傭兵
(傭兵軍 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 02:17 UTC 版)
傭兵(ようへい、英: mercenary)は、金銭などの利益により雇われ、直接に利害関係の無い戦争に参加する兵またはその集団である。
- ^ 新・ことば事情 4313「『傭兵』と『雇い兵』」(読売テレビ、道浦俊彦TIME、2011年2月23日)
- ^ ロバート・ヤング・ペルトン『ドキュメント 現代の傭兵たち』角敦子(訳)、原書房、2006年。ISBN 4562040440。
- ^ Wise, Terence (1982). Armies of the Carthaginian Wars 265-146 BC. Osprey Publishing. ISBN 0850454301
- ^ 二木謙一『大坂の陣—証言・史上最大の攻防戦』中央公論社、1983年。ISBN 4121007115。
- ^ 笠谷和比古『関ヶ原合戦と大坂の陣』吉川弘文館〈戦争の日本史〉、2007年。ISBN 4642063277。
- ^ 鈴木直志『ヨーロッパの傭兵』山川出版社〈世界史リブレット〉、2003年、30-31頁。ISBN 4634348004。
- ^ a b c 福田豊彦、福田豊彦(編)、1993、「戦士とその集団」、『いくさ』、中央公論新社〈中世を考える〉 ISBN 4642027041 pp.72-81.
- ^ a b 阿部琢磨「民間軍事会社の世界展開」『軍事研究2008年6月号』、ジャパン・ミリタリー・レビュー、2008年6月1日。
- ^ #菊池
- ^ #シンガー
- ^ “20年異国の戦場で戦った元日本人傭兵/ミサイル爆撃で瀕⚫︎/同僚が頭撃ち抜かれ即⚫︎/高部正樹”. 街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜 (2022年12月27日). 2022年12月27日閲覧。
- ^ “「私戦予備および陰謀」とはどんな罪なのか イスラム国に参加計画の大学生を事情聴取、法曹関係者も驚く”. J-CAST (2014年10月7日). 2018年6月2日閲覧。
- ^ “月給33万円のはずが…賃金を搾取されるシリア人傭兵 報告書”. AFP (2021年5月30日). 2021年5月30日閲覧。
傭兵軍(MERCENARY TROOPS' ARMS)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 15:39 UTC 版)
「マシーネンクリーガーの登場兵器」の記事における「傭兵軍(MERCENARY TROOPS' ARMS)」の解説
A.F.S(Armored Fighting Suit) 発明家フレール・フルマー技師の開発した作業用スーツに装甲と赤外線レーザー砲を装備したもので、ゲリラ戦術によりシュトラール軍に予想以上の損害を与え、戦争の長期化を促す事となった。「硬い殻を被っている」ということから、シュトラール軍から「ピーナッツ/ナッツ」という渾名を付けられている。寒冷地用のポーラーベア、水中用のトライデント、月面用のルナポーン、夜間戦闘用のナイトストーカーなど、数々のバリエーションが存在する。 S.A.F.S(Super Armored Fighting Suit) 対ナッツロッカーを念頭に開発されたA.F.Sの強化改良型。ナッツロッカーのレーザーに耐えるセラミック装甲と一撃で破壊しうるエクサイマーレーザー砲を備え、さらに間接視認システムによる覗き窓のない完全密閉装甲化を実現している。非常時には装甲を前後に爆砕し、乗員を強制排出するというシステムを備えている。その完成度の高さから多くのバリエーションや発展型が開発され、地球独立戦争を代表する傑作兵器となった。 S.A.F.S ラクーン(RACCOON) S.A.F.Sから武装を廃し、シーカー類や通信機器を強化した偵察・指揮タイプ。 S.A.F.S ラプター(RAPTOR) 陸戦用S.A.F.Sの強化改良型。新型宇宙用S.A.F.Sスネークアイと部品の4割を共用することで性能向上を図ったが、設計が祟って配備初期は稼働率が悪く「ヌーサンス(厄介者)」の蔑称で呼ばれた。しかし信頼性向上と共に、地上最強の装甲戦闘スーツの評をほしいままにしていった。 S.A.F.S ラプーン(RAPOON) ラプターの偵察型。ラクーンと違い、レーザーアームをそのまま装備した機体もある。 H.A.F.S ジェリー(Heavy Armored Fighting Suit JERRY) A.F.Sの後継機として開発された2脚型H.A.F.S。S.A.F.Sとの後継争いには敗れたものの、生産が容易である事から主に偵察部隊に配備された。後に強化型「スーパージェリー」やS.A.F.S型コクピットを備えた「ゴブリン」が開発された。 H.A.F.S グラジエーター(Heavy Armored Fighting Suit GLADIATOR) ボムフェル&チオネル社がS.A.F.Sの技術吸収を目的に傭兵軍と共同開発した4脚型H.A.F.S。