じく‐うけ〔ヂク‐〕【軸受(け)/軸▽承(け)】
軸受け
回転軸を焼き付かせずに支持する機構。平軸受け(プレーンベアリング)、転がり軸受け(ボールベアリング)、針状軸受け(ニードルベアリング)、ころ軸受け(ローラーベアリング)、テーパーローラーベアリング、スラストベアリングなどの総称。軸受けの要求機能と構造上の制約により、これらを使い分ける。例えば、自動車用エンジンの場合、メインベアリングやコンロッドベアリングには平軸受け、ウオーターポンプやオルタネーターにはボールベアリングが使われ、またトランスミッション内のギヤをアウトプットシャフトに回転自在に取り付ける部分には、ニードルベアリングが用いられる。
軸受け
ベアリング(軸受け)は、回転軸を支えるものであり、軸の位置を確保し、摩擦抵抗を少なくする役目をする。ベアリングを大別すると、プレーンベアリング(滑り軸受け)とローリングベアリング(転がり軸受け)とに分けられる。クランクシャフトなどに用いられるのはラジアル方向(軸と直角方向)の力を受けるプレーンベアリングである。一般にプレーンベアリングに比べて摩擦が少ないロールベアリングは、荷重の受け方により分類されている。ラジアル方向のラジアルベアリング、スラスト方向のスラストベアリング、両方向の荷重を受けるアンギュラーベアリングがある。
軸受
(軸受け から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 10:35 UTC 版)
軸受(じくうけ、英: bearing)は、機械要素の一つで、回転や往復運動する相手部品に接して荷重を受け、軸などを支持する部品である。
- ^ “「ベアリングの価格カルテル 長年の悪弊断ち切れず」”. 『産経新聞』 (2012年4月21日). 2012年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月29日閲覧。
- ^ 【点検 世界シェア】ベアリング/日本勢、通商摩擦で伸び悩み『日経産業新聞』2019年7月22日(自動車・機械面)。
- ^ Guran, Ardéshir; Rand, Richard H. (1997), Nonlinear dynamics, World Scientific, p. 178, ISBN 978-981-02-2982-5 .
- ^ Purtell, John (1999/2001). Project Diana, chapter 10:
- ^ Bearing Industry Timeline - ウェイバックマシン(2009年4月1日アーカイブ分)
- ^ American Society of Mechanical Engineers (1906), Transactions of the American Society of Mechanical Engineers, 27, American Society of Mechanical Engineers, p. 441.
- ^ Bicycle History, Chronology of the Growth of Bicycling and the Development of Bicycle Technology by David Mozer
- ^ 業界再編の動向・ベアリング
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