府県警
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「金田一少年の事件簿の登場人物」の記事における「府県警」の解説
俵田孝太郎(たわらだ こうたろう) 演 - 白井晃 青森県警の警部。 「異人館村殺人事件」で初登場。性格は行動派で熱血漢。初めは一のことを生意気な奴だと感じていたが、電話に出た剣持警部に屈して仕方なく従った。しかし、純粋に一の推理力と勇気を認めるようになり、信頼を寄せるようになる。一のことを「キンダニ」と呼んでいる。「人喰い研究所殺人事件」では現場の駐在に一の推理力について太鼓判を押す形で12年ぶりの再登場を果たした。 埼玉県出身。東北大学卒。年齢は30代後半。既婚者で子供が二人いる。血液型O型、星座は蟹座。大酒飲みであり、日本酒一升を軽く飲める。俵孝太郎と名前を間違えられることを嫌っている。 アニメ版には未登場。ドラマ版では「異人館ホテル殺人事件」のみの登場(原作での初登場回の「異人館村殺人事件」は代わりに剣持が担当した)。剣持の大学の後輩で、神奈川県警所属の協力的な刑事という設定になっている。 長島滋(ながしま しげる) 声 - 堀内賢雄 長野県警の警部。 「金田一少年の殺人」で初登場。頑固で高圧的な性格であり、初登場の事件で一が殺人現場に居合わせた時、一を犯人だと頭から決め付けて他の人間の捜査をしなかった。その自分の見込み捜査が一に破られたため、後に登場した時にも一を「疫病神」呼ばわりして嫌っている。一方、怪我をした部下を心配し、「命に別条がなくて良かったな」と安心する等、部下思いな面もある。 頑固ゆえに面と向かって認めはしないものの、一の推理力の高さは重々承知しているようである。アニメ版では「金田一少年の殺人」以降、一に対して頑固な面は見せず、協力的な性格になっている(「聖バレンタインの殺人」「雷祭殺人事件」「白銀に消えた身代金」)。ノベルス「邪宗館殺人事件」にも登場し、大学時代は文学青年だったらしい事も明らかになり、この時は友人を失った一に同情して彼なりに気遣っていた。年齢は45歳。ドラマ版では未登場。 大河内善助(おおこうち ぜんすけ) 声 - 大友龍三郎 青森県警の警部。 「怪盗紳士の殺人」に登場。怪盗紳士の予告から絵画を警護するため蒲生邸の警備の指揮を執る。剣持を「天下の警視庁の刑事さん」と皮肉たっぷりに評するなど対抗心を抱いており、一のことも「探偵気取り」と快い印象を抱いてない。そのため一からは「類人猿」と綽名され、一から推理のミスを指摘された際は剣持から皮肉交じりの言葉を掛けられる。年齢は54歳。ドラマ版では未登場。 猪川将佐(いのかわ まさすけ) 声 - 矢尾一樹 演 - 高杉亘 石川県警の警部。 「黒死蝶殺人事件」で初登場。ニヒルな性格で、ノンキャリアであるが33歳の若さで警部に任官している。一のことは以前から知っていた節がある。自分の性格については自ら「ヒール」と評している。第I期最終回のグランドフィナーレで一と再会した際はかなり楽しそうにしていた。 原作では喫煙者だが、アニメでは喫煙の描写がない。 ドラマ版では神奈川県警所属となっている。高圧的で嫌味な一面が強調され、それが原因で金田一だけではなく、剣持ともそれぞれが所属する警視庁と神奈川県警と同様、対立することになる。 名前と見た目のモデルは、『エロイカより愛をこめて』の登場人物、クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐。 石井雅之(いしい まさゆき) 声 - 広瀬正志 熊本県警捜査一課の警部。 「天草財宝殺人事件」に登場。眼鏡を掛けた禿頭が特徴。自分の推理が間違いである事を一切認めない頑固な性格。 第1の殺人に関しては物取りの犯行と判断、第2の殺人や第3の殺人に関しては状況証拠だけで容疑者を絞り込み、容疑者の1人と親しかったいつきと対立して「ヘボ刑事」と言われた。そして、容疑者と疑っていた人物が毒殺された際は「天草財宝殺人事件」の犯人が全てを終えた後に自殺したとあっさり信じ込み、殺人事件の真犯人「白髪鬼」の罠にあっさり嵌まってしまった。その為に一の足を引っ張ったが、明智の電話で一の推理を黙って聞くよう言われ、その披露の機会を渋々設けた。しかし警察官としての正義感はあり、終盤で我を失いかけて真犯人を殺そうとしたいつきを一達と羽交い締めにして制止する場面がある。殺人未遂を犯したいつきが逮捕される事は無く恋人を殺されたいつきの心情を汲んで不問にした模様。 如月美和(きさらぎ みわ) 声 - 野沢由香里 石川県警の刑事。アニメオリジナルキャラクター。 「嘆きの鬼伝説殺人事件」に登場。メガネをかけた豊満な体型の美女。刑事としての能力は優秀。 当初、一を邪魔者扱いしていたが、事件解決後は彼の能力を認めて好意を持つようになり、頬にキスをした。 鷲尾鉱三(わしお こうぞう) 声 - 金子由之 秋田県警の警部。 「雪影村殺人事件」に登場。第1の殺人を状況だけで勝手に自殺と決め込み、反論した一を鬱陶しく思っていた。 アニメでは事件で東京に出張した時に剣持と知り合って世話になり、よく一の話を聞いていた。一を鬱陶しく思っていたが、一の推理を聞き入れる等、原作に比べて丸くなっている。猪川とは逆に原作で喫煙しているシーンがないが、アニメではタバコを吸っている。 友利圭(ともり けい) 演 - 佐藤二朗 神奈川県警の刑事。ドラマ(4代目)オリジナルキャラ。 「金田一少年の決死行」に登場。横暴かつ高圧的な言動が目立っており、ホテルのオーナーが誘拐された際、秘書の要望を聞き入れようとしなかったり、一が殺人現場に居合わせた事を理由に、一の保護を目的に動いていた原作の李波児、アニメの李白龍とは対象的に一を犯人だと頭から決め付けて他の人間の捜査をしない等、強引な所が多い。 川原(かわはら) 白狐村の刑事。「狐火流し殺人事件」に登場。癖のある警察官の中で、比較的良識的で数少ない一の理解者。優しい好人物で、最後まで一の捜査に協力した。アニメ版には未登場。 藤沢(ふじさわ) 神奈川県警の警部補。「黒霊ホテル殺人事件」に登場。 当初は一を煙たがっていたが、剣持からの電話で一への捜査協力を依頼され、その後は協力的な姿勢をとる。 山科六郎(やましな ろくろう) 京都府警の警部補。『金田一37歳の事件簿』の「京都美人華道家殺人事件」に登場。 京都弁を話すおっとりとした人物。一般人であるはずの一を「死体を見てもやけに落ち着いている」「妙に事件慣れしている」と疑念を抱いている。年齢は52歳。
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