アリゾナ時代とは? わかりやすく解説

アリゾナ時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 02:29 UTC 版)

アリゾナ・カージナルス」の記事における「アリゾナ時代」の解説

アリゾナ移転果たしたものの、貯蓄貸付組合からの資金調達ができず、新スタジアム建設果たせなかった。そのため、テンピにあるアリゾナ州立大学所有するサンデビル・スタジアムを本拠地とした。アリゾナ移転してからもチームNFC東地区所属した。そのためロードゲームにおける移動距離NFL一であることが多かった。また73,000収容可能なスタジアム観客平均35,000人しか入らずチケット完売するのは平均して年に8試合中2試合ほどであった1994年3月現在のアリゾナ・カージナルス改称した2002年ヒューストン・テキサンズ加入した際の地区再編それまで所属していたNFC東地区からNFC西地区移ったこの年ドラフト3巡目でQBジョシュ・マカウン指名した2004年ドラフト1巡目全体3位ピッツバーグ大学WRラリー・フィッツジェラルド獲得した2006年からはアリゾナ州外部団体所有するユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム本拠地移したフェニックス大学命名権有するだけで、この後カーディナルス大学チームスタジアム共用してはいない。 2007年ピッツバーグ・スティーラーズのオフェンシブ・コーディネーターだったケン・ウィゼンハントがヘッドコーチ就任したNFLドラフトでは、1巡目全体5位でペンシルベニア州立大学OTリーバイ・ブラウンを指名した2008年ドラフトでは1巡目全体16位)でテネシー州立大学のコーナーバックドミニク・ロジャース=クロマティ指名したシーズンでは、1975年以来で、NFC西地区では初となる地区優勝果たした地区優勝決めた後、調子落としたもののプレーオフ入ってからQBカート・ワーナーWRラリー・フィッツジェラルドらの活躍レギュラーシーズン不振だったディフェンスがんばりアトランタ・ファルコンズカロライナ・パンサーズフィラデルフィア・イーグルス破りピッツバーグ・スティーラーズ第43回スーパーボウル対戦した前半終了間際ワーナーパスエンドゾーンインターセプトされ100ヤードリターンタッチダウンをされるなど大きくリードされたがその後フィッツジェラルドへのTDパス2本が決まり逆転果たした。しかし終了1分を切ったところでスティーラーズ逆転タッチダウン決まりスーパーボウル制覇はならなかった。 2009年チーム2年連続地区優勝果たしシーズンでは10勝6敗とアリゾナ移転以来の最も良い成績だった。プレーオフでは、ニューオーリンズ・セインツに14-45で敗れたシーズン終了後QBカート・ワーナー引退した2010年シーズンオフQBデレック・アンダーソン獲得ワーナー後継として期待かかっていたマット・ライナート2006年ドラフト全体10指名)はシーズン開幕前に解雇された。シーズン開幕後、不安定なアンダーソン代わりドラフト外入団した新人QBマックス・ホールが先発務めることとなった2011年フィラデルフィア・イーグルスからQBケビン・コルブを獲得した。コルブは故障がちでジョン・スケルトンと併用された。ドラフト1巡目全体5位で獲得したCBパトリック・ピーターソンがパントリターンで4タッチダウンをあげる活躍見せたオーバータイムでの勝利何度かあり、8勝8敗でシーズン終えた2012年開幕直前までケビン・コルブとジョン・スケルトンが先発QB争い行ったが、両者ともにプレシーズンゲームでは結果残せないまま、スケルトン開幕戦エースQB指名された。その後スケルトン負傷退場、コルブがQB務める中、1974年以来となる開幕からの4連勝をあげたが、その後9連敗するなど、残り12試合11敗し、5勝11敗でシーズン終えたシーズン終了後ヘッドコーチのケン・ウィゼンハント、GMのロッド・グレイブズは解任された。後任ヘッドコーチにはインディアナポリス・コルツ病気のためチーム離脱したチャック・パガーノの代わりに2012年シーズン途中指揮を執っていたブルース・エリアンス就任した2013年2013年ドラフト6巡指名及び2014年ドラフト条件付き指名引き換え4月2日オークランド・レイダースからカーソン・パーマートレード獲得した10勝をするもプレーオフ進出はならなかった。翌2014年前年上回る11勝をし、セントルイス本拠地置いていた1975年以来最も多く勝利を上げたプレーオフでは、カロライナ・パンサーズ敗れた2015年、コーチインターンとしてジェニファー・ウィルターを採用した。ウィルターはNFL初の女性コーチであると考えられている。シーズンでは13勝を上げ6年ぶりの地区優勝果たしたNFCチャンピオンシップゲームではパンサーズ2年連続プレーオフ敗北した。エリアンスがヘッドコーチ就任して以降スーパーボウル進出こそ果たせていないものの、レギュラーシーズン3年連続勝ち越し果たした。エリアンスはコルツペイトン・マニングアンドリュー・ラックピッツバーグ・スティーラーズベン・ロスリスバーガー指導するなどQB育成実績残してきたが、ここでもハイズマン賞受賞者ありながら安定した成績残せずにいたカーソン・パーマーを正QBとして成長させ、手腕示した前年好成績から優勝候補となっていた2016年は、7勝8敗1分と負け越した2017年デビッド・ジョンソンパーマー怪我もあり、勝ち越すことはできず、2年連続してプレーオフ逃し、エリアンスは退任したまた、QBカーソン・パーマーこの年限り引退となったカロライナ・パンサーズのディフェンシブ・コーディネーターだったスティーブ・ウィルクスが後任ヘッドコーチ就任した2018年シーズン開始前GMのスティーブ・ケイムが飲酒運転逮捕され、5週間停職処分となったシーズンでは、QB新加入のサム・ブラッドフォード起用されるも、4週目からはこの年ドラフト1巡目指名ジョシュ・ローゼン起用されている。シーズン途中QBブラッドフォード、オフェンシブ・コーディネーターのマイク・マッコイ解雇された。その結果地区最下位かつカンファレンス最下位3年連続プレーオフ逃したシーズン後ヘッドコーチウィルクス解雇された。後任ヘッドコーチにはテキサス工科大学の元ヘッドコーチのクリフ・キングズベリーが就任した2019年ドラフト全体1位でオクラホマ大学QBカイラー・マレー指名したマレー指名後、ジョシュ・ローゼンマイアミ・ドルフィンズトレードされた。シーズンでは、マレー先発QBとして起用するも、5勝10敗1分で2年連続地区最下位となった2020年シーズン直前ヒューストン・テキサンズからWRディアンドレ・ホプキンス獲得したシーズンでは、新型コロナウイルスの流行により、開幕2戦目と3戦目が無観客試合となったこの年は、8勝8敗の地区3位となり、5年連続プレーオフ逃したシーズン後ヒューストン・テキサンズからDEJ・J・ワットシンシナティ・ベンガルズからWRA・J・グリーンテネシー・タイタンズからCBのマルコム・バトラーを獲得した2021年は本シーズンから4試合から3試合減らされたプレシーズンゲームのうち最終戦ハリケーンによるニューオーリンズ被害により中止とされるも、開幕後マレー擁して7連勝重ねた終盤5試合は1勝にとどまって地区優勝できなかったものの、ワイルドカード6年ぶりにプレーオフ進出した初戦ロサンゼルス・ラムズ敗れた

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