mono (漫画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 21:49 UTC 版)
mono | |
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テレビアニメのロゴ
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ジャンル | 4コマ漫画、旅行、写真 |
漫画 | |
作者 | あfろ |
出版社 | 芳文社 |
掲載誌 | まんがタイムきららミラク まんがタイムきららキャラット |
レーベル | まんがタイムKRコミックス |
発表期間 | まんがタイムきららミラク 2017年5月号 2017年7月号 - 2017年12月号 まんがタイムきららキャラット 2018年2月号 - |
巻数 | 既刊4巻(2024年4月25日現在) |
アニメ | |
原作 | あfろ |
監督 | 愛敬亮太 |
シリーズ構成 | 米内山陽子 |
キャラクターデザイン | 宮原拓也 |
音楽 | 百石元 |
アニメーション制作 | ソワネ |
製作 | アニプレックス、芳文社 ソワネ、毎日放送 |
放送局 | 毎日放送・TOKYO MXほか |
放送期間 | 2025年4月13日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『mono』(もの)は、あfろによる日本の4コマ漫画作品[注 1]。『まんがタイムきららミラク』(芳文社)にて、2017年5月号に特別読切として掲載されたのち、同年の7月号から連載を開始した。その後、同誌の休刊により『まんがタイムきららキャラット』に移籍し、2018年2月号より連載中[1]。テレビアニメが2025年4月より放送中[2]。
作品概要
山梨県甲府市周辺を主な舞台に、高校のシネフォト研究部の活動を描く。「mono」というタイトルには「いろんな物」という意味が込められており[3]、公式には「21世紀の楽しみ方4コマ」と謳われている[4][注 2]。また、本作は同作者の漫画作品である『ゆるキャン△』と密接な関係にあり、作中では同作品(本作中では「まったりキャンプ」)の舞台を巡るエピソードや、同作品の登場人物らも登場している[5]。
あらすじ
甲府荒川高校[6]写真部の部長・牧之原の卒業により部員の雨宮さつきは意気消沈していたが、友人でもう1人の部員の霧山アンからの激励により部を再興させる決心をする。ところがさつきがオークションで購入した360°カメラが2週間を過ぎても届かず、アンが出品者を調べると学校のすぐ傍に住んでいることを知る。さつきとアンがその場所を訪れるとそこには駄菓子屋があり、2人はそこで漫画家の秋山春乃と出会い、その後も春乃と交流を持つようになる。やがてさつきとアンは春乃から「マンガのモデルになって欲しい」という依頼をされ、元映画研究部の敷島桜子を加えた「シネフォト研究部」は春乃の取材に協力することになる。
- シネフォト研究部
従来の「写真部」と「映画研究部」が部員減少の為、廃部の危機となったことから、写真部の雨宮さつきと霧山アンは、映画研究部の敷島桜子に声をかけて合併することになり、映画(シネマ)と写真(フォト)を組み合わせた「シネフォト研究部」(通称「シネフォト部」)が創部された。
登場人物
声の項はテレビアニメ版の声優。
主要人物
メインキャラクター
- 雨宮 さつき(あまみや さつき)
- 声 - 三川華月[2][7]
- 本作の主人公[3]。甲府市内の高校に通う、シネフォト研究部の現部長。髪型は右頭の髪をサイドポニーの要領でシュシュで結わえている。丁寧な口調で大人しい性格。
- 写真部には元部長である牧ノ原(まきのはら)先輩に憧れ入部した[8]。入部以前は写真やカメラに興味はなかったが、先輩からスマホでも良い写真は撮れるとの教えを受けたことで、スマホで先輩の写真を撮り続け、スマホフォトコンで銀賞を受賞した実績を持つ[9]。
- その後、写真部は先輩の卒業により部員数が不足し廃部の危機に陥るが、映画研究部に合併を持ち掛け「シネフォト研究部」として存続する[10]。
