片手

デジタル大辞泉

かた‐て【片手】

読み方：かたて

１ 片方の手。隻手(せきしゅ)。

２ 相対するものの一方。「舞台の—」

３ 一組みのものの片方。また、一方にだけあること。「手袋の—」

４ 《片手の指の数から》「五〇」「五万」など、五のつく数を示す。「—におまけしましょう」

５ 二つ以上のことを同時に行うこと。かたてま。

「勧進聖になりてめぐる、その—にあらあら見物せばやとて」〈仮・東海道名所記・一〉

短編小説作品名辞典

片手

作者莫言

収載図書中国の村から―莫言短篇集
出版社JICC出版局
刊行年月1991.4
シリーズ名発見と冒険の中国文学

片手

作者パトリシア・ハイスミス

収載図書女嫌いのための小品集
出版社河出書房新社
刊行年月1993.1
シリーズ名河出文庫

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

片手

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 10:53 UTC 版)

和語の漢字表記

片 手（かたて）

1. 「かたて」を参照。

Weblio日本語例文用例辞書

「片手」の例文・使い方・用例・文例

• 彼が本を片手に作りました
• 真夏の夜はビール片手にナイター観戦も乙なものだ。
• 彼は片手にきかいほうを持っていた。
• この紙ばさみは片手で使えます。
• 彼女は片手に赤ん坊を抱え、もう一方の手でうば車をたたんだ。
• 警告するように片手を上げる
• 王は民衆の喝采に威厳をもって片手を上げた。
• あなたはそれを片手でしっかりと掴むことができる。
• 彼女は片手でばく転をした。
• ビールを片手に、花火を見るのが楽しみです。
• 彼は片手に帽子を持って立ち上がった。
• 彼は片手に火、片手に水を運ぶ。
• 彼は片手でハンドルを握り、もう一方の手を私のほうに振った。
• 彼はよく片手をポケットに入れて歩いている。
• 彼はあごを片手にもたせて食卓にひじを突いて座っていた。
• 私はボールを片手で受けた。
• 市長は片手を目にかざした。
• その彼女は重い箱を片手で持ち上げた。
• その男の子は重い箱を片手で持ち上げた。
• 私は週末には家の中や周りで片手間仕事をする.