URBANO V02とは? わかりやすく解説

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URBANO V02

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 08:27 UTC 版)

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京セラ > URBANOシリーズ > URBANO V02
au URBANO V02(KYV34)

モカブラック 前面(キー点灯時)

背面
キャリア au
製造 京セラ
発売日 2015年7月18日より順次
概要
OS Android 5.1
CPU Qualcomm
Snapdragon 400
MSM8928 1.4GHz
(クアッドコア)
音声通信方式 3.9G:FDD-LTE
au VoLTE
(700MHz/N800MHz/2GHz)
3G:W-CDMA
(850MHz/2GHz)
2G:GSM
(1.9GHz/1.8GHz/900MHz)
データ通信方式 3.9/4G:
FDD-LTE/LTE-Advanced
au 4G LTE/au 4G LTE CA
(700MHz/N800MHz/2GHz)
WiMAX 2.1
WiMAX 2+
3.5G:UMTSW-CDMA
その他:無線LAN
(IEEE 802.11a/b/g/n/ac 5GHz/2.4GHz)
形状 ストレート型
サイズ 146 × 72 × 8.6 mm
質量 約138 g
連続通話時間 約990分(VoLTE)
連続待受時間 約540時間
(LTE/WiMAX2+)
充電時間 約140分
(卓上ホルダ利用時)
バッテリー 2200mAh
(取り外し不可)
内部メモリ ROM:16GB
RAM:2GB
外部メモリ microSDHC
(最大32GB・KDDI公表)
microSDXC
(最大128GB・KDDI公表)
※容量2GB以下のmicroSDメモリーカード、およびClass 2以下(2MB/sec)の転送レートを持ったmicroSDHC/microSDXCメモリーカードは非推奨
日本語入力 iWnn IME
ケータイ入力対応
FeliCa FeliCa/NFC
赤外線通信機能 あり
テザリング あり
Bluetooth 4.1
放送受信機能 ワンセグ
外部接続 microUSB
3.5φステレオイヤホンマイクジャック
備考 1. LTEはキャリアアグリケーションに対応
2. 製造国: 日本
メインディスプレイ
方式 TFT液晶
(IPS方式)
解像度 HD
(1280×720ドット
サイズ 5.0インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約1300万画素CMOS
機能 マルチポイントAF
フルHD動画撮影
サブカメラ
画素数・方式 約500万画素CMOS
機能 顔検出AF
HD動画撮影
カラーバリエーション
モカブラック
ディープグリーン
トゥインクルピンク
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

URBANO V02(アルバーノ ブイゼロニ)は、京セラによって日本国内向けに開発された、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話第3.9世代移動通信システムau 4G LTE/au VoLTE)、および第4世代移動通信システムau 4G LTE CA/WiMAX2+)対応スマートフォンである。製造型番はKYV34(ケーワイブイ サンヨン)。

概要

L03およびV01の後継機種であるが全体的にスペックダウンしている代わりにURBANOシリーズのスマートフォンとしては歴代最薄・最軽量を実現し、スタイリッシュに仕上げた。なおこれまでシリーズを通してベース端末は設定されていたが本機でのベース元の端末がなく、新規に開発したモデルとなっている[1]

シリーズとしては馴染みのあるメタル素材は背面部分と電源やハードウェア(ホーム・戻る・タスク切替)のキーに採用し、持ったときの質感を感じることができる[2]。またハードウェアキーには先代機種と同様に照光し、暗い場所でも分かりやすく工夫している。

液晶は5インチで、解像度はHDに下がったものの、IPS方式になり視野角が向上した。また旭硝子(現・AGC)製「Dragontrail X」の強化ガラス採用と画面枠部分を高くすることにより、キズや割れに強い設計となっている。またau VoLTEに対応した「スマートソニックレシーバー」を搭載し、高音質かつクリアな通話を実現している。

メインカメラは1300万画素センサーを搭載し、先代より撮影モードが一層充実になった。半押しができるシャッターキーも先代に続いて備わっている。また携帯のカメラとしては珍しく4K写真の4:3サイズ(3840×288011メガピクセル)の撮影をサポートしているのも大きな特徴である[3]。ただし先代まであった「くっきり高解像撮影」は対応していない。サブカメラはこれまでの97万画素から500万画素へと大幅に向上し、顔検出AFを新たに採用するとともに自撮り性能を初めて強化した。

スマートフォンが初めての方でも分かりやすく、ホーム画面は「標準ホーム」のほか初心者用のホーム画面として「エントリーホーム」やKDDIが提供する「auベーシックホーム」の三種類が用意されている。また従来型端末(フィーチャーフォン)から買い換えした後でも使いやすいよう、ケータイ感覚で文字入力ができる機能も搭載されている。

ただし軽量薄型を犠牲にバッテリー容量は2200mAhに減らされている(取外は不能)。なお、おくだけ充電(Qi)はV01と同様に設定されておらず、ハイレゾ音源の再生機能には非対応である。また、テレビ(ワンセグ)視聴の際は付属のアンテナケーブルをイヤホンジャックに接続する必要があり、「DLNA」や「MHL」といったケーブルを用いるテレビ接続機能、「Dolby Digital Plus」、さらには「USB On-The-Go(USB外部入力機能)」も先代までサポートしていたが本機種では対応していない。

