することが多く乙媛のサポートに徹することが多い。所有しているマケンは不明。 失力体質(エレメントキャンセラー)と呼ばれる特殊体質で、エレメントを帯びたもの打ち消す。ただし際限なく消せるわけではなく、天谷春恋のムラクモを受け止めた際には消しきれず、掌に火傷が残った。 オキノシマでマケンキメンバーと戦い敗北した後、コダマに敗れたヤマトタケルに乗っ取られる。 大和 桔梗(やまと ききょう) 声 - 伊藤静 王建の孫の1人。乙媛の姉。大和一族のリーダー。自分の強さは自分のプライドを守るためにあると語っている。光の光球を生み出すマケン(マケン名は不明)を持つ。手のひらから放つエレメント(緑色の光球)は相手の体を通過すると腹の中で爆発した感じがするらしい。完璧主義者で、同じ大和一族の者であっても半端を嫌う。騒動の後にタケルをカミガリに勧誘したが、タケルはそれを拒否し、自身はマケンキやタケルとの再戦誓い、部下と共に引き上げた。 霧島 白兎(きりしま はくと) 王建直属部隊「四肢神」の一員で、「霧足の白兎」の異名を持つ。 モノクルをかけ燕尾服を着た紳士然とした男。植物学者をはじめ、複数の表の顔を持っている。 マケンは使用しないが、音を自在に操る能力を持つ。音波を発する、音速で移動する、他者の声を発するなどの様々なバリエーションが存在する。「霧足」の異名は彼が音速で動いた際に発生する衝撃波が元になってつけられたものである。 王建に心酔しており、苦戦していた王建に自らの魂を差し出したことで死亡した。死体はオキノシマに埋葬された様子。 櫛八 鉄心(くしや てっしん) 王建直属部隊「四肢神」の一員で、「絶拳の鉄心」の異名を持つ。額に大きな十字傷を負う巨体の男。四文字熟語を多用する癖がある。普段はオキノシマにある洞窟の奥にいる。 かつてタケルの母・大山アツマを道場破りで倒したことでタケルからは恨まれていたが、オキノシマでの一戦を経て和解した。 イナホの養父。 マケンを使わずともSランクの能力者と渡り合う実力を持ち、ヤマトタケルからも高く評価されている。周囲の生物が発するエレメントを取り込むことで疑似的な「魂の収束」を行うことができる。右正拳突きを得意とし、その一撃は「絶拳」と呼ばれ、遠くまで拳圧を飛ばすほどの威力を持つ。大山アツマを敬服しており、上記の右正拳と魂の収束も彼女が得意としていた技である。 平汰 レオ(ひらた レオ) オキノシマに駐在する男。Bランクの能力者。天日学園のOBで、六条実らの同期。実からは「ヘタレオ」と呼ばれている。魔研(ジェネレーター)「エレクトロン」 雷を操るAクラスのマケン。 紅花 キクエ(べにばな キクエ) コダマの監視のために天日に潜入していた女性。表向きはランジェリーショップの店員をしており、コダマとも割と親しい仲だった。 監視中にコダマの式神による妨害を受け、その後のことは触れられていないが、本人曰く「左遷で済めばいい方」とのことで、天日からは撤退した様子。天日での仕事は気に入っていた。
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