すずの同級生・教師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 02:05 UTC 版)
「ベルとふたりで」の記事における「すずの同級生・教師」の解説
アキ すずの第一の親友でクラスメイト。7歳とは思えない落ち着きぶりと、どんぐりまなこが特徴的な傍観者で、すず達の行動にツッコミと解説を入れる役を担っている。しかしノリの良さは持ちあわせており、しばしば無表情のまま、すずの奇行に付き合うことがある。病弱の弟(乳児だが身内以外には凶暴)がおり、世話上手。すずとベルにもみくちゃにされる通称「アキいじり」が好き。 激昂する教師を諌めるほどの弁舌能力を有し学業成績も優秀である。一方で運動は苦手であり、ベルを用いた跳び箱に成功した時には年相応の笑顔も見せている。自転車も苦手。 レイコ すずの第二の親友でクラスメイト。高飛車で嫉妬深い性格だが心配性な一面があり、飼い猫であるコロネの徘徊癖に度々泣かされている。作中では比較的常識人で友達思い。コロネとクラスメイトのひかるが絡むと大甘な性格に豹変する。さらに、時には凄みを利かせてベルを怯ませたり、膝蹴りを繰り出すなど攻撃的な面も見せる。個性的な友人達にツッコミを入れることが多い(ひかるがらみでは逆転する)。 同じクラスのひかるに想いを寄せているが、常にベルとすずに出し抜かれている。なお、ベルのことは「うんこ犬」と呼ぶ。 ひかる すずのクラスメイトの少年。文武両道・容姿端麗・きれい好きと、すずの通っている学校の女子の憧れの的でもある。犬を見かけると人目はばからず涎を垂らしながら突進して抱擁するほどの犬好きであり、甘いマスクから多くの女子に惚れられながらも全く興味を持っていない。犬の中でも特にベルに執心している。 作中では好きな人として「アキちゃんかな」と宣言しているが、その理由は「図書室の棚に挟まって出られなくなっていたから」という理解しがたいものである。 顔は母親似だが、その母は性格が容姿と一致していない(一例では子煩悩の心配性からか私事では口が悪いのが目立つ。なお、京都出身)。 月花(ののか) すずのクラスメイト。ぶりっ子風の表情を常に崩さない八方美人で、天然キャラを装ったしたたかさで男子の人気を集めている。計算ずくめの行動は「女の甲斐性」と自覚しており、敵を作った時に備えて合気道まで修練しているしたたかさを持つ。また、道場では凛とした性格を装っており、こちらでも他の門下生から人気を得ている。しかし、自宅では非常にだらけた姿でいることを後に兄によって暴露されることとなる。 「ももちゃん」という名のメスのトイプードルを飼っているが、彼女も飼い主と同様、したたかで性悪。 スミレ すずのクラスメイトの少女。大食漢でかなり太っている。実家は食堂で、家族はペット含め全員肥満体型。なお、痩せるとかなりの美少女になる。 ヒデ すずのクラスメイトの少年。小心な性格で、絶えずビクビクオドオドしているが、星や星座について多大な知識を持つ。チャドと言うチワワを飼っている。 リョーマ 夏休み前に大阪から転校してきたアメリカ人の少年。容姿は金髪に青い目とどう見ても外国人だが、生まれも育ちも日本で国籍も日本、流暢に関西弁をしゃべる上に英語はまるでしゃべれない。 自称「人見知り」と言っているが、実態は飼い犬のカツと共にすず&ベルとトラブルを起こす厚顔無恥なトラブルメーカーである。すずたちを除く女子からは毛嫌いされ、八方美人である月花からでさえ敬遠されている。 両親はアメリカ育ちだが、色々あって日本に帰化しているとのこと。家族全員、日本語が流暢で関西弁を喋る。家はたこ焼き屋を営んでいる。 キヨミ 他のクラスの少女。無口で神秘的というより無表情で不気味な少女で、何を考えているのかよくわからない。 しかもストーカー気質で、興味を持ったリョーマに神出鬼没で付きまとい、厚顔なリョーマをして唖然とさせる。 川越先生 すずの担任。女性。生徒に甘く、すずが学校や遠足にベルを連れてくるのもついつい受容してしまう。生徒の親の別荘にも子供達に紛れて遊びに行ってしまうちゃっかりした面も。 ただ、アルコールにはめっぽう弱く、甘酒でさえ絡み酒をしてくるほど。 兵藤先生 すずの小学校の先生。厳しい教育者であり、ベルが校内にいることを快く思っていない。そのため、ベルや他の動物たちにも攻撃的な態度を見せるが、そのたびデスクに糞をされる仕返しを受けている。ただし、決して犬嫌いという訳ではなく「ジロ」という名のオスのダックスフントを家で飼っているが、躾は大の苦手。
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