ジェダイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/10 03:25 UTC 版)
ジェダイ(Jedi)は、アメリカ合衆国のSF映画である『スター・ウォーズ』シリーズで使われる用語である。銀河を司るエネルギー「フォース」と光刃を形成する剣「ライトセーバー」を用いて戦う、銀河の平和と自由と正義の守護者を指す。現在では使われないが、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』オリジナル版公開当時の日本語字幕では「共和騎士」と訳されていた。
- 1 ジェダイとは
- 2 ジェダイの概要
ジェダイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:13 UTC 版)
「スター・ウォーズシリーズ」の記事における「ジェダイ」の解説
作中では、「ジェダイの騎士/ジェダイ・ナイト」とも呼ばれる。フォースのライトサイドを駆使して戦う、銀河系の自由と正義の守護者たち。清廉潔白かつ気高い精神が求められ、恋愛の禁止、無抵抗な者への攻撃の禁止など、教条主義的な厳しい掟がある。人間性を排した体質に憤慨し、シスに寝返ったアナキンによって銀河共和国もろとも滅ぼされてしまうが、結果として、ルークという全く新しいジェダイが誕生することになる。
※この「ジェダイ」の解説は、「スター・ウォーズシリーズ」の解説の一部です。
「ジェダイ」を含む「スター・ウォーズシリーズ」の記事については、「スター・ウォーズシリーズ」の概要を参照ください。
ジェダイ(Jedi)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:08 UTC 版)
「スター・ウォーズ 反乱者たち」の記事における「ジェダイ(Jedi)」の解説
穏やかな感情から生み出される「ライトサイド(光明面)」のフォースを信奉する者達。「ジェダイ騎士/ジェダイ・ナイト」と呼ばれ、修行中のジェダイを「ジェダイ・パダワン」、弟子を選ぶことを許された者を「ジェダイ・マスター」と呼ぶ。ダークサイドであるシスと対立していたが、本作の約14年前、「オーダー66」で銀河に約1万人いたジェダイのほぼ全員が殺害された。
※この「ジェダイ(Jedi)」の解説は、「スター・ウォーズ 反乱者たち」の解説の一部です。
「ジェダイ(Jedi)」を含む「スター・ウォーズ 反乱者たち」の記事については、「スター・ウォーズ 反乱者たち」の概要を参照ください。
ジェダイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 04:21 UTC 版)
「スター・ウォーズ登場人物一覧」の記事における「ジェダイ」の解説
メイス・ウィンドゥ (Mace Windu) クワイ=ガン・ジン (Qui-Gon Jinn) シャク・ティ (Shaak Ti) アソーカ・タノ (Ahsoka tano) アイラ・セキュラ(Aayla Secura) アナキンと同年代のジェダイ。クインラン・ヴォスの弟子として成長したアイラは、ジオノーシスの戦いに参加した。クローン大戦の最中、巨大ドロイド工場を制圧するために派遣された惑星ハイポリでは、独立星系連合の奇襲とグリーヴァス将軍の参戦でアイラたちは全滅寸前まで追い込まれ、彼女自身も重傷を負った。その後、第327星間兵団の指揮官として仲間のジェダイ救出のために向かった惑星フェルーシアで独立星系連合と対峙していた頃、パルパティーンによってオーダー66が発令され、コマンダー・ブライを始めとした部下のクローン達に射殺される。