2代目 KB1/2型とは? わかりやすく解説

2代目 KB1/2型(2005-2012年 )

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 06:28 UTC 版)

アキュラ・RL」の記事における「2代目 KB1/2型(2005-2012年 )」の解説

2004年末に発売された。ホンダ先進的AWD技術であるSH-AWD搭載され、高い走行性能を持つハイパフォーマンスセダンへと変貌遂げたJ35A3.5L V6 SOHC VTEC エンジンに、5速ATが組み合わされる。 2008年2月6日シカゴオートショー大規模なフェイスリフトが行われた2009年モデル発表され2008年7月1日から発売開始された。エクステリアアキュラの「キーンエッジダイナミック」デザインコンセプト合わせて変更され、「Power Plenum」なフロントグリル前後バンパーヘッドライトテールライトなどがアグレッシブなデザインとなった新しアルミニウム合金ボンネット視認性の向上や軽量化され、トランクリッドなどと共に空力性能の向上も果たしている。エギゾーストパイプは先端六角形形状のポリッシュクロムとなったサイドミラー内蔵のサイドターンシグナルはLED化された。 エンジンは、従来J35A型から2代目アキュラ・MDXで初採用となったJ37A型へと変更となった出力は290hp(216kW)から300hp(224kW)へと向上しアイドルから3,000rpmまでのトルクも9%以上向上した2009モデルではこれまで吸気バルブのみだったVTECを、マルチロッカーアームを使用することで排気側にも採用している。カムフォロワーはフリクション低減耐久性上のためローラー化された。J型V6 SOHCではこれまで可変シリンダーシステム(VCM)で排気側に休止VTEC用いられきたが、低速カム高速カム切り替え型では初となる。4,900rpmが切り替えポイントで、高速カムでは低速カム比較してリフト量が吸気バルブは27.9%、排気バルブ10%大きくなる圧縮比も11.0から11.2に増加した5速ATは、シフトパラメーターを修正トルクコンバータ強化されパドルシフトはSポジション付き新タイプとなり、ゲート仕様シフトレバーストレートに変更された。SH-AWD従来では2速からだった後輪左右トルク配分を1速にも適応前後左右トルク配分レスポンス正確性も向上させた。ステアリングのラックコンポーネントが改良コンパクトな静寂性の高いステアリングジョイントにより剛性アップしステアリング正確性リニアレスポンス向上した足回りは、コイルスプリングのハイレート化、スタビライザーバーの大径化、サブフレームのマウントブッシュの強化がされ、リアブレーキパッドが変更されホイール標準17インチから18インチとなり、よりスポーティーなミシュラン HX MXM 245/45R18タイヤ装着されるインテリアでは運転席が10WAYパワーシートアップグレードアームレストシートベルトバックル改良されフロントドアにはプルポケットが追加された。後席では前席シートバック改良によりレッグルームが拡大されシートクッション改良された。吸音フロントウィンドウなどが新たに採用され静粛性向上し、さらに従来のアクティブノイズキャンセレーション(ANCシステムが、「アクティブサウンドコントロールシステム」に一新され消音性能向上し従来では2,000rpmまでだったエンジンノイズキャンセルがエンジン全域機能するようになったエアコンオーディオスイッチ類デザイン見直され従来2段階の操作が必要であった風量調節が1段階行えようになったデジタルオーディオプレーヤー接続ジャック加えUSBポート追加iPodストレージデバイスなどが接続できる。キーレススマートエントリーも新しく追加された。 アクティブヘッドレストが前席シート採用され米国道路安全保険協会IIHS)の後方衝突テスト評価が「Marginal」から「Good」に向上、「TOP SAFETY PICK」を獲得している。 「テクノロジーパッケージ」ではナビゲーションの他に6段階シートヒーター/クーラー搭載される。インテリア木目調装飾アップグレードされ、シフトノブステアリング木目/レザーとなる。ナビゲーションでは、トラフィック・リルーティング機能、アキュラリンクによるリアルタイム天気情報や、XMラジオノート機能自動サービス予約機能など追加設定され、ザガットレストラン情報アップグレードや、音声認識機能の向上もされている。 「CMBS付きテクノロジーパッケージ」には、追突軽減ブレーキCMBS)に加えて新たにアダプティブクルーズコントロールACC)が搭載される。ダッシュボードはカーリーメープルの本木目となる。

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