ノッチバッククーペ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 05:54 UTC 版)
「ノッチバック」も参照 ボンネット、キャビン、トランクルームの3つの箱からなるスリーボックススタイル。一般的なノッチバックセダンと同様に落ち着いた印象を与え、高級やフォーマルといったキャラクター付けのために用いられる。実用面では、後席のヘッドクリアランスやトランクリッドの開口面積を確保しやすい。 ノッチバッククーペは、ほとんどの場合、独立したトランクリッド(トランクの蓋)を持つが、ファストバックの中にはトランクリッドではなく、さらに開口部の大きなバックドアを持つ「ハッチバック」スタイルとなったものも多い。車室とラゲッジスペースを繋げて利用できる「トランクスルー」構造は、どちらの形状にも見られる。 年代が新しくなるほどノッチバックとファストバックの境界線が曖昧になってきており、メーカーによっては2ボックス型のハッチバックや、サッシュレスドアを持つ4ドア車、さらにはクロスオーバーSUVでもクーペを名乗る車種が現れ、多様化が進んでいる。
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