コミックではアイラを主人公としたサイドストーリーが描かれており、ここでは、オーダー66で瀕死の重傷を負ったものの一命を取り留めたとされている。 『スター・ウォーズ』スピンオフ作品から「逆輸入」されたキャラクター(設定)である。 アイラを演じたエイミー・アレンは映画の視覚効果を担当したILMの社員であり、『クローンの攻撃』製作にも参加していた。本職が俳優ではないためか、映像化されたアイラには台詞がなく、アニメ『スター・ウォーズ クローン大戦』でも、他のマイナーキャラクターの多くが台詞を話しているにも関わらず、アイラは歓声だけである。 アディ・ガリア (Adi Gallia) ガリアの家系はフォースが強く、同じくジェダイのスタス・アリーは彼女の従姉妹にあたる。弟子はシーリー・タチ(「シリ・タチ」という表記も)。イーヴン・ピールがラニックでの戦闘でガリアの両親を救ったことから、ピールを尊敬していた。ガリアはライトセーバーを非正統的な逆手で使用する。 彼女はジオノーシスの危機が起こる少し前に、ジェダイ・スターファイターの試作機に乗って、カーザック星系でのレジスタンス運動の支援を行っている。 クローン大戦ではベイル・オーガナ議員の救出や、グリーヴァス将軍に捕らわれたイース・コスの救出などに成功している。その後、ガリアはオビ=ワンと共に、復活したダース・モールとその兄弟サヴァージ・オプレスの追跡任務に就いた。やがてガリアはフローラムにある海賊ホンドー・オナカーの本拠地でモール、サヴァージと戦うが殺されてしまう。 エージェン・コーラー (Agen Kolar) ザブラクという種族のジェダイ・マスターであり、ダース・モールとは同族である(ダース・モールと違い、黒っぽい体色で頭部に毛髪が生えている)。ジェダイ・マスターとなり評議会の一員となったのはジオノーシスの戦いの後であり、この戦いでパダワンのタン・ユースターを失っている。 クローン大戦の終了間際に行われたグリーヴァス将軍によるコルサント襲撃の際は、セイシー・ティンやパブロ=ジルと共に宇宙空間での戦闘に加わった。後にメイス・ウィンドゥらと共にパルパティーンを拘束しようとするが、彼に殺される。 バリス・オフィー (Barriss Offee) 鼻の辺りにタトゥーをしている。絶大な信頼関係をもつ師のルミナーラ・アンドゥリィとは同じミリアランの種族。ミリアランのタトゥーは種族の死生観を象徴している。『クローンの攻撃』ではルミナーラと共にジオノーシスの戦いに参戦した。第2次ジオノーシスの戦いにも参加し、一足先にナイトに昇格していたアナキンの弟子であるアソーカと親しくなっている。大戦後期、ジェダイがダークサイドの手先となって戦争を促進していると考えるようになり、ジェダイ聖堂で大規模な爆破テロを起こすに至った。一時はアソーカを犯人に仕立てあげ、賞金稼ぎに身をやつしていたアサージ・ヴェントレスからライトセーバーを奪うなど暗躍するものの、結局アナキンに真相を暴かれ逮捕された。 『クローンの攻撃』ではオビ=ワンとアナキンが惑星アンシオンでの調停任務に派遣されていたことが語られているが、小説『崩壊の序曲』ではバリスとルミナーラの師弟も派遣され、オビ=ワンらと協力して任務に当たっている。その際、アナキンの行動に戸惑い危険性を感じるが、任務を終えたあとには少しばかり彼を理解して友情を結び、「オビ=ワンにも相談できないことで悩んだら、私に相談してほしい」との言葉を掛けた。イラムの襲撃ではジェダイ・ナイトに昇格を果たした。その後、惑星ドロンガーの野戦病院に派遣されて持ち前の治癒能力を発揮したが、ここで戦争の現実と凄惨さを目の当たりにする。上記の聖堂爆破テロの犯人とされる以前の設定では、大戦末期にアイラ・セキュラと共に惑星フェルーシアの任務に就き、そのままルミナーラとは再会を果たすこともできず、オーダー66の犠牲者になったとされていた。