あおば台病院とは? わかりやすく解説

あおば台病院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 06:40 UTC 版)

病室で念仏を唱えないでください」の記事における「あおば台病院」の解説

松本照円まつもと しょうえん) 主人公救命救急センターで働く救急医僧侶でもあり、入院患者への説法死亡した患者への枕経も行うが、病棟内や救急現場にも僧衣現れるため、患者家族面食らうことが多い。このこともあって救急関係では「あおば台寺」とも呼ばれている。本人は、僧侶というのは生き方で、仕事はあくまで医師称している。 僧侶とはいえ悟りすました人格者にはほど遠く聴診器数珠をうっかり取り間違えたり、しょっちゅう遅刻したり、身勝手な患者家族、あるいは同僚医師言動腹を立てて時には逆上して手を上げたり、幼馴染同僚医師2人女性との間で気持ち整理がつかなかったり、救急医としての悩み含めて煩悩振り回される日々過ごしている。 俗名は照之(てるゆき)。小学5年生ある日同級生宮寺哉目の前で溺死したことから高校卒業後に得度して仏門に入るその後、哉の母がガン亡くなったことをきっかけ医学部入学し救命救急医となる。子供のころから坊主頭にしており、「一休「和尚」呼ばれていた。故郷両親と兄夫婦、兄夫婦の子2人がいる。 三宅 救命救急センターで働く救急医女性ながら救急医らしい豪快な性格で、冷静な判断力と鋭い観察眼持ち主松本は「救急ハシビロコウ」と呼んでいる。整理整頓が苦手らしく自分デスク散らかっており、下着置きっぱなしにしていることがある。家で熱帯魚ナマズ)を飼っている。 吉田 救命救急センターで働く救急医三宅とは逆に少々気弱なところがあり、症状思わしくないテンパった患者圧倒されてしまうことが多い。 田中 救命救急センター研修医千葉の有名私立総合病院御曹司理屈こねたり無責任な言動上級医の心証悪くし、患者家族動揺させたりもするが、次第患者熱心に診るようになる研修最後の日松本2年後必ず戻ってくると挨拶して病院を去る(第2巻第9話 - 第10話)。 永野 救命救急センター研修医他科へのコンサルト診療依頼)の際に受け入れを断わられたり罵倒されたりして、つらさのあまり泣きながら松本辞めたいとこぼすが、松本キャバクラ連れて行くなどして立ち直らせる第4巻:第29話 - 第5巻:第31話)。 玉井 救命救急センター部長藍田一平あいだ いっぺい) 整形外科医文句言いながらも、松本からのAVDVDキャバクラ誘い乗って恩着せがましく救急融通利かせる極めて俗物性格だが、外科医としては優秀な部類逆に見返りとして松本合コン数合わせつきあわせたりもしている。理屈多くナルシストでもあり、ずれた言動突拍子もない行動多く、そのせいで怪我負って自ら病院へかつぎ込まれたこともある。 濱田達哉(はまだ たつや) 心臓外科医関西弁で話す腕利きエリートで、独善的な自信家眉目秀麗でもてる。 自身の腕を売りにして心臓外科予定手術数を増やし病院ともども自身の名を上げようとしているが、実績に響くという理由手遅れ患者は診ようとしない救急救命センターを、面倒事を押し付け自身病院足を引っ張る存在見なし、さらに児嶋移籍の件もあって目の敵にしており、松本とはたびたび対立する手の施しようがない患者見捨てるのもプライドが傷つくと言い一方で自身プライド刺激して達成感与えるような難し症例ならば文句垂れつつも転科引き受けることがあり、松本内心アマノジャクだな」と思われる救急担ぎ込まれ脳死至った患者が出ると「新鮮なうちに移植ドナーとするかどうか確認を(遺族に)とれ」と言い放ち仏教でいう「お布施」なんだから良いことじゃないかうそぶくなど、医師同士の(松本との)間では損得勘定むき出しで人の情を欠くとも露悪的ともいえる発言が多い。 自ら摘出した心臓をあおば台病院から不正に略取し自分息子移植する事件起こして姿を消す児嶋眞白(こじま ましろ) 心臓外科医大学医局から出向来ている若い女性医師ストレス解消バッティングセンター通っていて、たまたまそこで松本らと顔を合わせたのがきっかけ救急と縁ができた。濱田前立ち(第1助手)をした際にミスをして役立たず扱いされるが、それは左利き外科手術には不利)なのに右手補佐していたからで腕自体悪くないその後執刀より病床業務多く回されるが、実績よりも自身求め医療関わりたいと救命救急部への異動決める。 松本思いを寄せる山城隆太やましろ りゅうた脳神経外科医救急には比較協力的。 オペラアリアを歌うのが趣味で、合コンでは松本中座した場つなぎに披露して女性たちドン引きさせたり、また自身出演するアマチュアコンサートに松本らを誘ったりしている。 小山内(おさない) 病棟クラーク医師事務作業補助者)。 院内同僚からの交際申し込み断ったことで嫌がらせを受け、松本相談をする。 休憩中に同僚数名人事不省に陥り、松本共々のことを疑うが、原因小山内実家から送られてきた自家製ハチミツ作った菓子だった(第1巻第3話)。 おばちゃん あおば台病院で働く清掃員理事長 松本病院付き僧侶として採用した張本人年配の男性医師自分あり方に悩む松本に声をかけ、直接的ではないが助言をする。

※この「あおば台病院」の解説は、「病室で念仏を唱えないでください」の解説の一部です。
「あおば台病院」を含む「病室で念仏を唱えないでください」の記事については、「病室で念仏を唱えないでください」の概要を参照ください。

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