Xperia Z2 Tablet SO-05F
Xperia Z2 Tablet SO-05Fとは、NTTドコモが2014年夏モデルとして発売したソニーモバイル製のタブレット型端末である。「ドコモタブレット」シリーズのハイエンドモデルとして登場した。
Xperia Z2 Tablet SO-05Fは10.1インチの液晶ディスプレイを搭載した、いわゆる10インチタブレットである。薄さ6.4mm、重量439gと薄型軽量であり、これは発売時点で世界最薄・最軽量であるという。本体は角に丸みのある、マットな質感のデザインとなっており、IPX5およびIPX8相当の防水性能を持つ。
Xperia Z2 Tablet SO-05Fには、別売りオプションとして専用のBluetoothキーボードが用意されている。これはカバーとスタンドも兼ねており、装着するとモバイルノートPCと同様の感覚で入力操作を行うことが可能になる。
Xperia Z2 Tablet SO-05FはOSにAndroid KitKat(バージョン4.4)を搭載する。CPUには2.3GHzのクアッドコアCPUが搭載される。バッテリー容量は6000ミリアンペア(mAh)で、3G、LTE共に1000時間以上の連続待受時間を実現している。NTTドコモが発表したVoIPのサービス「VoLTE」にも対応している。
参照リンク
docomo Xperia Z2 Tablet SO-05F - (NTTドコモ)
ソニーモバイル: | Xperia A SO-04E Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E Xperia Z1 f SO-02F Xperia Z2 Tablet SO-05F Xperia A4 SO-04G Xperia Z5 SO-01H Xperia X Performance |
Xperia Z2 Tablet
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/30 23:59 UTC 版)
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Xperia Z2 Tablet | |
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製造 | ソニー |
発売日 | 2014年5月31日 (日本市場) |
概要 | |
OS | Android 4.4 |
CPU |
Qualcomm Snapdragon 801 MSM8974AB 2.3GHz (クアッドコア) |
形状 | タブレット |
サイズ | 172 × 266 × 6.4 (最厚部 6.7) mm |
質量 | 426 g |
充電時間 | 約340分 |
内蔵メモリ |
RAM:3GB ROM:16GB・32GB |
外部メモリ |
microSD (2GBまで) microSDHC (32GBまで) microSDXC (128GBまで) |
日本語入力 |
POBox Touch 手書き入力対応 |
Bluetooth | 4.0[1] |
放送受信機能 | FM放送 |
メインディスプレイ | |
方式 |
TFT トリルミナスディスプレイ for mobile IPS方式 |
解像度 |
画素数: WUXGA(1920×1200ピクセル) |
サイズ | 10.1インチ |
表示色数 | 16,777,216色 |
無線LAN | |
規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
周波数範囲 | 2.4GHz/5GHz |
メインカメラ | |
画素数・方式 |
810万画素裏面照射積層型CMOS Exmor RS for mobile |
機能 |
オートフォーカス 手ぶれ防止機能(静止画) Full HD動画撮影 3Dパノラマ撮影(静止画) |
サブカメラ | |
画素数・方式 |
220万画素裏面照射型CMOS Exmor R for mobile |
機能 | Full HD動画撮影 |
カラーバリエーション | |
White (32GBモデルのみ) | |
Black (16GB・32GBモデル) |
Xperia Z2 Tablet(エクスペリア ゼットツー タブレット)は、ソニーによって開発された、Android搭載のタブレット型端末である。
概要
Xperia Tablet Zの後継モデルで、Xperia Z2 Tablet SOT21・Xperia Z2 Tablet SO-05F(ソニーモバイル製)からau・NTTドコモに関係するアプリとワンセグ・フルセグ・NOTTV(モバキャス・SO-05Fのみ)受信機能、LTE/3G通信機能を省略したものとなる。これ以外はSO-05FおよびSOT21とほぼ同じ機能となる。
店頭モデルでは32GBモデル「SGP512JP/B・W」が販売されるが、ソニーストア限定で16GBモデル「SGP511JP/B」も販売された。
Xperia Z2 Tablet共通の特徴としてグーグルが提供しているオンラインサービスとの連携が図られている[2]。また、フルHD対応の10.1インチディスプレイを採用している[2]。
搭載アプリ
連絡先 メッセージ Eメール カレンダー カメラ テレビ FMラジオ アラームと時計 電卓 ノート リモコン ブラウザ ファイル転送 設定 取扱説明書 oficeSuite WALKMAN アルバム ムービ Sonyselect ニュースsocialie playストア NOTTV 音声検索 ドコモ電話帳 Dメニュー Dマーケット メディアプレイヤー ICタグ・バーコードリーダー 災害用キット ハングアウト Gmail Google+ フォト Music Unlimited Video Unlimited
歴史
アップデート・不具合など
- 2014年8月5日のアップデート
- タッチパネルの操作性を向上。
- マルチユーザーを設定した際、Homeが選択出来なくなる症状が改善される。
- ChromeのHome画面がMy Tabletに変更される。
- ビルド番号が17.1.2.A.0.314になる
- その他機能向上
- 2014年11月26日のアップデート
- Android 4.4.4にアップデートされる。
- ハイレゾ音源のヘッドホン出力に対応する、これに伴いサウンド設定の項目が一部統一される。
- Playstation 4のリモートプレー機能に対応する。
- カメラアドオンにARファン、サウンドフォト、マルチカメラが追加される。
- Xperiaホームのアップデートに伴い1ページに配置可能なアプリの数が最大56個から35個に減少し、ドロワーボタンの位置が右上から中央に移動される。
- Lifelog、Moviecreator、Moraアプリの追加
- Pixlr Expressアプリがシステムアプリから外れたことにより削除可能になる。
- 一部のウィジェットが仕様変更で一時的に消える、もしくはウィジェット自体が削除される
- キーボードアプリのPOBoxがアップデートされ50音入力に対応する。
- ビルド番号が23.0.1.A.4.30になる。
- 2015年7月31日のアップデート
- Android 5.0.2にアップデートされる。
- ロック画面に表示される時計のデザインを3種類の中から選べるようになるが、ウィジェットが置けなくなる。
- 戻る、ホーム、タスクのアイコンが変更される。
- 設定アプリのアイコン及びレイアウトが変更される。
- 通知画面及び、クイック設定のレイアウトが変更され、クイック設定の移動可能なアイコンが最大4x3+1の13個から3x3の9個になる。
- 通知、タスクの全終了ボタンのアイコンが変更される。
- メール、カレンダーアプリのUIが変更される。
- 更新センターがシステムアップデート時を除き使用できなくなり、アプリの更新はWhat's newアプリから行うようになる。
- USB経由でハイレゾ音源を再生する際4.4.4では設定を有効にしないと使用できなかったが、本バージョンからは接続時に自動的に有効になるようになった。
- 電卓アプリで計算結果のコピー&ペーストが出来なくなる。
- SensMe slideshowアプリが削除される。
- ビルド番号が23.4.A.0.570になる
- 2015年10月6日のアップデート
- セキュリティ機能の修正
- ビルド番号が23.4.A.1.200になる
脚注
- ^ 対応プロファイル:A2DP、AVRCP、DID、GAVDP、GAP、HDP、HID、HSP、IOPT、MAP、OPP、PANU、SPP、HOGP
- ^ a b 技術評論社編集部『ゼロからはじめる Xperia Z2 Tablet スマートガイド』2014年、8頁。
- ^ ニュース&トピックス | 会社情報 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
関連項目
外部リンク
- Xperia_Z2_Tabletのページへのリンク