B組 同級生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/24 08:41 UTC 版)
「魔境学園風雲記 ハーフ&ハーフ」の記事における「B組 同級生」の解説
高畑 薫(たかはた かおる) 2年B組および3年B組の級長。主人公の一方的幼馴染で学園唯一の純粋な人間である。家は魔境人向けの料理店。両親は生粋の魔境人で料理店のオーナーシェフ夫妻。元々、高畑の実母がこの店の従業員だったが、事故で死亡。孤児となった彼は頼る身寄りが無いためにオーナーシェフに引き取られた。本人は非常に明るく、自らの過去も気にしない大らかな器量の持ち主である。 しかし、幼い頃より魔境人の中で育ったせいか、一般的な人間の個体判別能力に対して重大な欠陥を持っており、一兵以外の人間の顔を覚えられない。本人もその深刻さは理解しており、一般の学習塾に行くなどして他人を見分ける訓練をしているが、成果は全く上がらない(魔境人相手には「角や翼などの形状」や「肌色、質感、毛並み」などで見分けているようである)。そんな彼が一兵を見分けることが出来るのは、一兵の両親が幼い頃より彼の家である料理店の常連で、幼い頃より事ある毎に一兵の写真を高畑に見せ続けているため。そのため、一兵には家族や幼馴染に近しい大親友として親近感を持っている(一兵には時々「秘技・一蓮托生」などと言われて警戒されている)。 竜宮殿 巴(りゅうぐうでん ともえ) 同級生。2年B組副級長。人型だが、頭に龍の角のようなものがある(父親は完全な龍型)。 魔境界では名家のお嬢様らしい。クラスでは男女とも人気がある。 『ハーフ&ハーフ』最終話で魔境界に帰ったが、『ハイパー』(3年生)で復帰。 名字は箱根の蛸川温泉にある「龍宮殿」という旅館に由来する。浅葱(あさぎ)と萌葱(もえぎ) 竜宮殿についているお庭番。身長が数十センチしかない「くの一」。 トイレに入る時は、普通の人間サイズになる。その事を知った一兵はあらぬ誤解をするが、ただ単に以前普段のサイズで用を足した所誤って落下、流されかけた為。 壺居(つぼい) 同級生。壺からもやもやと現れている。壺の中が異次元的な家になっており、家財道具一式(ペットの犬のジョンを含む)が入っている。 胡桃木(くるみぎ) 同級生。着ぐるみ姿しか見せない正体不明の魔境人。1日1回どころか、場面に合わせた着ぐるみを変えている。場を混ぜっ返すのが好きで、要らない口出しをしては一兵に突っ込まれている。一兵の夢では性別を女だと言っているが、事実は不明。 鬼怒川 千秋(きぬがわ ちあき) 同級生。炎鬼族。母親(鬼ヶ島 かれん)は日本で行方不明。さらに、父親(鬼怒川 千春)に、理由の説明もなく無理矢理に日本に連れてこられたうえ、意思疎通もままならないため、日本を嫌っている。分かりやすいグレ方をした不良少年。通販が好きで、その請求書は父の元へ行っている。私服も通販で買っている。一番のお気に入りは魔界ジオラマ。名字は鬼怒川温泉に由来する。 橘 真帆子(たちばな まほこ) 同級生。絶滅が危惧される人マンモス(インナーマンモス)族の最年少。魔境界ではアイドルタレントとして活躍。図々しいところあり。美穂子(みほこ) 真帆子の人マンモス。女の子(メス)。 伊藤(いとう) 表面に顔があり、手足が生えたちょうちん型魔境人の兄妹(双子)。妹がリボンをつけているだけで、同じ姿。 兄は、他の男子生徒にリボンをつけたりして、そのかわいい物好きの方向性が少し危ない。 人間に化ける為、妹は人間界のH雑誌を参照にしている。 乾(いぬい) クラス一冷静な人物。作者には登場人物紹介で「ネコミミなのかイヌミミなのか作者も決めかねる」と言われている。 湖泉(こいずみ) 頭の両脇にひれ状のものがある魔境人の女子。クラスの中では常識人。 蔵下(くらした) 地上でも平気なクラゲ型魔境人の女子。人間に化けたときの姿は、一兵にとって少し好みらしい。 藤村(ふじむら) ネコタイプの魔境人の男子。クラスで飼っていたハムスターを食べた張本人。 兎田ハネル(うさだはねる)・黒毛野真尾(くろけのまお) ウサミミとネコミミの人型魔境人の女子。『ハイパー』から登場。『ハーフ』にて賑やかしの女子がいない事を悔やんだ作者の「美少女方面」強化キャラ。しかし作品・作風そのものが、そういった方面に弱い傾向にあったため、単なるモブで終わることが多かった。 室井(むろい) 恐竜のような形の魔境人男子。
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