2代目W246とは? わかりやすく解説

2代目(2011年 - 2019年)W246

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 23:31 UTC 版)

メルセデス・ベンツ・Bクラス」の記事における「2代目2011年 - 2019年)W246」の解説

2011年8月25日発表ヨーロッパでフランクフルトモーターショー発表され同年11月発売された。 デザイン先代踏襲しながらもCD値0.26を確保従来サンドイッチ構造をやめ、新開発MFAプラットフォーム採用したことで、乗降しやすさ室内空間拡大寄与している。ただし電気自動車仕様および燃料電池自動車仕様にはフロアパネル下部専用スペース設けることで対応するとしている。 安全装備としてレーダー警告してブレーキアシストするCPA(コリジョンプリベンションアシスト)、運転者支援システムとしてアテンションアシストを標準装備トランスミッション6速マニュアルトランスミッションの他に、自社開発湿式多板クラッチ方式の7速デュアルクラッチトランスミッション(7G-DCT)を設定。7G-DCTはコラムカバー右側レバーステアリングパドルシフト操作を行う。駐車ブレーキインストルメントパネル下部スイッチによる電気式採用ECOスタートストップ機能アイドリングストップ機能)を搭載日本仕様車2012年4月25日に正式発表され同日より販売開始した全車スポーツサスペンションを搭載し全高が1,540mmとなり、機械式駐車場への入庫が可能となった。なお最低地上高は105mmとなり、全高機械式駐車場規定クリアしていても、古い機械では最低地上高が低すぎるとして入庫できない場合も多い。 パワートレイン全車1.6L直噴ターボガソリンエンジン+7DCTとなっており、10・15モード燃費においては先代比べて19%の燃費向上実現10・15モード換算値による比較)。JC08モードにおいても16.0km/Lを実現しており、「平成27年度燃費基準+10%」を達成。さらに「平成17年基準排出ガス75%低減レベル☆☆☆☆)」も取得したグレード体系は「B 180 BlueEFFICIENCY」と「B 180 BlueEFFICIENCY Sports」の2グレード用意され、「B 180 BlueEFFICIENCY Sports」には専用エクステリア18インチ5ツインスポークアルミホイール、プライバシーガラス(後席左右、ラゲッジルーム)、運転席メモリー付フルパワーシート、ブラックアッシュウッドインテリアトリム、助手席側リバースポジション機能ドアミラー追加装備した「Night Package」が設定される2012年夏以降導入2013年モデル一部仕様変更があり、「B 180 BlueEFFICIENCY Sports」のドアミラー黒色に、マフラーがデュアルマフラーとなり、全車においてサスペンション設定の変更スピードメーター表記変更、床照明追加などが行われた。 2013年2月26日追加グレードとして、2.0L直噴ターボエンジン搭載し18インチAMGマルチスポークアルミホイール(ブラック)を採用するなどスポーティな外観とし、充実した装備内容としたハイパフォーマンスモデル「B 250 BlueEFFICIENCY」を追加発売した同年7月10日に「B180」をベースに、「バリューパッケージ」の装備品加え、前席メモリー付フルパワーシート、助手席側リバースポジション機能ドアミラー、前席シートヒーター専用フロアマット装着時でもシートベルトチャイルドシート使用できる専用リアシートエプロンを装備した特別仕様車「B180 Northern lights black LIMITED(ノーザンライツブラックリミテッド)」を発売250台の限定販売同年8月下旬より納車開始)。 2014年1月23日、「B180」をベースに、「カルサイトホワイト」のボディカラーブラック内装色を採用し、トレモライトグレーペイント17インチ5ツインスポークアルミホイールを装備してモノトーンのシンプルモダンなスタイル仕上げとともに、快適装備ひとまとめにした「バリューパッケージ」、安全運転支援システム「セーフティパッケージ」、運転席メモリー付フルパワーシートなどを特別装備して充実装備内容とした特別仕様車「B180 MONOLABEL(モノレーベル)」を発売300台の限定販売同年3月上旬より納車開始)。 2015年1月9日マイナーチェンジ発表注文受付同日より開始発売2月初旬より開始)。外観最新のメルセデスデザインを採用してよりスポーティーなデザインとなり、ヘッドランプはメインビーム、ポジショニングライト、ウィンカー、ドライビングライトなどにLED採用したLEDハイパフォーマンスヘッドランプ(アダプティブハイビームアシスト付)を新たに設定また、グレード体系一部見直し、2.0L車の「B250」は可変トルク配分4WDシステム4MATIC」を搭載したBクラス初の4WD車「B250 Sports 4MATICとなった。なお、「B180 Sports」のパノラミックスライディングルーフ装着車は「平成27年度燃費基準+20%」を達成した同時に特別仕様車Edition Red」を発売。「B180 Sports」及び新グレードの「B250 4MATIC Sports」をベースに、クランベリーレッドの本革シートレザーARTICOドアパネルとブラックアッシュウッドのインテリアトリムを組み合わせ、ハイグロスペイントを施した18インチAMGマルチスポークアルミホイールを採用フロアマット助手席メモリー付フルパワーシート、レーダーセーフティーパッケージ、アンビエントライト(マルチカラー)を特別装備したほか、「B180 Sports Edition Red」には、「B250 4MATIC Sports」に標準装備されている「ベーシックパッケージプラス」も特別装備した。ボディカラーは「B180 Sports Edition Red」は「カルサイトホワイト」、「B250 4MATIC Sports Edition Red」は「コスモスブラック」がそれぞれ設定される。「B180 Sports Edition Red」は150台、「B250 4MATIC Sports Edition Red」は50台の限定販売となる。 2017年7月26日一部改良。「B180 Sports」と「B250 4MATIC Sports」を廃止し、「B180」のみのモノグレード体系集約するとともに従来オプション装備だったベーシックパッケージを標準装備化し併せて、EASY-VARIOPLUS(バックレスト折りたたみ角度調整機能、後席シートスライド機能、ラゲッジフロアボード調整機能)や後席テーブル等を標準装備装備内容充実に伴い従来型より34万円値上げ)。また、シート表皮ファブリックからレザーツインへと変更されアルミホイール従来16インチから17インチへサイズアップされ、意匠変更された。そして、レザーエクスクルーシブパッケージが廃止され新たにレザーARTICOシートやパノラミックスライディングルーフ(挟み込み防止機能付)などで構成された「プレミアムパッケージ」を設定したボディカラーメタリックペイント有償)に「175 エルバイトグリーン」「890 カバンサイトブルー」「895 キャニオンベージュ」の3色を追加した。 B180 CDI前期型欧州仕様車車内前期型日本仕様グレード一覧グレード販売期間排気量エンジン最高出力最大トルク変速機駆動方式価格B180 2012年4月 - 1,595cc 270直列4気筒DOHC直噴ターボ 90kW(122PS)/200N・m(20.4kg・m) 電子制御7速DCT(7G-DCT) FF 3,710,000円 - B180 スポーツ 2012年4月 - 2017年7月 3,950,000円 - B250 2013年2月 - 2015年1月 1,991cc 270M20型 直列4気筒DOHC直噴ターボ 155kW(211PS)/350N・m(35.7kg・m) 4,350,000円 - B250 4MATIC スポーツ 2015年1月 - 2017年7月 4WD 5,050,000円 -

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