また、ゾンダーという名前のパダワンを得ていた。 シン・ドローリグ (Cin Drallig) トロール出身。成人してから、ジェダイとなりマスターとなった男。また、アニメ「クローン・ウォーズ」では、彼がジェダイ聖堂を守護することに特化した訓練を積んだジェダイ・テンプル・ガードの指揮者となっている。クローン・トルーパー第501大隊の襲撃によって壊滅したジェダイ聖堂で、この襲撃の指揮官を突き止めるため警備記録を再生したオビ=ワンは、自身の弟子であったはずのアナキンがシン・ドローリグを含む数名のジェダイを瞬時に斬り捨てる光景を目の当たりにし、驚愕することになる。映画におけるシンの登場シーンはこのワンカットのみとなる。 小説版ではジェダイ聖堂内の千の泉の間で、オビ=ワンとヨーダはブラスターで焦げた子供たちの死体と、その近くで死体となったシン・ドローリグを発見する。ヨーダがシンにライトセーバーの作り方を教え、シンはオビ=ワンにライトセーバーの作り方を教えた。 ゲーム版では、ステージ12のボスキャラとして登場する。ベイダーはジェダイ聖堂に侵攻した際にフォースでシンの気配を感じ取り、クローン・トルーパーにビーコンの護衛を任せ、シンの相手を直接自分がすることを選んだ。ジェダイ聖堂の深部では弟子のセラ・ケトと共にクローン・トルーパー戦っていたが、セラ・ケトはベイダーに殺され、シンはベイダーとのフォース合戦に競り勝ちベイダーを外に吹き飛ばした。シンはベイダーを追い詰めるが、ベイダーが放ったライトセーバーで胴を貫かれ死亡した。 映画ではエピソード1-3の「スタントコーディネーター/ソードマスター」を担当しているニック・ジラードが演じており、シン・ドローリグの名前もニック・ジラードの苗字と名前をそれぞれ逆から読んだものである。 コールマン・トレバー (Coleman Trebor) 『クローンの攻撃』に登場。水の惑星センブラ出身。水陸両生のバークという種族のジェダイ・マスターであり、評議会メンバーである。ジェダイ評議会に入る前には、平和的に惑星間の紛争を幾つも解決した実績を持つ人物。一方で、必要な時にはライトセーバーを使うこともためらわない人物でもある。 ジオノーシスの戦いに参加した際に、ドゥークー伯爵に勝負を挑もうとするが、不意をついたジャンゴ・フェットに、フォースによるライトセーバーの予測防御が追い付かぬほどのブラスターの早撃ちで射殺された。 デパ・ビラバ (Depa Billaba) 『ファントム・メナス』と『クローンの攻撃』のジェダイ評議会の場面に登場していたジェダイ・マスターで、メイス・ウィンドゥの弟子。ライトセーバーの第三の型に拘った他、『スター・ウォーズ 反乱者たち』のケイナン・ジャラスを弟子に持ち、オーダー66で彼を庇って殺害された。 『ファントム・メナス』の際には、ジェダイ評議会の中では新参メンバーであった。彼女は、惑星キャラクタ出身の人間に似たエイリアン種族キャラクタンである。彼女は生後6か月で移民中の家族を宇宙海賊に虐殺されるが、メイス・ウィンドウに救出された。メイスは即座に彼女とフォースとの強いつながりを感じ、修行をさせるためにコルサントに連れて帰った。『クローンの攻撃』の際には、ほかのジェダイがジオノーシスに向かった時、コルサントに残りパダワンの監督にあたった。 非正史(レジェンズ)では師であるメイス・ウィンドゥが編み出した究極のライトセーバーフォームの一つであるヴァーパッド(ジュヨーの応用形)を習得している。小説『スター・ウォーズ 破砕点』では、ヴァーパッドの特性であるダークサイドに非常に近い戦い方に心を呑まれ、後にダークサイドに転落しダーク・ジェダイとなっている。 