ぶどう÷グレープとは? わかりやすく解説

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ぶどう÷グレープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 01:19 UTC 版)

ぶどう÷グレープ
別名 ぶどう÷グレープ
出身地 日本
ジャンル ロック
活動期間 2001年 -
レーベル TOKYO MOR(VIVID SOUND)
(2005年 - 2007年)
TOKYO MOR
(2008年 - )
公式サイト ぶどう÷グレープWeb
メンバー くみんこ÷グレープ (ヴォーカル
ながい÷グレープ(ヴォーカルギター
マツイ÷グレープ(ベース
74÷グレープ(シンセサイザー
タイチ÷グレープ(ドラムス

ぶどう÷グレープ(BUDO÷GRAPE)は、日本ロック・バンド。結成は2001年。前身バンドのバケラッタにくみんこ÷グレープが加入し、ぶどう÷グレープと改名。名古屋のライヴハウスを中心に活動し、2005年アルバム「恋人はこうしてつくる」でTOKYO MOR(VIVID SOUND)よりデビューした。テクノニューウェイヴ系のひねくれポップなサウンドを信条とし、パール兄弟サエキけんぞうとも親交がある。2008年にはアメリカツアー、2012年、2013年、2016年にはイギリスツアーを行った。なおバンド名の「÷」は発音しない。

メンバー

くみんこ÷グレープ (本名:近藤 久美子1982年3月8日 - )

  • ヴォーカル担当。モデルとしても活躍するなど、多彩な才能の持ち主。

ながい÷グレープ (本名:永井 秀彦1962年8月15日 - )

  • ヴォーカル&ギター担当。殆どの楽曲を作詞作曲するぶどう÷グレープのリーダー。

マツイ÷グレープ (本名:松井 保浩、1968年12月10日 - )

  • ベース担当。伝説のモッズ・バンド、the ticsに在籍していた。

74÷グレープ (本名:河隅 奈穂、1975年10月16日 - )

  • シンセサイザー担当。ミドリ÷グレープの後任として正式加入。うさぎに非常に反応し、クッキーとこしあんとビールが好物。ナホ÷グレープと読む。

タイチ÷グレープ (本名:村上太一、1970年2月5日 - )

  • ドラムス担当。一時バンドを離れて音楽放浪の旅に出ていた。

来歴

デビュー前

  • 1981年、永井秀彦を中心に、久保田亨(plastic soul amanda)、中村達也(LOSALIOS ex.ブランキー・ジェット・シティー)の3人でザ・ショッカーズ結成。東京ロッカーズのS-KENプロデュースによる音源(未発表)を制作したり、ルースターズアンジーローザ・ルクセンブルグとの共演も果たす。幾度かのメンバーチェンジ後、ザ・ショッカーズは、1枚のアルバムと1枚のオムニバス盤を発表。1987年には永井がFMのパーソナリティーとしてもレギュラー番組を持つ。
  • 1992年、新しいコンセプトのユニットをつくるため、ザ・ショッカーズ活動停止。その後メンバーでもあった藤原亮英とアコースティック・デュオ「ヒデ&ビリー」結成。
  • 1995年にリズム隊が加わる形でバケラッタ結成。2枚のアルバムと1枚のマキシシングルを発表。
  • 1995年、サエキけんぞうプロデュースによるオムニバス盤"DRIVE from 2000"に参加。
  • 2001年、ヴォーカルに近藤久美子が参加し、ぶどう÷グレープへと発展。

