2代目 KN13型とは? わかりやすく解説

2代目 KN13型 (1986年-1990年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 23:41 UTC 版)

日産・エクサ」の記事における「2代目 KN13型 (1986年-1990年)」の解説

1986年10月、KN13 (KEN13) 型登場。「もっと自由で開放的な、そしてなにより楽しいクルマ」を開発テーマパルサーバリエーションから、新しジャンルパーソナル·スペシャルティクーペとして独立(新車種)する。取扱販売会社 日産チェリー系各販売会社販売目標台数 1500台/月 キャッチコピーは「AIRY [έәri]」(空気と共に)。 外観デザインは、日産自動車北米現地法人日産デザインインターナショナル」と協同開発開いたカバー前縁水平になる3次元軸のリトラクタブルヘッドランプ車体側センタールーフレール部をTバールーフが覆う、コンシールドタイプのTバールーフ標準設定とし、リアテールランプ1983年 コンセプトカー NX-21で提案された、ダイアゴナルスリットデザインを採用したドアアウトサイドハンドル1985年登場したMID4-I同様のドア後端パネル切り取る縦型とし、ボディ一面化を図りフラッシュサーフェススラントノーズにより、Cd値(空力抵抗係数)クーペ0.34、キャノピー0.33の空力特性とした。 ボディ形状2ドア(+脱着バックドア)のノッチバッククーペと、シューティングブレークカムテール)のキャノピーがあり、Tバールーフ脱着が可能である。両者車体はCピラーから開く脱着式リアハッチ以外は同一形状であり、ボディパネル交換可能なモジュラー構造だった。しかし、日本国内販売仕様では登録時ボディ形状異なってしまう関係でクーペタイプ及びキャノピータイプを独立した車種とし、各ハッチボディ着脱部に互換性持たせなかった(ハッチ側にあるヒンジ部品取付けネジ穴ピッチクーペキャノピー異なり両者ヒンジ入れ替える事はできないが、それぞれの輸出用(US向け)ヒンジ入手すれば、各ハッチ交換装着可能になる)。リアハッチのない状態での降雨などの対策として、応急用キャンバスハッチ(トノカバー)のオプション設定し多彩なオープンエア走行楽しめるものとした。また外したリアハッチを運搬保管するハッチスタンドもオプション用意された。 搭載エンジンフロント横置き(FF)の1.6L(1,598cc)のCA16DE型直列4気筒DOHC16バルブ(120馬力(ネット))としたが、海外向けにはCA16DEの他に、1.8LのCA18DE型と廉価版となる1.6LのCA16S型(SOHC8バルブ・ツインプラグ)及び1989年 type XEモデル向け、1.6LのGA16I(SOHC12バルブ)(90hp(net))が存在するインテリアデザインは、日産自動車テクニカルセンター商品開発室(神奈川県)が担当したドアシート基本デザインはMID4-Iを踏襲し、さらにダッシュボード中央部油圧計電圧計配置右ハンドル車のみ)、メーターナセル周りのサテライトクラスターには、後のMID4-IIにも繋がるレバー式のライトスイッチ等を採用していた。また、ドアインナトリムに折り畳み式サイドベントグリル(リトラクタブルベンチレーター)及びドアウエスト上面にサイドデフロスタグリルを設定した。リアスピーカーグリルやペダルパッドにもテールランプ同様のダイアゴナルスリットデザインを採用しリアスピーカーリアシート倒して干渉するとがないシートバック両脇スペース配置された。また、外したハッチルーフ(Tバールーフ)は、ラゲッジスペース下部ハッチルーフ格納スペース内に収納することができた。なお、左側のリトラクタブルライトカバー部には「NISSAN」の刻印施されており、左右非対称デザインとなる。 姉妹車パルサーラングレーリベルタビラと共に日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞した独立モデルとして販売されたKN13型EXAは、日本国内では販売伸び一代限り終了。パルサーエクサから数えて2代で名称は消滅した実質的な後継サニー系列NXクーペで、海外市場に於いてはそのままモデルチェンジ扱いとされている。 メイン市場北米カナダでは「 Nissan Pulsar NX」の名称で販売3つの車体形状変更できることから「 The modular Nissan Pulsar NX」と呼ばれたPulsar NXは、高級車装備であるTバールーフサブコンパクトカー手に入るとして好評だった。キャノピーハッチはオプションパーツ“Sportbak”として単体販売され、本来のリアハッチコンバートが実現できる。但し、このキャノピーハッチは高額だったこと、ガスストラット減圧降下事故などにより途中でカタログ落ちとなった右ハンドルオーストラリアでも日本同様のNISSAN EXA」として販売されたが、キャノピーハッチの販売無かった

※この「2代目 KN13型 (1986年-1990年)」の解説は、「日産・エクサ」の解説の一部です。
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