油膜とは? わかりやすく解説

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ゆ‐まく【油膜】

読み方:ゆまく

物体表面にできる油の膜。


油膜

英語 oil film

薄く広がった油の膜。例えば、平軸受けにおいて軸受けメタルと軸との間に詰まった油のことを指す。潤滑油温度上昇した荷重大きかったりすると、この油膜が局部的に薄くなり、金属接触起こし場合によっては焼き付き起こすことがあるまた、シリンダー内面形成される油膜でピストン潤滑する。エンジン内部での油膜の形成には、表面の状態以外に油性大きく影響する。さらに、水面を覆う虹色分子レベル厚さの膜のこともいう。

参照 オイルクリアランス
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

油膜

【英】oil film

摩擦面形成される潤滑油薄膜荷重,すべり速度潤滑油粘度などにより形成される。油膜厚さ表面凹凸比べて分大きい場合は,流体潤滑状態であり,摩擦抵抗小さい。油膜が薄くなり,局部的に金属接触を伴う場合境界潤滑態となり,摩耗焼付き起こりやすい。
その他、潤滑剤やメンテナンス用品、作業環境保護など工場・現場が必要としている商品や供給会社に関する情報については、「ジュンツウネット21」で見ることができます。 ⇒ 「ジュンツウネット21」

油膜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 01:46 UTC 版)

薄膜干渉」の記事における「油膜」の解説

薄い油膜の場合水のの上に油の層が乗っている。油の屈折率はおよそ1.5であり、水の屈折率はおよそ1.33である。シャボン玉場合同じように、油膜の両側の物質空気)の屈折率は、いずれも油膜の屈折率よりも小さい( n a i r < n w a t e r < n o i l {\displaystyle n_{\rm {air}}<n_{\rm {water}}<n_{\rm {oil}}} )。上側境界からの反射では n a i r < n o i l {\displaystyle n_{\rm {air}} n w a t e r {\displaystyle n_{\rm {oil}}>n_{\rm {water}}} であるため位相シフト生じない。式はシャボン玉場合同じになる。 2 n o i l d cos ⁡ ( θ 2 ) = ( m − 1 2 ) λ {\displaystyle 2n_{\rm {oil}}d\cos(\theta _{2})=\left(m-{\frac {1}{2}}\right)\lambda } (反射波弱め合う干渉をする場合) 2 n o i l d cos ⁡ ( θ 2 ) = m λ {\displaystyle 2n_{\rm {oil}}d\cos {\big (}\theta _{2})=m\lambda } (反射波弱め合う干渉をする場合

※この「油膜」の解説は、「薄膜干渉」の解説の一部です。
「油膜」を含む「薄膜干渉」の記事については、「薄膜干渉」の概要を参照ください。

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「油膜」の例文・使い方・用例・文例

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