デビュー後

2005年
  • TOKYO MOR(VIVID SOUND)より、1stアルバム「恋人はこうしてつくる」でデビュー。
2006年
  • 2ndアルバム「そこから☆でてきなさい」発表。
2007年
  • 3rdアルバム「おとなたち×こどもたち」発表。
  • パール兄弟との東名阪ツアー。
  • タウンワークの番組「マイワーク」のCMソング「タカラノシマへ!」(作詞:サエキけんぞう)を手掛ける。
2008年
  • TOKYO MOR、レーベルとして独立。共に4thアルバム「愛もれ」を発表。
  • サエキけんぞうプロデュース、フランスのポップ・スターであるクロード・フランソワのトリビュート盤「CLO CLO MADE IN JAPAN」に参加。日仏同時発売される。
  • 初のアメリカツアーを敢行。テキサス州ダラスで開催されたサブカルチャー紹介イベント「A-KON 19」に参加する。その後ニューヨークの老舗ライヴハウスKNITTING FACTORYなどでライヴを行ない、現地スタッフより「B-52'sの再来」と評される。
  • 新曲5曲を含むミニアルバム「FIVE HITS & DUST」および、アメリカ人スタッフ選曲によるアメリカでのベスト盤「JUICE!」を12月17日に同時発売。
2009年
  • 日仏学院に於ける「パリ祭」に参加。
  • 新宿ロフトで行われたイベント「DRIVE TO 2010」に参加。
  • 11月11日、5thアルバム「秘密ギャラリー」発表。「秘密ギャラリー」からは「Goodbye 17」が東京MXテレビ系列番組「ドリーマー」のエンディング・テーマに起用された。
2010年
  • NHKのTV番組に於けるスタジオ・ライブ、名古屋最大の国際イベント「ウォーカーソン」、電子音響音楽のイベント「EAM2010」に参加等ライブ活動を勢力的に行う。
  • FM PiPi(エフエムたじみ)の番組「ミックスフレーバー」内に「ぶどう÷グレープの秘密ギャラリー」のコーナーを持つ。
2011年
  • 「ハルメンズ祭り ~21世紀さん sings ハルメンズ feat.野宮真貴~」にサエキけんぞう、野宮真貴、Boogie the マッハモータース等と参加。
  • 9月11日、名古屋 大須 ell.SIZEにて行われたワンマン・ライブにて、ミドリ÷グレープ卒業。後任として74÷グレープ正式加入。
  • 新生ぶどう÷グレープとして、「ニューウェイヴほぼ30周年祭 オープニング名京ツアー!」に参加。
2012年
  • アメリカを拠点に活動を続けるエレクトロニカポップの貴公子Sean NernyによるI Hate This Placeの来日公演「I Hate This Place Premium Live 2012」(名古屋、神戸)に参加。
  • 74÷グレープを迎えた新生ぶどう÷グレープとしてのアルバム「彼の名前を思いだせない」発表。
  • 8月26日、名古屋ell.SIZEに於いて、永井秀彦(ながい÷グレープ)50歳記念ライブ開催。ぶどう÷グレープのみならず、永井の在籍していたザ・ショッカーズ(Hide,Kenji,Billy,Jun)やヒデ&ビリーも出演した。
  • 10月にはイギリスツアーも敢行。Brighton、London、Manchesterの3公演を盛況のうちに終える。