- 使用するカメラはスマホの内蔵カメラと360°パノラマカメラ「ヴィータ」[注 3][3]。
- 霧山 アン(きりやま アン)
- 声 - 古賀葵[11][12]
- シネフォト研究部部員。髪型はツインテール。勢いで行動するタイプで言葉遣いはやや汚い。好物はひねり揚げ。
- さつきを「さっちゃん」と呼んでおり、さつきのことが好きな一心で猛勉強の末に同じ学校に入学し、興味のなかった写真部にも入部した。
- 持ち前の明るさから「しろねこ屋」常連の子供たちにもすぐに溶け込んでおり、部内ではムードメーカーとしての役割を担っている。
- 特技はスケートボードで小学校から中学2年生までスケボークラブに入ってた[13]。
- 使用するカメラは150°広角アクションカム[注 4][3]。
- 敷島 桜子(しきしま さくらこ)
- 声 - 遠野ひかる[14][15]
- 元映画研究部部長。写真部と同様の理由で廃部になりかけていたことから[16]、さつきとアンとの部活動の合併の提案を快諾した。
- 表情はあまり変化がなく、性格は豪胆であっさりとしており、大食いも平気な顔でこなしたり、言伝え等の話に創作織り交ぜたり[17]、スケートボードもあっさりと(ブラウス・スカートとヒール付きのサンダル姿で)ストリートスタイルを披露する[18]。
- お菓子工場で袋詰めのアルバイトをしており[19]、凧を巧みに操るなど手先が器用。
- 映画研究部時代、先輩の影響で廃墟や大型ダム等の巨大建造物に興味がある[20]。
- 秋山 春乃(あきやま はるの)[21]
- 声 - 上田麗奈[22]
- ペンネーム「あきの」名義の現役漫画家(ジャンルは「ほっこり日常系[23]」)。シネフォト部員や「しろねこ屋」常連の子供たちから「ハルさん」(虎代からはペンネームの「あきの」、スズ子は「アキさん」)と呼ばれてる。獣耳のような癖毛のある銀髪に眼鏡を掛けている。普段は気が抜けているが仕事に対しては熱心で面倒見は良い。また、酒が好きで、酒癖が非常に悪い。父親の影響でカレーライスが無性に食べたい時があるという[24]。
- 伊勢出身で、東京の出版社に行った帰りに立ち寄った甲府市内にある祖母が営む駄菓子屋「しろねこ屋」[25]で凡そ4年間そのまま居候生活を続けている[26]が甲府盆地の夏の気候には慣れていない。
- 数年前から月刊誌で連載を持っていたが、単行本の売上が伸びず終了となっており[27][注 5]、現在は女子高生が主人公の4コマ漫画を連載している[28]。
- さつき達とは彼女らがネトオクの問い合わせに来たことをきっかけに知り合い、以降自身の取材活動のために幾度となくシネフォト研究部に協力を依頼している。
- 取材に出かける際には日産・パオ風の車に乗車しており、運転は荒い。後にペーパードライバー教習を経て上手くなるものの、代わりに運転の姿勢が変になった[29]。
- さつきからは顔立ちが牧ノ原先輩に似ていると密かに言われ、気に入られている[30]。
- 作者のあfろによると、春乃は漫画家の仕事を通して感じたことを代弁するキャラとして描かれているとのこと[3]。
- 駒田 華子(こまだ かこ)
- 声 - 河瀬茉希[2]
- 春乃の学生時代の友人で元クラスメイト。モトブログ(英語: Motovlog)の活動を続けており、他県に進学・就職したクラスメイトを尋ね歩いては自身のバイクに乗せ、動画の撮影を行っている[26]。第5話を契機に、春乃の家にも押し掛けては春乃を連れ回している。春乃からは「カコちゃん」(さつきらからは「カコさん」)と呼ばれている。
- 第5話ではヤマハ・WR250R風のバイクに乗っているが、三重から山梨まで通うことを考慮して第14話以降はヤマハ・YZF-R1風のバイクに乗り換えている[31]。
- 単行本2巻20話から32話では長野・富山の旅行最終日、(自宅がある)三重に帰るか新潟の日本海の夕日を見るか[32]と言いつつ29話で「北海道に行く」[33]と前振りどおり32話で宗谷岬で撮った画像をSNSで披露する[34]など気ままなライディングライフを送っている。なお、32話の後日談として、地元・三重の会社を辞めて長野に引っ越し&転職した[35]。
