龍閃組
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美里藍(みさと あおい)(声:堀江由衣)9月20日生まれ。剣風帖キャラクター・美里葵の祖先。医師の道を志す心優しい少女で、隠れキリシタンでもある。その出生にはある秘密が隠されている。子孫と同じく、治癒の『力』を使うほか、高レベルに成長すると天使の力を使っての高い戦闘能力を持つようにもなる。宿星は「菩薩眼(ぼさつがん)」。 蓬莱寺京梧(ほうらいじ きょうご)(声:川鍋雅樹)1月24日生まれ。剣風帖キャラクター・蓬莱寺京一の家系に連なるもの。直接の祖先ではなく、京梧の妹の子孫が京一であるとされているが、ある特殊な事情から京一との関係性は強い。京一と同じく剣の道を究めんと欲する無頼の剣士で、我流ながらもその資質は出色のものである。普段はいい加減でお調子者だが義侠心には篤い。蕎麦をこよなく愛する。宿星は「義星」。 醍醐雄慶(だいご ゆうけい)(声:石黒貴之)4月23日生まれ。剣風帖キャラクター・醍醐雄矢の祖先で、高野山の退魔僧。やや神経質だった子孫とは異なり、豪快な性格の生臭坊主である。真面目な部分は子孫と同じで、すぐ説法を垂れたがるところが京梧にとっては煙たい存在。巨体を活かした格闘術と密法法術を駆使する。宿星は「白虎」で、覚醒(変生(へんじょう)と呼ばれる)することにより身体能力がさらに向上する。 桜井小鈴(さくらい こすず)(声:浅川悠)3月20日生まれ。剣風帖キャラクター・桜井小蒔の祖先。弓術道場の一人娘で、子孫と同じく弓の名手。一人称はボク。明るく活動的であるが、親からは「もう少し御淑やかになってほしい」と織部神社に度々願掛けされている。藍の親友であるところも子孫と同じである。宿星は「悌星」。 以上の4名はストーリー進行に関わりなく、『陽』編・『邪』編の味方キャラクターとして固定されている。 これ以降のキャラクターはプレイヤーの行動によって仲間になる場合とならない場合がある。 涼浬(すずり)(声:永迫舞)9月1日生まれ。剣風帖キャラクター・如月翡翠の祖先である可能性のある少女。なお、この点に関しては製作スタッフの間でも意見が統一されておらず、彼女が翡翠の祖先であると断定する見解と、彼女の兄である奈涸が祖先の可能性もあるという見解の両説が同時に提示されている。飛水流と呼ばれる一派の忍びで公儀隠密を務め、水を操る『力』を持つ。感情の動きに乏しい寡黙な女性であったが、龍閃組との出会いで少しずつ人間らしい感情を取り戻していく。普段は兄と共に骨董品店を経営しているが、品物の目利きは下手。宿星は「玄武」。 大宇宙党(おおぞらとう)世直しを目指す仮面の義賊であり、剣風帖キャラクター・コスモレンジャーの祖先たち。紅影・黒影・桃影の3人で構成されている。武流(たける・声:青木誠)は紅井猛の祖先で1月1日生まれ。普段は気の弱い花火師だが、紅影に変装することで強気な人格に変わる。十郎太(じゅうろうた・声:関口英司)は黒崎隼人の祖先で2月2日生まれ。普段は欧米かぶれの飛脚でせっかちな性格。彼は黒影に変装しても普段と変わらない。花音(かのん・声:今泉文乃)は本郷桃香の祖先で3月3日生まれ。普段は田舎臭く人見知りするお茶屋の奉公娘だが、植物と意思を疎通できる『力』を持つ。桃影に変装することで訛りもなくなり、洗練された印象に変わる。それぞれ宿星は・勇星・情星・慈星。 真那(まな)(声:松来未祐)9月14日生まれ。他作品との血縁的な繋がりはないキャラクター。無宿人で、盗みによって世過ぎをしている少女。獣のように敏捷であるばかりでなく、動物と意思を疎通できる『力』を持つ。病弱な妹・真由(まゆ)に対しては深い愛情を注いでいる。最も親しかった無宿人が関西出身であり、関西弁で喋る。宿星は不明。 霞梅月(かすみ ばいげつ)(声:石田彰)11月2日生まれ。剣風帖キャラクター・秋月マサキの祖先。本名は秋月真琴。遊び人の俳諧師であると共に、未来を予見する占術にも長ける色男。運命の重圧から逃れるために刹那的・享楽的な生き方をしていたが、龍閃組や真那との出会いで考えを改めていく。言霊によって俳句に『力』を乗せることができる。宿星は「星視」。 ほのか(声:永迫舞)1月26日生まれ。剣風帖キャラクター・マリィ・クレアの祖先。アメリカ人であるマリィの先祖がなぜ日本人の彼女なのかは、エンディングで判明する。敬虔な隠れキリシタンで、素直でまっすぐな心を持つ誠実な少女。子孫と同じく炎を操る『力』を持ち、宿星は「朱雀」。 織部葛乃(おりべ かつの)(声:津村まこと)2月10日生まれ。剣風帖キャラクター・織部姉妹の祖先で、同じく織部神社の巫女。子孫の雪乃をさらにパワフルかつダイナミックにしたような姐御肌の女性である。戦闘スタイルは薙刀と霊力を併用。宿星は「草薙」。 支奴洒門(しど しゃもん)(声:坪井智浩)9月30日生まれ。他作品との血縁的な繋がりはないが、ある種の関連を持った存在が剣風帖に登場する。変人だが天才的なからくり師で、自ら製作した特殊服と仮面によって大宇宙党を組織した人物でもある。いかなる複雑な道具でも瞬時にその構造を理解する『千手』の『力』を備える。本作品において重要な役割を隠し持つ男。宿星は「智星」。 桧神美冬(ひのかみ みふゆ)(声:高森奈緒)10月10日生まれ。双龍変キャラクター・桧神神楽の祖先。剣術道場「臥龍館」の一人娘で、男物の着物を着た麗人。その腕は確かなものだが、精神的に脆い一面があった。しかし、龍閃組や鬼道衆との出会いを通してその内面の弱さを克服していく。強い霊媒体質でもある。造形のモデルは池波正太郎『剣客商売』の佐々木三冬。宿星は「信星」。 ピセル(声:高森奈緒)ある事情から美冬の身体に降りてしまった異国の霊。かつてはオルレアンの乙女と呼ばれていた存在で、本来は「ピュセル」と発音するのだが、京梧が「ピセル」と聞き違いしてしまい、そのまま呼ばれるように。肉体を美冬と共有しているが、ピセルの意識が表に出ている時は髪が金色に変わる。ゲーム中では、仲間にできるのは美冬あるいはピセルかの二択となる。 劉(りゅう)(声:笹沼晃)3月25日生まれ。剣風帖キャラクター・劉弦月の祖先。ある使命を帯びて来日した清の客家出身の少年仙道士で、仙術と武術の使い手。小猿の童乩(タンキー)を相棒にしている。宿星は「礼星」。
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