2013年
  • 1月には(M)otocompo(オトコンポ)、2月にはつボイノリオ、サエキけんぞうと共演。その他、HIKOS!、柴山一幸等と共演。
  • 11月、2度目のイギリスツアー(計4公演)の成功。
  • 11月には、リーダーである、ながい÷グレープ(永井秀彦)が音楽人生を綴ったエッセイ集、永井秀彦著「経済に負けないロックバンド人生 ー反省時間は終わりにしようー」を発表。
2014年
  • 6月、2年ぶり、7thアルバム「アムステルダム」発表。
  • 10月、2013年に続き、円頓寺秋のパリ祭に参加。
  • 11月には、2015年のCDデビュー10周年記念企画第1弾として、デビュー前の未発表音源「アイル」を無料配布。
2015年
  • 1月、「あがた森魚弾き語りライヴツアー名古屋スペシャル」にゲストとして参加。あがた森魚のバックバンドも努める。
  • 3月、CDデビュー10周年記念企画第2弾「ぶどう÷グレープ 2 NEW SINGLES!!!」として配信限定で、「4321火をつけろ」、「残酷なやさしさ」発表。以降シリーズとして全10曲発表する。
  • 5月、配信限定シングル第2弾「今日の彼、明日の私」、「博士に相談」発表。
  • 7月、「CBCラジオ 夏まつり」に参加。つボイノリオと共演。
  • 8月、配信限定シングル第3弾「運命のバス」、「暗号」発表。
  • 10月、名古屋 今池 Tokuzoにてジューシィ・フルーツ、サエキけんぞうと共演。同月、Kero Kero Bonitoの来日公演(名古屋)にも参加。
  • 11月、配信限定シングル第4弾「階段ごっこ」、「マインド ミュージアム」発表。
2016年
  • 3月、配信限定シングル第5弾「時間差両思い」、「GO! GO! TAICHI」発表。
  • 6月、東京 渋谷 Last Waltzにて行われた「TOKYO MOR 6th stage」においてジューシィ・フルーツと再度共演。
  • 10月、「ハルメンズXの伝説ツアー」(京都、名古屋公演)に参加。
  • ぶどう÷グレープからの派生ユニット、パールドラゴン(永井秀彦+松井保浩+村上太一)での活動も活発になる。
  • 11月、3度目のイギリスツアー(計4公演)の成功。
  • 12月、配信限定シングルを集めたものに新曲を加えた8thアルバム「おやつの隠し場所」発表。
2017年
  • 6月、「TOKYO MOR 7th stage」にて、UD-ZERO SHINOBU NARITA(アーバン・ダンス成田忍ソロ)、A.C.E.(Takashi Tajima + Asato Yasui)と共演。
  • 8月、永井秀彦(ながい÷グレープ)55歳記念ライブ「ついに55才 GO! GO! ショッカーズ」(出演:ザ・ショッカーズ/ぶどう÷グレープ)開催。同時にザ・ショッカーズとしてレコーディングされた新曲、旧曲に加え、当時のスタジオ音源やライブ音源を収めた、ザ・ショッカーズ「夢の夢の夢」(TOKYO MOR)を発表。
  • 10月、 海外から名古屋を訪れるひとのためのポータルサイト「NAGMAG」 のイベント「The Nagoya BUZZ with Budo Grape」、半田赤レンガ建物にて行われた「カブトビールナイト」 、「ヒョンな道行き二人のパール兄弟ツアー名古屋編」 に参加。