準メインキャラクター
- 玄熊 虎代(くろくま とらよ)
- 声 - 羊宮妃那
- 春乃と交流のある人気ホラー漫画家。他の登場人物からはペンネームの「クロクマ」という名で呼ばれており、仕事柄、心霊現象や厄祓いに精通した人物として一目置かれている。代表作はホラーコメディ「この犬どもめ」[36]シリーズで作品がアニメや実写映画化されるほどよく売れているため、非常に裕福である。実家は神奈川県の有名な神社[37]。愛車は白のメルセデス AMG・GT風の車。
- 春乃とは出版社へ打ち合わせに行った際に獣耳のような癖毛をいじられたことにより知り合いとなった[38]。無類のネコ好きである。山椒など霊を払う効果がある食べ物が苦手。
甲府荒川高校(卒業生を含む)
- シネフォト研究部
- 田島(たじま)
- シネフォト研究部部員。幽霊部員であり、基本的には劇中に姿を現さず名前のみの登場。単行本3巻52ページ「EPISODE 39」で田島(本人)らしき人物が登場するも1コマのみ。元は桜子と共に映画研究部に所属しており、部活動の合併に伴い桜子が田島も含めて籍を移したことでシネフォト研究部の部員となったが[10]、映画研究部の時代に入部から2回しか顔を見せていない[40]。彼女を頭数合わせ要員とすることで、シネフォト部は正式な部活動として認められサークルへの降格を免れた[10]。
- さつきやアンにとっては面識がない人物のため、単行本3巻第37話から同巻第40話にかけて田島の名を騙る偽者(後述)が登場した際には、行動を共にしている間も別人であることを見破れなかった。
- OG
- 牧ノ原(まきのはら)先輩
- 声 - 阿保まりあ
- 旧・写真部部員(元・部長)。当時1年生のさつき・アンが入部時点では3年生だった。在学時は写真部の中心的存在であり、彼女の卒業により写真部が活動内容の見直しを迫られる場面から本作の物語が始まる。単行本3巻第37話から第40話までの「田島事案」に関しては下記の人物とともに騙す側として第40話で再登場する。
- 猪俣 風香(いのまた ふうか)
- 旧・映画研究部部員。単行本3巻第37話から同巻第40話にかけて登場した田島の名を騙る偽者の正体。シネフォト部でモキュメンタリー仕立ての短編ホラー映画を撮ることになった際に桜子らと共謀し、「モキュメンタリーホラーの撮影中に本当の怪異が起こってしまう」という裏のシナリオに沿って田島役を演じ、脚本に沿った演技の心得がないさつきとアンにドッキリを仕掛けた。
駄菓子屋「しろねこ屋」
甲府荒川高校の近隣にある春乃の祖母が経営している駄菓子屋。(居候の)春乃が出品したネットオークションのカメラが届かなかったことから、さつきとアンが出品者情報をたどり問い合わせに来たことをきっかけに、さつきたちが立ち寄るようになる[25]。シネフォト部員の校外で集う場所であり、作品のメイン舞台の一つである。
- 春乃の祖母[21]
- 声 - 新井里美
- 現段階、氏名不詳である。住居兼店舗で営んでいる駄菓子屋「しろねこ屋」の店主。店内に鉄板があり、焼きそばやお好み焼き等を調理して安価で提供している。ある日、調理中の焼きそばに自分が買ったものと思い込んで春乃がつまみとして購入していた生ハムを入れて提供してしまい、そのことが春乃たちが八ヶ岳に生ハムを買いに行くきっかけとなる。春乃からのプレゼントで九州旅行に行っている合間はお店を休んで春乃には「留守中にお店のお菓子を無銭飲食したら孫だろうが(居候している祖母の家から)出て行ってもらう」と宣言している[41]。
- たいしょう
- 声 - 阿保まりあ
- 春乃の家で飼われている白いボス猫[42]。甲府市周辺の各地で目撃されている。春乃曰く「たいしょう」の由来はボス猫であるためや大正生まれのためと語られているが[43]、場所によって地域猫のように呼ばれる名前が異なっている[44]。
- 春乃曰く「一度出かけると一週間は帰ってこない」。甲府から離れた春乃達の旅行先にも不意に現れることがある。
