ウオーターポンプ
強制循環冷却式のエンジンの冷却系に用いられ、エンジン、ラジエーター間で冷媒を循環させる。一般に遠心式が用いられ、エンジンのクランクシャフトから動力をとって駆動される。したがってクランク軸の回転数に比例するが、冷却水温度制御に電動力を使って、エンジン回転数とは無関係に最適な回転数で駆動することができる。一般的には、吐出量がエンジンの入口水温と出口水温との温度差を5℃以内になるようにしている。循環量は排気量が2L程度で、4シリンダーエンジンの場合は最高回転数で、120L/分以上、レーシングエンジンの場合は300L/分以上になる。将来は冷却水温度制御のため電気モーターによる駆動も考えられる。
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