イース・コス (Eeth Koth) ザブラク(種族名)のジェダイであり、ジェダイ評議会の一人。ハットが支配する「密輸業者の月」と呼ばれる衛星ナー・シャダーの不潔なスラム街で生まれた(ザブラク本来の出身惑星はイリドニア)。ジオノーシスの戦いの最中、ドロイド軍に搭乗機を撃墜されて戦死したと設定されていたが、アニメ『クローン・ウォーズ』ではジオノーシスの戦いを生き延びたという設定に変更されており、片腕を負傷しながらグリーヴァスと対決した。 イースは4歳になるまでフォースとの共感を見出されなかったので、修行を始めるには歳をとりすぎていると思われ、一旦は入門を断れた。しかし、ザブラク特有の思考制御能力が大きな利点となって修行を認められる。このような過去から、自分と似たような境遇のアナキンに同情し、彼を気遣うようになる。また、心身の鍛練で名声を得ており、発達した自制力によって激しい物理的苦痛にも耐えることができる。メイス・ウィンドゥとは、信頼の証として互いのライトセーバーを交換していたこともある。また、タスケン・レイダーのシャラド・ヘットをパダワンとし、英雄とされるほど優れたジェダイへと鍛えあげた。 しかし、詳細な経緯は不明であるがクローン大戦が終盤に差し掛かった時期に彼はジェダイ騎士団を追放され、ガンシック啓蒙教会という別の宗教組織の司祭に就任して同族の女性と結婚。結果的にオーダー66の発令によるジェダイの粛正と銀河帝国の樹立後も生き延びて娘が生まれるが、直後にダース・ベイダーに発見され襲撃を受ける。イースはまだ赤ん坊である娘を守るため自らダース・ベイダーに戦いを挑み足止めを試みるが、ベイダーはこれに先んじて尋問官達にイースの家族の追跡を命じており、イースは娘が拉致された姿を目の当たりにした直後、ベイダーに殺害された。 メイス・ウィンドゥがパルパティーンを捕えようとするシーンで瞬殺されたエージェン・コーラーとよく混同されるが、エージェンはイースの後任のジェダイ評議員である。 イーヴン・ピール (Even Piell) ジェダイ評議会のメンバーの一人であり、ラニックという種族に属する。ヨーダやヤドルほどではないが非常に小柄であり、ナブーの戦い後のパレードのシーンに登場している。かつて自身の出身惑星でもある惑星ラニックでの戦闘の際に、ジェダイ・マスターのアディ・ガリアの両親を救ったという過去を持つ。そのため、アディ・ガリアはピールを尊敬していた。 クローン大戦中、ピールは惑星ローラ・セイユーで分離主義者のオシ・ソベックにより脱獄不可能の刑務所シタデルにウィルハフ・ターキンやその他のクローンとともに幽閉されていた。やがてアナキン、オビ=ワン、さらにアソーカの率いるクローン小隊に救出されるが、ドロイド軍によりシャトルを破壊され、ローラ・セイユーからの脱出が不可能になった。ドロイド軍に包囲されたピールは最期まで戦うが、オシ・ソベックの放ったクリーチャー「アヌーバ」に噛まれ戦死してしまう。その後、遺体はアソーカによって運ばれ、アナキンとオビワンによりローラ・セイユーの溶岩に流され、炎となって消えていった。 ピールの左目には大きな傷があるが、これは故郷で7人のテロリストと闘った際、片手で勝利したが、その代償として失ったものであり、また、義眼を入れることを頑なに拒否しているためでもある。 ジョカスタ・ヌー (Jocasta Nu) コルサントのジェダイ公文書館の司書を務めていた老女で、ジェダイ・マスターである。以前はジェダイ評議会で10年間評議員を務めていた。オビ=ワンがパドメの暗殺者の手掛りを得るために調査していた惑星「カミーノ」の情報が、公文書館のチャートにはないことを確認した時には、チャートにはないという理由のみで「存在しない」と断定するなど、自ら管理する公文書館の情報には絶対の自信を持っていた。