- しろねこ屋常連の子供たち
- 声 - 和泉風花(女の子A)、声 - 渡谷美帆 (女の子B[45])、声 - 前川涼子 (女の子C)、声 - 寺澤百花(男の子)
- しろねこ屋で駄菓子を買ったりテーブル型のアーケードゲーム機で遊んだり、春乃や飼い猫「たいしょう」と戯れたりする。
漫画家・担当者
- 島田 こはる(しまだ こはる)
- 声 - 沼倉愛美
- 春乃が連載を持つ砲文社「まんがキャノン」の、春乃の担当編集者[46]。めがねを掛けた、小太りの女性。大食漢。以前ぎっくり腰を発症したことから、意識して運動や登山をするようになる[47]。
- なお、作者の別作品「ゆるキャン△」15話において、夜叉神峠登山口で友人(お茶のお姉さん=菊川昴)との待ち合わせに遅れてくる「島田こはる」[注 6]という女性が登場するが、原作者名義の公式Xによると、このゆるキャン△の「島田こはる」とmonoの「島田こはる」は同一人物である[48]。
- イスズスズ子
- 声 - 日野まり
- 単行本第3巻41話にて登場、志摩在住の漫画家(本名不詳)。
- 春乃とは担当編集者(島田こはる)と地元が三重県と同じつながり、虎代とはスズ子が上京して出版社へ打ち合わせに行った際に春乃同様に掛けていたフード越しに猫耳化にいじられたことにより知り合いとなった。ジャンルは「クロクマ(玄熊虎代)」と同じホラー系。漫画家4年目で作品「父が亡くなった理由[49][50] 」がアニメ化になった事でスズ子を心配してくれた親や友人らが喜んでくれ安心させる一方スズ子自身は歓迎ムードでは萎えて筆が進まなくスズ子自身のアンチスレッドで(自らアンチとして)書き込みしたら興奮し作画作業が捗れるぐらい「虐げられた環境」ほど意欲が湧く。
- 船酔い体質である[51]。
- 実家の仕事部屋には犬(犬種・名前不詳)を飼っている。
その他
- 腹持(はらもち)夫妻
- 声 - 林大地(夫)、声 - 芝崎典子(妻)
- 単行本1巻99ページ「やまなしまんぷくフォトラリー」[注 7]で登場の夫婦フードファイター。飲食店で提供のメガ盛り料理を食べる桜子に脅威を感じながらもチャレンジするが結果シネフォト部3人が2位、腹持夫妻が3位(1位は後述)。
- 夜叉神峠の霊
- 声 - 安齋由香里
- 単行本2巻「EPISODE 16」[注 8]で春乃の仕事している様子を映したいと華子から提案、承諾後居間(仕事部屋)にアンのアクションカムを設置。数日後に再生したら少女の霊が映っていた。その後春乃は同業者である漫画家のクロクマ(玄熊虎代)を呼んだ。除霊時に(単行本1巻71ページ[注 9]で巡った)夜叉神峠から連れてきたのと春乃に憑りついた理由がの「春乃の姿(特に髪型)を見て少女が飼っていた『鳥』に似ていた」との理由が判明、春乃と虎代で再び夜叉神峠に行きトンネル内で少女の霊を戻したが、来た道を戻るとまた憑いてしまうため、春乃は諏訪経由で電車で6時間かけて帰る羽目になった。
- 春乃の父親
- 声 - 福西勝也
- テレビアニメ第6話(後編)「山梨でカレー、食べます」に登場[52]。伊勢の実家では春乃の父親がカレー好きで毎週土曜日には家族にカレーを振る舞っていた。
- 「この犬どもめ」アニメ制作・キャストの面々
- アニメ第7話前半パート「初めてのアニメ化」でクロクマ原作の「この犬どもめ」がアニメ制作開始から2ヶ月間に関係各位に不幸が拡散、その後作者のクロクマが特製お札付きのプラズマ空気清浄機を関係各所配布でアニメ制作関連の被害がなくなった。
物体
- ゆるキャン△同様、作中に出てくる吹き出しセリフを発する植物や山岳、バイクの製造物、建造物等の色々な物体。アニメ版では「しろねこ屋」常連の女の子B役の渡谷美帆が物体役として吹き出しの声を加えた下記のキャラを演じた
「ゆるキャン△」からの登場キャラクター
同作者の漫画作品『ゆるキャン△』の登場人物も端役として登場する[53]。この項目では原作に描かれかつセリフありキャラのみ記載。
- 鳥羽先生(鳥羽 美波)
- 声 - 伊藤静
- 「ワイナリー巡り」[54][注 10]で勝沼のワイナリーにて泥酔状態で登場。同じくワイナリーで泥酔状態の春乃に絡む。
