十勝河口橋とは? わかりやすく解説

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十勝河口橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 02:05 UTC 版)

十勝河口橋
Tokachi Kakoukyou Bridge
基本情報
日本 北海道
所在地 十勝総合振興局
浦幌町,豊頃町
交差物件 一級河川 十勝川
設計者
施工者
北海道開発局帯広開発建設部[1]
建設 1992年[2][1]
座標 北緯42度41分58秒 東経143度37分04秒 / 北緯42.69944度 東経143.61778度 / 42.69944; 143.61778
構造諸元
形式 鉄筋コンクリート道路橋
全長 928m [2][1]
11m [2](車道8.5m、歩道2.5m)[3]
高さ 20m
最大支間長 165m [2][1]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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国道336号標識

十勝河口橋(とかちかこうきょう)は北海道十勝総合振興局豊頃町大津から一級河川十勝川を渡り浦幌町打内へ至る国道336号橋梁である。 十勝川の河口より約4 kmの場所に架橋されている[1]

建設の経過

かつての国道336号は、豊頃町大津~浦幌町豊北を結ぶ区間が十勝川によって分断されており、この区間には、国道渡船として人と自転車のみ運ぶ旅来渡船(人力)が運行されていた[4]。このため、海岸線を通って大樹方面から浦幌方面へ出るもの、あるいはそれと逆行の場合も全て茂岩橋を回らなければならなかった[5]

広尾郡広尾町大樹町忠類村中川郡豊頃町および十勝郡浦幌町の5町村で結成した『十勝海岸線国道建設促進期成会』(1974年4月結成)が繰り返し国に陳情してきた努力が実り架橋されることになった。

1982年3月着工[3]1992年12月に竣工した[2][1][4]

架設により大津と十勝太が直結され、地域間交通の円滑化、地域の漁業や物流面の効果などが期待されている[1]

本橋の完成に先立って、1992年11月2日に旅来渡船は廃止された[4]

仕様

  • 上部構造主径間部(中央365m):3径間連続有ヒンジPCラーメン箱桁[1]
  • 上部構造側径間部(右岸189.9mおよび左岸183.9m×2):3径間連続PC箱桁[1]
  • 下部構造 : 箱式RC橋台、小判型壁式RC橋橋脚[6]

十勝沖地震

2003年平成15年十勝沖地震で主橋梁と側橋梁が約80cmずれた他に、橋端部が陥没しジョイントも破損するなど被災[7][8]してしまったため、オフセットした主桁の移動・損傷した橋台の補修・伸縮装置の交換等の復旧工事[9]が翌年2004年に実施され復旧に至る。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 十勝河口橋”. 北海道土木技術会コンクリート研究委員会. 2021年1月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e 橋梁・トンネルに関する技術1”. 北海道開発局. 2024年10月14日閲覧。
  3. ^ a b 『追補 豊頃町史』(1987年3月、豊頃町史編さん委員会編集)191 - 192頁
  4. ^ a b c 渡船記念の碑 (豊頃町旅来)”. 十勝毎日新聞社. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月17日閲覧。
  5. ^ 『追補 豊頃町史』(1987年3月、豊頃町史編さん委員会編集)191頁
  6. ^ 石川博之、岡田慎哉、岸徳光、張広鋒、小林竜太、南波宏介「十勝河口橋下部構造の耐荷性状に関する数値解析的研究」『平成17年度 土木学会北海道支部論文報告集』第62巻、土木学会北海道支部。 
  7. ^ 平成15年十勝沖地震による帯広開発建設部管内被災概要”. 帯広開発建設部. 2009年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月17日閲覧。
  8. ^ 十勝河口橋 (国道336号) - 北見工業大学 維持管理保全情報センター[リンク切れ]
  9. ^ 十勝河口橋《橋梁災害復旧工事》publisher=ドーピー建設工事株式会社”. 2013年5月5日閲覧。

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