間接視認システムと同社の自動制御技術の組み合わせにより、パイロットの思考や敵の攻撃に応答して自動動作する。 ドールハウス(DOLLHOUSE Panzer Werfer Y-615) ロケットランチャーを備える火力支援用小型戦車。形式名称はベースとなったシュトラール軍からの捕獲兵器Y-15軽戦車そのまま。ナッツロッカーに唯一対抗できる兵器として一時重宝されたが、S.A.F.S登場後は火力支援任務に戻っている。 サンドストーカー(SANDSTALKER Sdh.232(M)/Sdh.222(F)) 第二次惑星間紛争末期に大量生産され、初期傭兵軍の機械化部隊主力を担った武装装甲ホバー。主に砂漠地帯での奇襲作戦に従事したため、サンドストーカー(砂漠の密猟者)と呼ばれた。シュトラール軍の新兵器P.K.Aの出現により、後に第一線を退き、後方地域のパトロール任務などに就いた。大型のSdh.232はMale(雄)、小型のSdh.222はFemale(雌)と呼ばれ、区別されている。 シェンケル(SCHENKEL U.D.K.38) 歩行戦車メーカー・ボムフォル&チオネル社が開発した大型四足歩行戦車。重装備の不足した初期傭兵軍がブラックマーケットなどから合計53台購入した。第一線ではほとんど役に立たなかったため、その広い居住スペースを活かして師団/連隊の移動野戦司令部として用いられた。 フレーダーマウス(FLEDERMAUS J-40) V/STOL軽戦闘機。元々はシュトラール軍の兵器だったが開戦と同時に寝返った外人部隊により傭兵軍に持ち込まれコピー生産された。傭兵軍航空戦力の中核を担うも如何せん旧式の為、改良型のホルニッセには歯が立たずファルケ登場まで制空権を確保できなかった。 ファルケ(FALKE Pkf.85) 戦争中盤に登場した反重力装甲戦闘機。反重力装置による高い運動性と間接視認システムによる完全装甲を備え、この機体で傭兵軍は制空権の奪回に成功する。バリエーションとして武装強化を施したエクセサイマーレーザーガン装備型や装甲強化を施したPkf.85bis グリフォン が存在する。 スカウトフライヤー(SCOUT FLIER S-F-2U) 無人高速偵察機。 S.A.F.S ファイアボール(FIREBALL) S.A.F.Sの宇宙タイプ。外観はS.A.F.Sに酷似しているが中身は宇宙専用兵器に特化すべく大幅に改良されている。この機体で傭兵軍は月面や衛星軌道でも地上同様のゲリラ的戦術を展開、シュトラール軍の許にあった制宙権の一部奪取に成功した。後に、スネークアイの生産配備の遅れをカバーすべく暫定改良型「ファイアボールSG」が生産された。 S.A.F.S プラウラー(PROWLER) ラクーンの宇宙タイプ。「ファイアボール」の偵察型。レーザーアームを装備したイントルーダーや、「ファイアボールSG」ベースのプラウラーなどもあり、様々なバリエーションが存在する。 S.A.F.S スネークアイ(SNAKE EYE) ファイアボールの後継として開発された新型宇宙用S.A.F.S。背面装甲の強化や間接視認システムの改良などほぼ全身にわたり改良が施されているが、各機器の歩留まりの悪さや敵の妨害により生産・配備は難航し、一部機器(主に間接視認システム)に旧型を流用した簡易タイプ「スネークボール」や「スーパーボール」も存在する。 S.A.F.S シーピッグ(SEAPIG) スネークアイの偵察型。レーザーアームをそのまま装備している。 キャメル(CAMEL) 月面用2脚戦車。傭兵軍には珍しく大きなクリアキャノピーを持つ。 宇宙戦闘機インターセプター(INTERCEPTOR) 傭兵軍の新型宇宙戦闘機としてイラストが公開されている。 ルナダイバー(LUNADIVER) 月面攻撃機。重装甲と大出力のプラズマロケットモーターを備え、月面の敵施設への一撃離脱や降下部隊の火力支援に当たる。 バナナボート(BANANABOAT) 宇宙用S.A.F.Sを輸送する小型宇宙船。旧来の化学式ロケットで地上より打ち上げられ、作戦空域で「バナナ」と呼ばれる輸送カプセルを分離、S.A.F.Sを放出する。キャメルやルナダイバーを輸送する特別仕様機も存在する。 アウゲンシュテルン/モルゲンシュテルン(AUGEN STERN/MORGENSTERN) 傭兵軍のスパイ衛星(偵察衛星)。イラスト掲載時はシュトラール軍の小型高機動衛星となっていた。WAVE製ファイアボールのキット箱絵のバックにも描かれている。 B-4500 傭兵軍の蒸気機関車。シュトラール軍の反重力装置実験機FIREFLYを傭兵軍が捕獲した際、これを運搬した。
※この「傭兵軍(MERCENARY TROOPS' ARMS)」の解説は、「マシーネンクリーガーの登場兵器」の解説の一部です。
「傭兵軍(MERCENARY TROOPS' ARMS)」を含む「マシーネンクリーガーの登場兵器」の記事については、「マシーネンクリーガーの登場兵器」の概要を参照ください。
- 傭兵軍のページへのリンク