- 各務原 なでしこ
- 声 - 花守ゆみり
- 「やまなしまんぷくフォトラリー」[55][注 11]にて父・修一朗と姉・桜ともに登場。「チーム各務原」で参加し、大会新記録で優勝。優勝者インタビューでゴール後にさらにハンバーガーを食べてきたと発言した。
- 原作第24話[56][注 12]では、取材で来ていた虎代の案内で甘利山の椹池付近にあるキャンプ場で春乃とシネフォト部が幻聴状態で見かけた「豚串」と「カエル(肉)」を焼いていた[57]キャンパーの1人[58]。
- 志摩 リン
- 声 - 東山奈央
- 原作第23話[59][注 13]で虎代が語りだした龍神伝説で本栖湖の(本栖センターロッジでリンがくつろいでる最中)、「古根龍神」が湖から現れて驚いていた。
- 単行本2巻64ページでは、なでしこ(らしき)人影とともに現れたもう1人のキャンパー。
- 新城 肇
- 声 - 大塚明夫
- 原作第26話[60]で予定より遅れて三重を出発した華子、春乃らがいる上高地へ向っていたが川島ハイウェイオアシスで休息を取った後に駐輪スペースに戻るとバイクのタイヤがパンク、困っているところで肇が現れ華子に肇のパンク修理キットを使いタイヤを直す。その華子との会話を終えたのち川島ハイウェイオアシスから去っていった。
書誌情報
- あfろ 『mono』芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、既刊4巻(2024年4月25日現在)
- 2018年11月9日発行(2018年10月25日発売)、ISBN 978-4-8322-4989-9
- 2021年3月12日発行(2021年2月25日発売)、 ISBN 978-4-8322-7256-9
- 2022年11月11日発行(2022年10月27日発売)、 ISBN 978-4-8322-7411-2
- 2024年5月10日発行(2024年4月25日発売)、 ISBN 978-4-8322-9543-8
テレビアニメ
2025年4月よりTOKYO MXほかにて放送中[2][61]。
アニメ版では、作中に登場する品物のメーカー(リコー・日産自動車・ヤマハ発動機)が製作に協力している。
スタッフ
- 原作 - あfろ[62]
- 監督 - 愛敬亮太[62]
- 助監督 - 諸冨直也[63]
- シリーズ構成 - 米内山陽子[62]
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 宮原拓也[62]
- プロップデザイン - 山川桜、稲田航
- 美術監督 - 藤井里咲、野村正信[63]
- 色彩監督 - 小松さくら[63]
- CG監督 - 小川耕平[63]
- 撮影監督 - 荻原猛夫[63]
- 編集 - 柳圭介[63]
- 音響監督 - 田中亮[63]
- 音響効果 - 北方将実[63]
- 音楽 - 百石元[63]
- 音楽プロデューサー - 山内真治
- チーフプロデューサー - 石川達也、前田俊博
- プロデューサー - 田中瑛、小林宏之、松岡晃平
- アニメーションプロデューサー - 藤田規聖[63]
- アニメーション制作 - ソワネ[62]
- 製作 - アニプレックス[2]、芳文社、ソワネ、毎日放送
主題歌
- 「メニメリ・メモリーズ!」[64]
- シネフォト部[メンバー 1]によるオープニングテーマ。作詞はやぎぬまかな、作曲・編曲は石濱翔。
- 「ウィークエンドロール」[64]
- halcaによるエンディングテーマ。作詞は山崎真吾とhalca、作曲・編曲は山崎真吾。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
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#1 | monoの旅 | 米内山陽子 |
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2025年 4月13日 |
#2 | メイキング・オブ・空撮!!