クローン大戦終結時、パルパティーンによってオーダー66が発令された時、ジョカスタは聖堂内の子供たちを外部に避難させたが、多くの子供たちがダース・ベイダーに殺された。その後ジョカスタはコルサントを脱出し、公文書館から持ち出した資料の隠匿を試みたが、次世代のジェダイ候補としてフォース=センシティブの子供たちのリストを記録したカイバー・メモリー・クリスタルを奪還するためにジェダイ聖堂への侵入を試みた際、大尋問官やベイダーとの戦闘で殺害された。 レジェンズ(非正史)ではベイダーが第501大隊を率いてジェダイ聖堂を襲撃し、ジョカスタが子供たちを避難させようとした時点で、彼女自身もベイダーに殺害されている。 キ=アディ=ムンディ (Ki-Adi-Mundi) 惑星スリアのスリアンというエイリアン種族出身で、縦長の頭と二つの脳を持ったジェダイ評議員。二つの脳を持っているため、フォースのダークサイドに対する独自の洞察を行うことができ、ジェダイ評議会のメンバーの中では非常に重要な地位にある。『ファントム・メナス』の際には、ジェダイ評議会の中では新参メンバーであると共に、唯一のジェダイ・ナイトであった。10年後には、パダワンを取りジェダイ・マスターとなっている。彼の出身種族であるスリアンは男性の出生率が大変低く、彼の母星の男性そのものが慢性的に不足しているため、ジェダイとしては例外的に結婚を認められており、数人の妻子がいる(デアゴスディーニ発行の『スター・ウォーズファクトファイル』によると、男性の産まれる割合は12人に1人)。 ジオノーシスの戦いで、プロ・クーンと共に独立星系連合の司令船の攻撃を試み、その船内にあるバトル・ドロイドの主電源を切ったが、その直後にバトル・ドロイドはバックアップシステムによって再び動き出したため、2人は捕らえられた(映画ではカットされている)。クローン大戦の勃発後には数々の惑星へと派遣され、ハイポリの戦いではグリーヴァス将軍と1対1で対峙して生還している。パルパティーンがオーダー66を発令したため、同行していたクローン・コマンダーのバカラと、部下のクローン・トルーパー特殊部隊ギャラクティック・マリーンらによって、惑星マイギートーでの戦闘中に殺害された。 彼はナブーの戦いの56年前にジェダイ・マスターのダーク・ウーマンに見出だされ、パダワン時代にはヨーダの下で修行を行っていた。ナブーの戦いの直前、故郷の政治紛争に巻き込まれた彼はタトゥイーンに墜落し、そこでジャバ・ザ・ハットの一味との抗争になり、行方不明だった娘の一人を救出することに成功する。また、タトゥイーンでは通商連合が軍事力を増強していることを知り、戦争の兆候をつかむことになる。 ムンディは老オビ=ワンと鯨を掛け合わせたエイリアンにしたいというルーカスの要望によってデザインが創作された。演じたサイラス・カーソンは、「ジェダイ評議会の賢者を演じるのは楽しかったよ。彼には親戚のおじさんのような親しみが感じられるだろう?それは、彼が善良で、やさしく、賢く、頼りがいのあるジェダイ・マスターだからなんだ」と答えている。 キット・フィストー (Kit Fisto) 黄緑色の肌をした水陸両生のノートランと呼ばれるエイリアン種族のジェダイ・マスター。同じジェダイのアイラ・セキュラとは、もしジェダイでなければより深い関係になっていたとも言われるほど親密な友情を結んでいた。 クローン大戦のきっかけとなったジオノーシスの戦いで、バトル・ドロイドの体と一体化したC-3POに対して、フォースを使い転倒させた。その後、モン・カラマリの戦いではクローンSCUBAトルーパーを率いて惑星カラマリに出動し、民族抗争の鎮圧に成功した。この戦闘では自身もライトセーバーを手に水中戦を制している。