FXフォーマットとは? わかりやすく解説

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FXフォーマット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 09:54 UTC 版)

ニコンのデジタル一眼レフカメラ製品一覧」の記事における「FXフォーマット」の解説

D700(2008年7月25日発売、FXフォーマット) - D3同様の「FXフォーマット」と呼ばれる12.1メガピクセル24×36mmCMOSを採用ファインダー視野率95%、連写スピードは5コマ/秒(バッテリーグリップ装着時は8コマ/秒)であるが、スペック上の多く部分D3匹敵した能力備えており、それでいて小型化(D300に近いサイズだが重さは160g程度重い)と低価格化を実現している。マグネシウムボディ。 D800(2012年3月22日発売、FXフォーマット)‐ D700のフルモデルチェンジ版(後継機ではない)。登場時現在では世界最高画素数となる「FXフォーマット」36.3メガピクセル24×35.9mmCMOSセンサー採用測光センサーフォーカスポイント等の機能一部D4同等である。コンパクトフラッシュのほか、SDメモリーカードにも対応。 D800E(2012年4月12日発売、FXフォーマット) - D800に搭載されている光学ローパスフィルター除去しレンズからの光をより直接的に撮像素子へと導き解像感高めた派生モデル偽色モアレ発生しやすい場面はあるが、D800と比較しより解像力の高い画像とすることが可能。それ以外機能・性能はD800と同一。 D600(2012年9月27日発売、FXフォーマット)‐「FXフォーマット」の廉価版モデル登場時点ではFXフォーマット機種最小・最軽量。24.3メガピクセル24×35.9mmCMOSを採用カードスロットSDメモリーカードダブルスロット連写スピードは5.5コマ/秒。別売ワイヤレスモバイルアダプターを用いたスマートデバイスとの双方向通信可能。発売後、黒い粒が吹き出るという不具合多数報告されたため、改良版のD610が発売される。しかし、D600ユーザーからの苦情止まらずニコンの対応も後手後手に回る。 2014年2月には、アメリカ合衆国では集団訴訟起こされ結局この問題に対しては、無償無期限保証を行うことになった事実上製品欠陥認めた形ではあるが、リコール行っていない。 さらに、2014年3月15日世界消費者権利デーには、中華人民共和国国営放送である中国中央電視台暴露され3・15晩会)、中華人民共和国政府より回収命令出され中華人民共和国での販売停止追い込まれる。 なお、黒い粒が出る現象起きていない機種でも、サービスセンター持って行けばメーカー保証期間外でも、無償改良施してもらえる。 D610(2013年10月19日発売、FXフォーマット)‐ D600のマイナーチェンジモデル。24.3メガピクセル24×35.9mmCMOSを採用連写スピードは6コマ/秒にアップ、さらに静音モードでの連写も3コマ/秒で可能。別売ワイヤレスモバイルアダプターを用いたスマートデバイスとの双方向通信可能。 D810(2014年7月17日発売、FXフォーマット)- D800の後継機種。3635万画24×35.9mmCMOSを採用ローパスフィルターは非搭載のため光学的に実質的にD800Eの後継機となる。画像処理エンジンEXPEED 4を使用先にエンジン搭載したモデル同様最大常用ISO感度が12800にアップするだけでなく、撮像素子の各画素蓄積可能な光の情報量2/3段分増やすことで、階調性を損なことなくベース感度ISO 64達成した。D800/D800E同等の高画素ゆえに発生する機構ブレ影響低減するために、駆動機構、ミラーバランサーを新設計。また、レリーズモードをMUPミラーアップ撮影)に設定しているときにはメカニカル先幕シャッター電子先幕シャッター切り換え、先幕の働き撮像素子代用する撮影を可能とした。 D750(2014年9月25日発売、FXフォーマット)- D610とD810の中間にあたる新モデル。2432万画24×35.9mmCMOSを採用ローパスフィルター搭載画像処理エンジンEXPEED 4を使用先にエンジン搭載したモデル同様最大常用ISO感度が12800にアップ重量基本的なインターフェースはD610に準ずるが、測光(91000分割RGBセンサー)とAF機能51AF)はD810に準ずるだけでなく、AFセンサーは-3EVの暗さでも対応し上位機種凌駕する性能有するマグネシウム合金の面と、炭素繊維複合材の面を併用したモノコック構造採用と、内部構造レイアウトからゼロベース刷新することにより、ボディー大幅な薄型化を実現し、深いグリップによる確実なホールド感を確保したFXフォーマットモデルでは初となるチルト液晶Wi-Fi機能、スペシャルエフェクト機能搭載している。 D850(2017年9月8日発売、FXフォーマット)- D810の後継機種。4689万画素35.9×23.9mmサイズの裏照射CMOSセンサー採用画像処理エンジンD5と同じEXPEED 5を使用裏面照射型とすることで高画素化しながらも最高感度ISO 25600としている。またベース感度ISO 64としている。連写ボディ単体で7コマ/秒、D5と同じマルチパワーバッテリーパック MB-D18を使用することで9コマ/秒とする。D5超える倍率0.75倍の光学ファインダーを新搭載した内蔵フラッシュ廃止発売開始以来世界的な品薄続いており、DLシリーズ発売中止1000人以上の希望退職者などで経営危ぶまれていたニコン業績の回復寄与した。「総合的なバランス良い完成度の高いカメラ」として、2018年カメラグランプリカメラ記者クラブ賞」と「あなたが選ぶベストカメラ賞」をダブル受賞した。 D780(2020年1月24日発売、FXフォーマット)- D750の後継機種。2450万画素・画像処理エンジンEXPEED 6採用。1/8000秒シャッターWi-Fi無線LAN)・Bluetooth内蔵内蔵フラッシュ廃止裏面照射型CMOSセンサー採用し最大常用ISO感度が51200にアップしたまた、ファインダー撮影ではD5AFアルゴリズム最適化したというオートエリアAF被写体検出性能高められライブビュー撮影時においてはニコン一眼レフカメラとして初となる273像面位相差AF搭載したコントラストAFとの自動切換によるハイブリッドAFシステムや、タッチパネルモニターを採用し、特にライブビュー撮影時使い勝手AF性能の向上が図られた。動画撮影は、フルフレームでの4K UHDフルHDHD動画に対応。音元出版主催する「デジタルカメラグランプリ2020 SUMMER」「デジタルカメラグランプリ2021」において「総合金賞」を受賞した

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