IPX8
別名:アイピーエックスエイト
IPX8とは、電子機器の防水性能に関する等級のうち、ある程度継続して水没していても内部に浸水せず、使用することができることを表す等級である。
防水に関する等級は日本工業規格やIEC規格において規定されている。0から8までの9段階に区分され、例えばIPX5は水が直接かかっても端末に影響が出ない程度の防水性能を示し、IPX7は一時的に水に浸っても端末に影響が出ない程度の防水性能を示す。IPX0は無保護である(防水性能がない)ことを示す。IPX8は一定の水深に一定時間沈めていても内部に浸水せず、また同時間内に水中で操作することができる程度の性能を示す。
携帯電話などにおける一般的な防水性能は、IPX5やIPX7相当であることが多い。富士通の「らくらくホン7」はIPX5およびIPX8相当の防水性能を持つ。
IPX8相当と判断される基準となる水深(水圧)および潜水時間は、必ずしも厳密に統一されていない。潜水時間は30分間とされることが多いが、水深は1.5メートルの場合もあれば5メートルの場合もある。「らくらくホン7」では静水の水深1.5mを基準としている。
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