外部リンク


ぶどう÷グレープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 10:17 UTC 版)

永井秀彦」の記事における「ぶどう÷グレープ」の解説

2001年 モデルラジオパーソナリティとして活躍していた、近藤久美子ヴォーカル迎えPOPキャッチーパンクアバンギャルドバンド、ぶどう÷グレープの活動移行していく。 2002年 永井秀彦40記念ライブザ・ショッカーズヒデ&ビリーバケラッタ、ぶどう÷グレープという過去からの全ユニットでの演奏)を行う。 2005年 フラワーカンパニーズ鈴木圭介多彩なゲスト迎え1stアルバム恋人はこうしてつくる」(TOKYO MOR/VIVID SOUND)発表2006年 サエキけんぞう作詞による「ボタン押し直せ」を含む2ndアルバム「そこから☆でてきなさい」(TOKYO MOR/VIVID SOUND)発表2007年 サエキけんぞう作詞による「涙のターニングP」を含む3rdアルバムおとなたち×こどもたち」(TOKYO MOR/VIVID SOUND)発表パール兄弟との東名阪ツアー成功リクルート社タウンページCMソングに「タカラノシマへ」(作詞サエキけんぞう)が起用された。 2008年USAツアーテキサス州ダラスにて行われる音楽アニメ映画等サブカルチャー紹介する大きなフェスティバルA-KON 19」に出演数千人の観客歓喜させた。その他、ニューヨークの有名ライブハウスKNITTING FACTORYなどにも出演USA編集盤ベストアルバムJUICE!」アメリカにて発表。 クロード・フランソワ・トリビュート・アルバム「CLO CLO MADE IN JAPAN」(Columbia Music Entertainment)に参加フランス日本同時リリース4thアルバム「愛もれ」(TOKYO MOR)発表ミニアルバムFIVE HITS & DUST」(TOKYO MOR)発表2009年 ぶどう÷グレープのUSAツアー模様収めた写真集アメリカで発売される5thアルバム秘密ギャラリー」(TOKYO MOR)発表2010年 最初バンドである、ザ・ショッカーズオリジナルメンバーにて再結成3度ライブを行う。 2011年 野宮真貴サエキけんぞう等と京都名古屋にてジョイント・ライブを行う。 ミドリ÷グレープ山田ミドリ)、ぶどう÷グレープを卒業後任として74÷グレープ加入2012年 6thアルバム彼の名前を思いだせない」(TOKYO MOR)発表永井秀彦50記念ライブザ・ショッカーズヒデ&ビリー、ぶどう÷グレープの共演)を行う。 <UKツアーBrightonLondonManchesterの3公演盛況のうちに終える。 2013年 つボイノリオサエキけんぞうと共にイベント聞けば聞くほどスパムメール天国」を行う。 11月2度目イギリスツアー(計4公演)の成功11月には、自身音楽人生を綴ったエッセイ集永井秀彦著「経済負けないロックバンド人生反省時間終わりにしようー」(クリタ舎)を発表この頃より、ヒデ&ビリーソロ(ヒデヒコ名義)の活動活発になってゆく。 2014年 6月2年ぶり、7thアルバムアムステルダム」(TOKYO MOR)発表10月2013年続き円頓寺秋のパリ祭参加11月には、2015年CDデビュー10周年記念企画第1弾として、デビュー前未発表音源アイル」を無料配布2015年 1月、「あがた森魚弾き語りライヴツアー名古屋スペシャル」にゲストとして参加あがた森魚バックバンド努める。 3月CDデビュー10周年記念企画第2弾「ぶどう÷グレープ 2 NEW SINGLES!!!」として配信限定で、「4321火をつけろ」、「残酷なやさしさ発表以降シリーズとして全10発表する5月配信限定シングル第2弾今日の彼、明日の私」、「博士相談発表7月、「CBCラジオ 夏まつり」に参加つボイノリオ共演8月配信限定シングル第3弾運命バス」、「暗号発表10月名古屋 今池 Tokuzoにてジューシィ・フルーツサエキけんぞう共演同月、Kero Kero Bonito来日公演(名古屋)にも参加11月配信限定シングル第4弾階段ごっこ」、「マインド ミュージアム発表2016年 3月配信限定シングル第5弾時間差両思い」、「GO! GO! TAICHI発表6月東京 渋谷 Last Waltzにて行われたTOKYO MOR 6th stage」においてジューシィ・フルーツ再度共演10月、「ハルメンズX伝説ツアー」(京都名古屋公演)に参加。 ぶどう÷グレープからの派生ユニットパールドラゴン(永井秀彦+松井保浩+村上太一)での活動活発になる11月3度目イギリスツアー(計4公演)の成功12月配信限定シングル集めたものに新曲加えた8thアルバム「おやつの隠し場所」(TOKYO MOR)発表2017年 6月、「TOKYO MOR 7th stage」にて、UD-ZERO SHINOBU NARITA(アーバン・ダンス成田忍ソロ)、A.C.E.(Takashi Tajima + Asato Yasui)と共演8月永井秀彦(ながい÷グレープ)55歳記念ライブ「ついに55才 GO! GO! ショッカーズ」(出演ザ・ショッカーズ/ぶどう÷グレープ)開催同時にザ・ショッカーズとしてレコーディングされた新曲、旧曲に加え当時スタジオ音源ライブ音源収めたザ・ショッカーズ夢の夢の夢」(TOKYO MOR)を発表10月海外から名古屋訪れるひとのためのポータルサイト「NAGMAG」 のイベント「The Nagoya BUZZ with Budo Grape」、半田赤レンガ建物にて行われた「カブトビールナイト」 、「ヒョン道行き二人パール兄弟ツアー名古屋編」 に参加

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