クラスメイト訪ねて三千里〜モトブログパート12〜 |
藍崎灯 | ミャン | 4月20日 | ||
#3 | アニメ化直前!! |
吉岡南都 | 上原史之 |
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4月27日 |
#4 | 癒し系マンガ家ワイナリー巡り~モトブログパート13~
まんぷくフォトラリー~満腹中枢神経完全破壊~ |
ヤマシロ・DL・ユキタカ | 貞元北斗 |
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5月4日 | |
#5 | ~生ハム山梨物語~
心霊スポット憑依事件 |
吉岡南都 | 諸冨直也 |
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5月11日 | |
#6 | 山梨で完璧な丸石道祖神を激写する!
山梨でカレー、食べます |
米内山陽子 | 武井諒 | 佐藤弘明 | 5月18日 | |
#7 | 初めてのアニメ化
漫画家集結!身延ウォーカー |
仲神友貴 | 髙橋瑞紀 | 5月25日 | ||
#8 | 試験に出る長野・富山の旅 第1夜 | 吉岡南都 | 牧野秀則 | 西原大樹 | 6月1日 | |
#9 | 試験に出る長野・富山の旅 第2夜 | 北村将 | 栗原裕明 | 6月8日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [65] | 備考 |
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2025年4月13日 - | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
とちぎテレビ | 栃木県 | |||
群馬テレビ | 群馬県 | |||
BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
日曜 2:08 - 2:38(土曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 製作局 / 『アニメシャワー』第1部 / 初回は1:20 - 1:50に放送 |
|
2025年4月15日 - | 火曜 23:00 - 23:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送[66] / リピート放送あり[67] |
2025年4月25日 - | 金曜 1:29 - 1:59(木曜深夜) | 山梨放送 | 山梨県 | 作品の舞台地 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
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2025年4月13日 | 日曜 0:00(土曜深夜) 更新 | |
2025年4月15日 | 火曜 12:00 更新 | |
火曜 23:00 - 23:30 | ニコニコ生放送 | |
2025年4月16日 | 水曜 0:00(火曜深夜) 更新 |
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BD / DVD
巻 | 発売日[68] | 収録話 | 規格品番 | |
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BD | DVD | |||
1 | 2025年7月2日予定 | #1・#2 | ANZX-17511/2 | ANZD-17511/2 |
2 | 2025年8月6日予定 | #3・#4 | ANZX-17513/4 | ANZD-17513/4 |
3 | 2025年9月3日予定 | #5・#6 | ANZX-17515/6 | ANZD-17515/6 |
4 | 2025年10月8日予定 | #7・#8 | ANZX-17517/8 | ANZD-17517/8 |
5 | 2025年11月12日予定 | #9・#10 | ANZX-17519/20 | ANZD-17519/20 |
6 | 2025年12月3日予定 | #11・#12 | ANZX-17521/2 | ANZD-17521/2 |
Webラジオ
Webラジオ『mono語り』が音泉およびYouTube『アニプレックスチャンネル』にて2025年4月10日から毎週木曜日に配信されている[69]。パーソナリティは雨宮さつき役の三川華月、霧山アン役の古賀葵、敷島桜子役の遠野ひかるが担当する。
コラボレーション
脚注
注釈
- ^ 第53話から第55話までは4コマではなくストーリー漫画で描かれている。
- ^ そのほか、他媒体では「今週末の楽しみ方4コマ」とも書かれており、まんがタイムきららキャラット誌上のあらすじにおいても2018年11月号以降はこの表現に変わっている。