彼のライトセーバーは、二つのクリスタルを備えているため、エネルギーを二方向に分けて周期的な点火振動をおこすことができ、水の中で使用することも可能である。 『反乱者たち』では弟子のナダルを失っているが、グリーヴァス将軍を圧倒する程ジェダイ・マスターとして実力は高い。 クローン大戦末期、シスの暗黒卿ダース・シディアスの正体が元老院最高議長パルパティーンだと判明した際には、メイス・ウィンドゥの招集に応じてセイシー・ティン、エージェン・コーラーと共に逮捕に向かったが、エージェンやセイシーと共に返り討ちに逢い死亡する。 フィストーのデザインは、元々『クローンの攻撃』に登場するシスの暗黒卿の初期案だったものである。 ルミナーラ・アンドゥリィ (Luminara Unduli) ミリアランの女性ヒューマノイドで、顎にタトゥーをしているジェダイ・マスターである。共和国、評議会からも信頼も厚く有能な予言者であった。クローン大戦では弟子バリス・オフィーの修行を完成させるべく、惑星イラムへ向かいライトセーバーの原料となるアデガンクリスタルを採取しに行ったが、そこでドロイドの襲撃に遭う(イラムの襲撃)。二人は生き残ることはできたものの、アデガンクリスタルの採掘場はドロイドが仕掛けた時限爆弾によって破壊され、洞窟内部にいた二人は周りを完全に岩で囲まれるが、イラムの危機を察知したヨーダが駆けつけ危機を回避した。その後、ルミナーラはキャッシークへ派遣され、オーダー66を受けたクローン・トルーパーに殺害された。 『反乱者たち』では表向きはクローン戦争を生き残り行方不明、その後帝国側に幽閉されているとされていたが、実際は死体をジェダイ・ハンターである尋問官が回収し、ジェダイを誘き寄せるために利用していた。 オポー・ランシシス (Oppo Rancisis) 惑星シスピアス出身。評議会メンバーの一人。蛇のような下半身をしており、顔全体が白髪と白髭に覆われている人物で、軍事戦略の達人。名前や出身惑星については「オポー・ランシセス」、「惑星ズィスピアーズ出身」とも表記される。 プロ・クーン (Plo Koon) 惑星ドーリン出身のケル・ドアというエイリアン種族。故郷である惑星ドーリンの空気成分は他の惑星とは全く異なっているため、常に特殊なゴーグルと対酸素マスクを装着している。彼はジェダイを何人も輩出した家門の出であり、ジオノーシスの戦いではキ=アディ=ムンディと共に独立星系連合の司令船へ攻撃を仕掛け、その内部にあるバトル・ドロイドの主電源を破壊することに成功するが、直後にバトル・ドロイドはバックアップシステムによって再び動き出したため、2人は捕らえられてしまった(以上のシーンは映画ではカットされた)。クローン大戦が勃発すると、惑星ケイト・ニモーディアに派遣され、長らくそこでの任務に従事した。しかし、パルパティーンがオーダー66を発令したため、同行していたクローン・トルーパーによって搭乗機ジェダイ・スターファイターは撃墜され死亡した。 クワイ=ガンとは同志の間柄であったため、クワイ=ガンがジェダイ評議会のメンバー入りを誰よりも望んでいた。また、3Dアニメ『クローンウォーズ』に登場するアナキンの弟子アソーカを最初に見出した人物でもあり、彼女からはアナキンと並んで深く尊敬されている。 クインラン・ヴォス (Quinlan Vos) インナー・リムの惑星キフュ出身のキファーである。幼いころ、両親をアンザーティの盗賊団の手によって失っている。通常のジェダイ候補生とは違い、ジェダイ聖堂ではなく故郷のキフュで修業を積んだ。クインランが精神力によって無生物上に残された微かな精神の痕跡から、近い過去の出来事を読み取ることができたためである。そのためジェダイ聖堂へクインランを渡すことはキフュの氏族にとって受け入れ難く、シェイフのカーリン・ヴォスはジェダイに対し、ジェダイ・マスターの派遣を要請した。