その他の武器・道具類など
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へび手錠 胃の中の蛇を吐き出して相手の両手を縛り上げ、自由を奪う。『妖怪城』で使用。アニメ第1作3話では鬼太郎のお供をしていた蛇がねずみ男に巻き付く。 妖怪バット 「おばけナイター」に登場する、ホームランでもゴロでも思いのままに打てるバット。墓場に置き忘れた物を人間の野球少年が拾って騒ぎになり、このバットを懸けて人間対妖怪の野球試合となる。鬼太郎の所有となっているのは原作のみで、アニメ第1、3作や妖怪千物語では妖怪野球チームの備品。第3作では福の神が作ったバットで、バットに頼り努力をしない少年を心配した鬼太郎が福の神に頼み力を無効化させた。第4作劇場版や千物語では人間が使い続けると生命力を奪われる代物で、第4作では鬼太郎によって墓場に封印されていたのをねずみ男と三太郎が持ち出した。最後は鬼太郎が回収した。第5作以降はおばけナイターのエピソードが存在しない。 妖怪ボール 「おばけナイター」で使用した、バットをよけるボール。呼称はアニメ第1作。さしもの妖怪バットでも、このボールが相手では三振必至。 妖怪めがね かけると目に見えない妖怪が見えるようになる眼鏡。原作『峠の妖怪』(アニメでは第1作第23話、そこでは月の映った氷で作られる)で登場、ぶるぶるを見つけ出した。『麻桶毛』では人形の中に閉じ込められた少女を発見した。第4作では砂かけ婆の持ち物。第6作では60話の妖怪めがねと同じ物かは不明だが、同じデザインの変装用サングラスを19話で妖怪学校への潜入時に、80話でも猫娘が使用。 宝石型テレビ 「地獄流し」に登場。一見ただの宝石だが、覗き込むと地獄が見えるテレビ。地獄でも向こう側の景色を見られる。角度によって見える景色が変わる。 鬼太郎笛(きたろうぶえ) 他の者に通信手段として渡す笛。この笛の音はどんな遠く離れていても鬼太郎の耳に届く。月曜ドラマランド版で使用。 妖怪手袋 1980年代『最新版』の第16、17話で使用した、ちゃんちゃんこと似た模様の五指手袋。リモコン手のように遠隔操作したり、はめたまま指鉄砲を撃ったりできる。 これとは別にアニメ第3作15話で、目玉おやじから燃えない草で編んだ手袋を受け取ってはめ、猫娘たちが運び化け火が点火した石炭を雪ん子たちに投げている。 霊類のヨロイ 1980年代『最新版』の第22話で、見上げ入道達に奪われた武器(髪の毛、ちゃんちゃんこ、下駄)の代わりに迦楼羅様から借り受けた、海の幽霊族の遺産。髑髏の兜、逆三角形の盾、鍔が霊界スコープ(霊界に隠れた敵を見抜く)になっている剣の3品。 妖怪メンタム あらゆる生物に効能のある塗り薬。『魔笛エロイムエッサイム』で使用。 一反木綿 『妖怪千物語』では、一反木綿は目玉おやじの作った薬により強化され、鬼太郎と合体して武器のようになる。その威力は磯女などを一撃で倒すほど。主な技は「一反もめん旋風斬」、「一反もめん螺旋槍」。 父の骨(没構想) 「鬼太郎マガジン」に掲載された、アニメ第5作用に案があった武器。父親の身体で目玉(目玉おやじ)以外に唯一溶け残った骨で、伸縮して剣や槍になる。結果として没になり、剣や槍は鬼太郎の髪の毛が使われた。 巨人の鎧(未使用) 第5作第二夜後期のエンディング「スターフルーツ」中で見せた能力。街路の辻が光り輝き、鬼太郎の顔立ちを残した(髪は灰色)ミイラ化したかのような風貌の巨人を召喚するもの。 鬼太郎が中枢に入って操作し、人間界を襲う正体不明の勢力(意思を持つ波浪や熱波と、付随して現れる水の竜と炎の鳳凰)を食い止めるために使用している。それが鬼太郎本来の能力であるのか、地獄の鍵を使った究極奥義であるかは不明である。
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