- ^ モデルとなった機種は「リコー・THETA(シータ)」。
- ^ モデルとなった機種は「パナソニック・HX-A1H」。
- ^ 春乃(あきの)の単行本タイトル「猫を乗っけてちょいとそこまで」である。
- ^ ゆるキャン△アニメ版第9話のエンディングでは「友人」とクレジットされているが、「TVアニメ ゆるキャン△ 公式ガイドブック 野外活動記録」46ページでは「島田こはる」とされている。
- ^ テレビアニメ第4話(後半)の「まんぷくフォトラリー~満腹中枢神経完全破壊~」。
- ^ テレビアニメ第5話(後半)の「心霊スポット憑依事件」。
- ^ テレビアニメ第3話の「アニメ化直前!!地獄の弾丸聖地巡礼スタンプラリー!!」。
- ^ テレビアニメ第4話(前半)の「癒し系マンガ家ワイナリー巡り~モトブログパート13~」。
- ^ テレビアニメ第4話(後半)の「まんぷくフォトラリー~満腹中枢神経完全破壊~」。
- ^ テレビアニメ第8話の「試験に出る長野・富山の旅 第1夜」。
- ^ テレビアニメ第8話の「試験に出る長野・富山の旅 第1夜」。
ユニットメンバー
出典
- ^ “「ゆるキャン△」のあfろがミラクで連載した「mono」キャラットで移籍連載開始”. コミックナタリー. ナターシャ (2017年12月28日). 2018年10月26日閲覧。
- ^ a b c d e “アニメ「mono」駒田華子役は河瀬茉希「みんなとの時間が最近の私の癒やしです!」”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年1月16日). 2025年1月16日閲覧。
- ^ a b c d e あfろ(インタビュアー:ましろ)「【インタビュー】『mono』あfろ「この本を片手にモデル地を巡ってみてほしい」」『コミスペ!』、2018年10月25日 。2018年10月26日閲覧。
- ^ 「mono」作品紹介芳文社、2018年10月26日閲覧。
- ^ “「ゆるキャン△」あfろ新作「mono」1巻、あのキャンプマンガの聖地巡礼編も収録”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年10月25日). 2018年10月26日閲覧。
- ^ 単行本4巻108ページより。
- ^ テレビアニメ第7話ではさつきの出番が無く、代わりに身延どんぶりウォークを紹介する「モブ子ナレーション」役で登場。
- ^ 単行本1巻9ページより。
- ^ 単行本1巻10ページより。
- ^ a b c 単行本1巻48ページより。
- ^ “mono:テレビアニメ追加キャストに古賀葵 ムードメーカー霧山アン役 「ゆるキャン△」あfろのマンガが原作”. まんたんウェブ. MANTAN (2024年10月16日). 2024年10月16日閲覧。
- ^ テレビアニメ第7話ではアンの出番が無く、代わりに身延どんぶりウォークのゴールである身延山久遠寺奥之院思親閣の「巫女」役で登場。
- ^ 単行本2巻54ページ「EPISODE 22」より。
- ^ “アニメ「mono」敷島桜子役は遠野ひかる、キャラクタービジュアル&PVを公開”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年11月15日). 2024年11月15日閲覧。
- ^ テレビアニメ第7話では桜子の出番が無く、代わりに春乃ら漫画家一行が身延どんぶりウォークで立ち寄った下部温泉地区にある食堂の「店員」役で登場。
- ^ 単行本1巻42ページより。
- ^ 単行本2巻23ページ「EPISODE 18」より。
- ^ 単行本2巻23ページ「EPISODE 20」より。
- ^ 単行本1巻95ページより。
- ^ 単行本1巻60ページ「EPISODE 6」より。
- ^ a b アニメ第5話前半「~生ハム山梨物語~」に於いて数カ所で生ハム購入した春乃に対しアンと華子がハム乃と茶化した話があった。同話のエンディングクレジットに「秋山ハム乃 上田麗奈」(春乃の祖母も「ハム乃の祖母 新井里美」)になっていた。
- ^ “アニメ「mono」秋山春乃役は上田麗奈「笑顔でいられるアフレコ現場にしていけたら」”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年12月16日). 2024年12月16日閲覧。
- ^ アニメ第7話前半「初めてのアニメ化」より
- ^ 単行本2巻37ページ「EPISODE 20」より
- ^ a b 単行本4巻109ページより。
- ^ a b 単行本1巻54ページより。
- ^ 単行本1巻20ページより。
- ^ 単行本1巻21ページより。
- ^ 単行本1巻69ページより。その後は普通の姿勢になっているため早々に直った模様。
- ^ 単行本1巻18ページより。
- ^ 単行本1巻カバー裏の描き下ろしより。
- ^ 単行本第2巻, p. 116, §本編第32話.