SIMロック解除義務化の開始後に発売した機種で、同時期に発表した「TORQUE G02(KYV35)」と共に対応しURBANOシリーズとしては最初にSIMロック解除をサポートしている。ただしG02とは対照的にAndroid 6.0のアップデートは歴代シリーズと同じく見送りしている。なおG02のテレビCMでは最後の部分に本機が映っているほか「ジュニアスマートフォン miraie」や「シンプルスマートフォン BASIO」も確認されている[4][5]

また専用オプションとしてV01に続き京セラ純正の窓つきフリップカバーが用意されている[6]。本カバーは卓上ホルダに対応するほか、新たに背面部分を起こすことによりスタンド機能として使うことも可能である。

キャッチコピーは「Quality For Your Life. ~一歩先を行く、上質な毎日へ。~」

日本製の端末ではあるものの、特定の言語とアプリの組合せによっては日本語のフォントが正しく表示されない現象が発生している(未だに改善方法は不明である。)。


搭載アプリ

その他機能

※PC向けWebブラウザが標準装備されている。携帯向けサイト(EZweb)は他のスマートフォンやPCと同じく閲覧不可。

主な機能・対応サービス
Google Play
au Market
auスマートパス
auウィジェット
Webブラウザ
LISMO!
for Android

LISMO WAVE
ハイレゾ音源再生プレイヤー
(最大192kHz/24bit
おサイフケータイ
NFC
おくだけ充電(Qi
ワンセグ

DLNA/DTCP-IP
au one メール
PCメール
Gmail
EZwebメール
デコレーションメール
デコレーションアニメ
Friends Note PCドキュメント
au Smart Sports
Run & Walk
Karada Manager
ゴルフ(web版)
Fitness、歩数計
GPS
方位計
au oneナビウォーク
au one助手席ナビ
au one ニュースEX
au one GREE
かんたんメニュー
じぶん銀行
緊急速報メール Bluetooth 無線LAN機能
(Wi-Fi)
赤外線通信
Miracast
au 3G HIGH SPEED[7]
au VoLTE
(シンクコール対応)
au 4G LTE[8][9]
CA対応)
WiMAX2+[10]
グローバルパスポート auフェムトセル
microSDHC
microSDXC
モーションセンサー(6軸) 防水
防塵
簡易留守録
着信拒否設定
  • 安心セキュリティパックはフル対応


沿革

  • 2015年(平成27年)5月14日 - KDDIおよび京セラより公式発表。
  • 2015年7月18日 - 日本全国にて順次発売。

アップデート

2015年12月17日のアップデート[11][12]
  • YouTubeなどのストリーミング向けコンテンツが正常に再生できない場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号が100.2.2300から102.0.2800になる。
2016年6月27日のアップデート[13][14]
  • 通話中に突然と切れてしまう場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号が102.0.2800から103.0.2930になる。
2016年7月14日のアップデート[15][16]
  • 一部地域で国際ローミング中に音声通話やSMSが利用できない場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号が103.0.2930から104.1.2940になる。

脚注

  1. ^ L01L02は「DIGNO S KYL21」がベース元で、L03とV01は「DIGNO M KYL22」がベース元[要出典]である。
  2. ^ ただし背面部分はキズやへこみとかには弱いため取扱いには注意が必要。
  3. ^ これはINFOBAR A03(KYV33)以降、京セラのau向けスマートフォンも同様の撮影サイズが設定されている。
  4. ^ au TORQUE G02 テレビCM 「ついに海へ」篇 - YouTube 京セラ公式
  5. ^ なお後日に 新色を追加したテレビCM にはG02以外確認されていなかった。
  6. ^ このアクセサリーは「au +1 collection SELECT」扱いにて販売している。
  7. ^ 旧・WIN HIGH SPEED
  8. ^ 受信:最大150Mbps/送信:最大12Mbps(2GHz)
  9. ^ 受信:最大75Mbps/送信:最大25Mbps(800MHz)
  10. ^ 受信:最大110Mbps/送信:最大10Mbps
  11. ^ URBANO V02のアップデート情報(au) - KDDI 2015年12月17日
  12. ^ au、「HTC J butterfly HTV31」「URBANO V02」でソフト更新 - ケータイ Watch(インプレス) 2015年12月17日
  13. ^ URBANO V02のアップデート情報(au) - KDDI 2016年6月27日
  14. ^ au、「URBANO V02」でソフト更新 - ケータイ Watch(インプレス) 2016年6月27日
  15. ^ URBANO V02のアップデート情報(au) - KDDI 2016年7月14日
  16. ^ auの「INFOBAR A03」とURBANO2機種でソフト更新 - ケータイ Watch(インプレス) 2016年7月14日

関連項目

  • 京セラ
  • URBANOシリーズ
  • Qua phone(KYV37) - 本機をベースに一部機能を省略したエントリー向けの派生機種(auオリジナルブランド製品・Quaシリーズ)
    • Qua tab 01(KYT31) - こちらはQuaシリーズのタブレット端末(同じ京セラ製)
  • DIGNO
  • TORQUE G02(KYV35) - バッテリーが取り外せる以外性能はほぼ共通化している。

外部リンク

参考文献

先代:
L03V01
(KYY23・KYV31)
au URBANOシリーズ
V02
(KYV34)
次代:
V03
(KYV38)



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