2代目 KF系とは? わかりやすく解説

2代目 KF系(2017年-)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 15:27 UTC 版)

マツダ・CX-5」の記事における「2代目 KF系(2017年-)」の解説

マツダ新世代商品群第1弾として発売され初代モデルから、5年足らずで初のフルモデルチェンジ実施エクステリアは、前後トレッド初代から約10mm拡大して台形フォルムとし、シグネチャーウィングの立体感強めて先端ヘッドランプ下側に通すデザインとした。フロントグリル立体形状組み合わせたパターンとし、ブランドシンボルCIエンブレム)をグリル面から突出させた。ボディサイズは、全長が+5mm、全高は-15mm全幅ホイールベースは全く変更無し、と先代とほぼ変わらぬサイズ維持している。 インテリアでは、ドライバー中心に操作機器計器類左右対称配置ステアリングホイール中央からインストルメントパネル加飾左右空調ルーバーの高さを揃えドアトリム加飾基調造形としたことが特徴。デコレーションパネルに新開発加飾フィルム採用する等、質感の向上を図ったフロントシートシートバックに体圧を分散できるサスペンションマットを採用するとともにシートバックの場所ごとに剛性最適化リアシートシート傾き角度先代モデルから2度拡大するとともにシートバック倒せリクライニング機構採用したその他の機能面として、電動開閉式の「パワーリフトゲート」(25S L PackageXD L Package標準装備XD PROACTIVEメーカーオプション)、フロントガラス情報表示する「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」(PROACTIVE系、L Packageグレード標準装備)を新採用した初代同様、エンジンは「PE-VPS」型2.0LガソリンSKYACTIV-G 2.0」、「PY-VPS型」2.5 LガソリンSKYACTIV-G 2.5」、「SH-VPTS」型2.2 LディーゼルターボSKYACTIV-D 2.2」の3種類を搭載。「SKYACTIV-G 2.5」は実用燃費性能向上を図るため、ピストンオイルリング上下非対称形状とし、ピストン周り油膜厚さ最適化することで機械抵抗大幅に低減した最高出力2WD車用が、+2kW(+2PS)の140kW(190PS)、最大トルクは+1N・m(+0.1kgf・m)の251N・m(25.6kgf・m)とわずかに向上。4WD車用のスペックは、135kw(184PS)/ 245N・m(25.0kgf・m)と先代変わらないが、最高出力発生回転数のみ5,700rpmから6,000rpmに変更されている。「SKYACTIV-D 2.2」はアクセル操作対すクルマ反応をよりダイレクトにする「DE精密過給制御」、ディーゼルノック音を低減する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」、ノック音の発生そのもの低減する「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」を新たに採用最高出力/最大トルクは、129kW(175PS)/ 420N・m(42.8kgf・m)と先代との差異はない。また、SKYACTIV-G 2.0」も114kW(155PS)/ 196N・m(20.0kgf・m)と変更は無い。 なお、2018年2月商品改良で、各エンジン大幅に改良された(詳細は、下記年表の「2018年2月8日」を参照)ほか、2018年10月には、2.5Lガソリン直噴ターボエンジンSKYACTIV-G 2.5T」(PY-VPTS型)を追加している。 トランスミッションは、全グレード6速ATの「SKYACTIV-DRIVE」(6EC-AT)を設定2代目では変速制御車速アクセル開度、エンジン回転数などからドライバー操作意図読みとってシフトする新制御に変更しコーナリング中やコーナー立ち上げる時の不要な変速抑え滑らかな挙動実現したまた、2018年10月にはディーゼルエンジン車のみ、6速MTSKYACTIV-MT」を追加した。さらに、ドライバーハンドル操作に応じてエンジン駆動トルク緻密に変化させることで、横方向前後方向加速度統合的コントロールする新世代車両運動制御技術SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS」の第一弾となる「G-ベクタリングコントロール」も標準装備また、2018年10月には「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC プラス)」へと改良実施された。 マツダ先進安全技術「i-ACTIVSENSE」と称する各機能はさらに強化。「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」は、追従可能な車速速度域の下限初代モデルの30km/hから0km/hに拡大。これにより0~100km/hの間での追従走行が可能となったまた、アダプティブLEDヘッドライトALH)」は12分割LEDブロック採用する単眼ユニット採用。「スマート・シティ・ブレーキ・サポート」は歩行者検知可能な「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」に改良するとともに速度制限進入禁止一時停止交通標識認識してアクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示する交通標識認識システムTSR)」を新たに採用した。なお、発売後に実施され商品改良において、各機能標準装備グレード拡大機能強化随時実施している。

※この「2代目 KF系(2017年-)」の解説は、「マツダ・CX-5」の解説の一部です。
「2代目 KF系(2017年-)」を含む「マツダ・CX-5」の記事については、「マツダ・CX-5」の概要を参照ください。

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