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- ^ 単行本第2巻, p. 118, §本編第32話.
- ^ 単行本2巻カバー裏の描き下ろしより。
- ^ 単行本2巻8ページの登場人物紹介より。
- ^ 単行本2巻15ページより。
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- ^ 単行本2巻63ページより。
- ^ 単行本1巻43ページより。
- ^ 単行本4巻113ページ「EPISODE 57」より
- ^ 単行本1巻8ページの人物紹介より。
- ^ 単行本1巻25ページより。
- ^ 単行本1巻112ページより。
- ^ カレー屋で落ち込む春乃らのそばを通った子連れの「母親」、南相木ダムカレーを提供する食堂の「店員」の二役を演じた。
- ^ 単行本3巻76ページより。
- ^ 単行本3巻89ページより。
- ^ afro_2021の2025年5月25日のツイート、2025年5月25日閲覧。
- ^ アニメ第7話前半パート「初めてのアニメ化」でスズ子の漫画「父が亡くなった理由」の作画をしがるる (@shii595) - X(旧Twitter)が担当した。
- ^ ▶︎お仕事のお知らせです! - しがるる (@shii595) - X(旧Twitter)(2025年5月26日にPost)
- ^ 単行本3カバー裏の描き下ろしより。
- ^ 単行本2巻「EPISODE 20」の冒頭で春乃の回想シーンがあるが、こちらには春乃の父親は出て来ず「回想シーンの会話」だけだった。
- ^ "mono ゆるキャン△聖地巡礼編 第1話(前編)". ニコニコ漫画 きららベース. 16 October 2018. 2025年1月17日閲覧。
- ^ 単行本第1巻, p. 94, §本編第11話.
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- ^ 単行本第2巻, p. 64, §本編第24話.
- ^ ゆるキャン△(アニメ第1期)第7話「湖畔の夜とキャンプの人々」よりリンとなでしこの炭火焼肉シーンをオマージュ。
- ^ アニメ第8話のエンディングクレジットのキャスト欄に「各務原なでしこ 花守ゆみり」とあった。
- ^ 単行本第2巻, p. 62, §本編第23話.
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- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
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- ^ “週間番組表(2025/04/14~2025/04/20)”. AT-X. エー・ティー・エックス. 2025年3月20日閲覧。
- ^ “mono”. AT-X. エー・ティー・エックス. 2025年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月18日閲覧。
- ^ “Blu-ray&DVD”. TVアニメ「mono」公式サイト. 2025年4月13日閲覧。
- ^ “mono語り”. 音泉. 2025年4月13日閲覧。
- ^ 『【好評につき期間延長】「ゆるキャン△」「mono」×献血コラボキャンペーン』(プレスリリース)山梨県赤十字血液センター、2022年3月28日 。2025年2月19日閲覧。
外部リンク
- mono│漫画の殿堂・芳文社
- TVアニメ「mono」公式サイト
- TVアニメ『mono』公式 (@mono_weekend) - X(旧Twitter)
- TVアニメ『mono』公式 (@mono_weekend) - Instagram
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