ジェダイはこの妥協案を受け入れ、マスター・ソルムがクインランの師として派遣された。その後、クインランはジェダイ・ナイトの称号を受け、ナー・シャダーで密輸業者ポル・セキュラの姪であるアイラ・セキュラを見出し、パダワンとする。しかしポルによって投薬され記憶を失ったことをきっかけにダークサイドへ近づいて行くようになる。記憶を取り戻した後はヴィルマー・グラークと何度か行動を共にしたが、ダークサイドにとりつかれている部分は変わらなかった。 ドゥークー伯爵による分離主義運動が起こった際、クインランはソルムの助けを借りて分離主義運動内部にスパイ網を構築した。しかしこのスパイ網はジオノーシスの罠を察知できず、クインランはこれを恥じてクローン大戦の際には将軍とならずに裏方に徹する。そしてコート・ヴォスという偽名で活動するようになり、独立星系連合がカミーノを攻撃するという確かな情報を手に入れる。これによってジェダイは十分な時間を稼ぐことができ、クローン製造工場のあるカミーノの防衛に成功した。しかし数ヶ月のスパイ活動ののち、クインランはジェダイ聖堂との接触に失敗。銀河共和国を裏切ったとされ、エージェン・コーラーがクインランを連れ戻すために派遣される。だが共和国とハット・スペースとの外交交渉が緊張状態を迎えるとコーラーはクインランの追跡を断念、そしてクインランは連合軍の領域へ逃走して行ったとされる。だが実際にはクインランは共和国を完全に裏切った訳ではなく、二重スパイとして共和国と独立星系連合の間を行きつ戻りつしていた。彼はドゥークー伯爵配下のダーク・ジェダイの一人としてジェダイの活動を妨害する一方、時には彼等を手助けした。 戦争末期にようやく正式にジェダイ・オーダーへの復帰を許されたクインランは、激戦地となっていたサルーカマイへ派遣され、裏切り者のダーク・ジェダイであるソーラ・バルクを倒して共和国を勝利へ導いている。その後今度はキャッシークへ派遣されたが、そこでの戦闘の最中にオーダー66が発令される。しかし、彼はクローン・トルーパーの攻撃から生き延びることに成功している。その後、ヴォスは妻のカリーン・ヘンツと共に暮らし、コート・ヴォスという息子を授かっている。 セイシー・ティン (Saesee Tiin) イクトッチィという種族で、惑星イクトッチヨンを回る衛星イクトッチの出身。頭部から二本の角が下向きに突き出ており、凶眼。強靭な皮膚を持つ。孤独を愛するジェダイであり、1人の弟子も持ったことはない。 パイロットとしての技術はジェダイの中でも1、2を争うと言われている。自身と同様に優秀なパイロットで、メカニックにも精通しているアナキンの才能を高く評価している。また、フォースと種族特有のテレパシー能力を駆使して、航法コンピュータのナビゲーションなしに、自由にハイパースペースを飛ぶことができる。アニメ『クローン・ウォーズ』でもパイロットとしての腕前を活かし、宇宙戦や近接航空支援により大きな戦果を挙げている。メイス・ウィンドゥがパルパティーンを逮捕しに行くシーンにキット・フィストー、エージェン・コーラーとともに同行するも斬り殺された。 名前については、「サシー・ティン」と表記されている資料もある(扶桑社『スター・ウォーズ完全基礎講座 エピソード1篇』、偕成社『スター・ウォーズ エピソード1データブック』等)。 サイフォ=ディアス (Sifo-Dyas) 『クローンの攻撃』の中で、10年前にクローン技術に長けている共和国辺境の惑星カミーノに120万人のクローン・トルーパーを発注したジェダイ・マスターとして語られる。『ファントム・メナス』で描かれたナブーの戦いの後に、惑星フェルーシアの和平交渉に派遣され殺害された。