解消された点線国道・未開通区間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 04:40 UTC 版)
「点線国道」の記事における「解消された点線国道・未開通区間」の解説
道路整備により解消された点線国道や未開通区間もあり、以下のものがある。 国道17号・三国峠(群馬県利根郡みなかみ町 - 新潟県南魚沼郡湯沢町):1957年2月に三国トンネルの開通により解消(2022年3月より新三国トンネル経由に切り替え) 国道46号・仙岩峠(岩手県岩手郡雫石町 - 秋田県仙北市):1964年に南八幡平パークライン開通により解消(ただし現在、該当区間は秋田県側で通行止めとなっており、仙岩道路経由となっている。) 国道121号・大峠(福島県喜多方市 - 山形県米沢市):元々は大峠経由の旧道を通して繋がっていたが、この旧道は1996年に災害により通行不能となった。加えて当時は大峠道路の一部区間が未開通だったため、事実上の分断状態となった。(なお当該区間は福島県道383号線を利用して迂回可能だった。)その後、同道路は2010年9月11日に全線開通し、分断は解消。それに伴い、旧道は2012年に国道指定を外れ、事実上の廃道となった。 国道140号・雁坂峠(埼玉県秩父市 - 山梨県山梨市):かつては「開かずの国道」と呼ばれ、雁坂峠を経由する登山道を通り、便所の中を経由する区間もあったが、1998年4月に雁坂トンネル(西関東連絡道路)の開通により解消 国道162号(福井県三方上中郡若狭町食見 - 同小浜市田烏字須ノ浦):1992年4月の食見トンネル(981m)開通により解消 国道199号・洞海湾(福岡県北九州市戸畑区 - 同市若松区):若戸大橋開通により解消。2005年4月から2006年4月まで若戸大橋が市道に降格し(日本道路公団の解散による管理権の移転のため)、未開通区間扱いとなる。 国道229号(北海道積丹郡積丹町-同神恵内村):1996年11月の道路開通により解消 国道231号・石狩川(北海道石狩市):1972年に石狩河口橋開通により解消 国道231号・雄冬岬付近(北海道石狩市 - 北海道増毛郡増毛町):道路開通により解消 国道236号(北海道広尾郡広尾町 - 北海道浦河郡浦河町):野塚トンネル開通により解消 国道252号・六十里越(新潟県魚沼市 - 福島県南会津郡只見町):1973年に六十里越トンネル開通により解消 国道254号・鳥屋峠(長野県上田市):道路開通により解消 国道254号(長野県上田市 - 長野県松本市):1976年10月31日に三才山トンネル有料道路開通により解消 国道274号(北海道勇払郡むかわ町 - 同沙流郡日高町):石勝樹海ロード開通により解消 国道289号・甲子峠(福島県南会津郡下郷町 - 同県西白河郡西郷村):かつては甲子峠を経由する登山道が国道指定されていたが、2008年9月21日に甲子道路の大部分が開通したことにより解消。なお、登山道内に国道標識も設置されていたが、現在は撤去されている。 国道292号(群馬県吾妻郡草津町 - 長野県下高井郡山ノ内町):1970年9月に志賀草津道路の開通により解消 国道295号・全区間(千葉県成田市):1978年4月1日の道路開通により解消 国道298号(千葉県松戸市 - 同県市川市):2018年6月2日の道路開通により解消 国道299号・十石峠(長野県南佐久郡佐久穂町 - 群馬県多野郡上野村):黒川林道を国道編入したことで解消 国道302号(愛知県春日井市):中央本線の高架をくぐる道路が開通したことで解消 国道302号(愛知県名古屋市天白区 - 同市緑区):名古屋環状2号線一般部全通により解消 国道305号・菅谷峠(福井県南条郡南越前町):2013年11月のホノケ山トンネルの開通により解消 国道309号(奈良県吉野郡上北山村 - 同郡天川村):行者還林道を国道編入したことで解消 国道311号(三重県尾鷲市 - 同県熊野市):曽根梶賀バイパスの開通により解消 国道317号(愛媛県松山市 - 同県今治市):平成8年水ヶ峠トンネルの開通により解消 国道325号・新阿蘇大橋(熊本県阿蘇郡南阿蘇村):かつては阿蘇大橋を通して通行が可能であったが、2016年4月16日の熊本地震で橋が崩落し通行止めとなっていた。その後、旧橋の600 m下流に現在の新阿蘇大橋が2021年3月7日に開通し、4年11カ月振りに通行止めが解消。 国道336号・十勝川(北海道中川郡豊頃町 - 北海道十勝郡浦幌町):十勝河口橋開通により解消 国道339号(青森県北津軽郡中泊町 - 同県東津軽郡外ヶ浜町):龍泊ライン開通により解消 国道353号・小岩峠(新潟県柏崎市):小岩トンネル開通により解消 国道357号・東京港トンネル(東京都江東区 - 同品川区):2016年3月26日の西行きトンネル、2019年6月3日の東行きトンネル開通により解消 国道361号・姥神峠(長野県木曽郡木曽町 - 同県塩尻市):姥神峠道路開通により解消 国道361号・権兵衛峠(長野県木曽郡木曽町 - 長野県伊那市):経ヶ岳林道を暫定的に編入し、自動車通行が可能になった後、権兵衛峠道路開通により正式に解消。経ヶ岳林道は国道指定を外れ、事実上の廃道となった。 国道371号・笠塔峠(和歌山県田辺市):龍神工区(旧:龍神四BP)の開通により解消 国道385号・筑後川(佐賀県神埼市 - 福岡県久留米市):青木中津大橋開通により解消 国道393号(北海道余市郡赤井川村 - 北海道虻田郡倶知安町):赤井川道路開通により解消 国道400号(栃木県那須塩原市 - 栃木県日光市):尾頭トンネルの開通により解消 国道403号・伏野峠(新潟県上越市安塚区 - 長野県飯山市):道路開通により解消 国道406号・須賀尾峠付近(群馬県吾妻郡東吾妻町 - 同郡長野原町):道路開通により解消 国道416号(石川県小松市新保町 - 福井県勝山市横倉):大日峠道路(新又越)の開通により解消 国道421号・石榑峠(三重県いなべ市 - 滋賀県東近江市):かつては狭隘道路とはいえ自動車通行が可能であったが、2008年9月2日の豪雨により峠の三重県側に大規模な崩落が発生し通行止めとなっていた。一方で2006年5月27日より石榑トンネルを含む石榑峠道路の建設工事が着工しており、2011年3月26日より供用開始、2年半振りに通行止めが解消。それに伴い、旧道は国道指定を外れ市道に移管。復旧工事こそ行われたものの三重県側が封鎖され、事実上の廃道となった。 国道422号・八知山トンネル(三重県多気郡大台町):崩落の危険があるため、1998年2月20日より通行止めとなっていた(迂回は可能であった)。2015年3月より区間のすぐ傍で新八知山トンネルの建設工事が着工し、2017年2月25日より供用開始、19年振りに通行止めが解消。 国道438号・三頭峠(徳島県美馬市美馬町 - 香川県仲多度郡まんのう町):1997年3月に三頭トンネルの開通により解消 国道444号(長崎県大村市 - 佐賀県鹿島市):平谷黒木トンネルの開通により解消 国道476号・木ノ芽峠(福井県南条郡南越前町 - 福井県敦賀市):木ノ芽峠トンネル開通により解消 国道481号(大阪府泉佐野市):スカイゲートブリッジの国道昇格により解消 国道482号(京都府京丹後市 - 兵庫県豊岡市):たんたんトンネル開通により解消 国道482号(兵庫県豊岡市 - 同県美方郡香美町):蘇武トンネル開通により解消 国道482号・小代峠(兵庫県美方郡香美町):2019年5月に香美町道岩小屋線を国道に昇格し解消 国道482号(鳥取県八頭郡八頭町 - 鳥取県鳥取市):まぢトンネル開通により解消
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