具体的な描写はされていないが、非正史(レジェンズ)ではジョージ・ルーカス監修の元に執筆されたブリッジノベル『悪の迷宮』(ソニーマガジンズ刊)、正史(カノン)ではアニメ『クローン・ウォーズ』シーズン6等の作品において断片的に描かれた。 彼はシスの脅威に備えるため、極秘で銀河一のクローン製造技術を持つカミーノ人にクローン兵団を注文した。銀河元老院最高議長パルパティーンにのみ計画を打ち明けたが、その後ドゥークー伯爵にシスの暗黒卿となるための証明を兼ねて殺害されてしまう。 スタス・アリー (Stass Allie) ジェダイ評議会の一員であるスタス・アリーは、同じくジェダイ評議員であったアディ・ガリアの従姉妹で、180cmという長身のジェダイ・マスターである。クローン大戦勃発時のマスターとなり、その後評議員に昇格した。 スタスは陥落させたサルーカマイでクローン部隊とスピーダーバイクでパトロールをしていたその時、ダース・シディアスによるオーダー66が発令され、コマンダー・ネイオはスタスの乗るスピーダーバイクに発砲し、制御の効かなくなったスピーダーバイクは方向を変え柱に激突し、スタスは死亡した。 ヤドル (Yaddle) 477歳。『ファントム・メナス』でジェダイ評議会の一員として登場したジェダイ・マスターの1人で、ヨーダと同じ種族の女性ジェダイであるが、2人の出自については謎が多い。ヨーダと同じく瞑想を好み、討論の場でも物静かに他者の主張に耳をかたむけている。彼女が自分の意見を述べるのは、いつも最後である。また、ヨーダの知識と平静さを強く尊敬している。 『ファントム・メナス』の約200年程前、当時まだパダワンであったヤドルは、師と共に任務で惑星コーバへと向かっていたが、その最中に師を殺害され、自身も約1世紀以上もの永い間、地下牢に幽閉されてしまうが、フォースを集中させることで大規模な地殻変動を起こし、地下からの脱出に成功した。この時ヤドルは、自分を幽閉した人々の子孫には報復せず、地殻変動からの復興を手助けしたばかりか、さらに独裁者を倒して彼らを解放している。ジェダイ評議会はこの出来事に対し、まだパダワンであったヤドルをジェダイ・マスター、ジェダイ評議員に任命している。 内戦で混乱している惑星モワンの治安維持を支援する任務の際に、犯罪王グランタ・オメガの放った巨大なガス爆弾からこの惑星の住民達を守るために、自らフォースで爆弾を吸収して死亡する。評議会における後任は、ジェダイ・マスターのシャク・ティが務めることとなった。 ヨーダのデザイン画の1つをベースにNG版パペットを流用して制作されたため、髪色や髪型以外の点でも外見はヨーダと非常によく似ている。 ヤレアル・プーフ (Yarael Poof) 『ファントム・メナス』のジェダイ評議会のシーンに登場したジェダイ・マスターの一人。首が非常に長く、青白い肌は非常に薄く、骨格が浮き出ている。瞳は濁った赤色をしており、『クローンの攻撃』に登場したトーン・ウィやラマ・スーらカミーノ人に近い容姿をしているが、彼はカミーノ人ではなく、無脊椎種族のクワーミアン(ケルミアン)である。彼の種族は4本の腕と、胸に第二の脳を持ち、嗅覚器官は腕にある。伝説的なマインド・トリックの使い手として知られており、戦闘の際、幻影術を使って自分の姿を巨大な猛獣として映し出すことによって、敵対するものを恐怖させ、戦意を喪失させる。
※この「ジェダイ」の解説は、「スター・ウォーズ登場人物一覧」の解説の一部です。
「ジェダイ」を含む「スター・ウォーズ登場人物一覧」の記事については、「スター・ウォーズ登場人物一覧」の概要を参照ください。
「ジェダイ」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
- ジェダイのページへのリンク