石榑峠道路の建設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 08:06 UTC 版)
鈴鹿山脈を横断するため県境付近は急峻で道路状況が決して良いとは言えなかった。そこで、国道421号石榑峠道路の建設が1997年(平成9年)12月に決定した。2003年(平成15年)に事業化。2006年(平成18年)5月27日に着工し、2009年(平成21年)1月30日にトンネルの貫通式が行われた。2011年(平成23年)3月26日供用開始。このトンネルにより、所要時間が約30分短縮され、冬期閉鎖や重量車規制が解消された。同区間の現道はトンネル完成前の2008年9月2日の豪雨によって崩落して長期通行止めになり、トンネル開通後に旧道となり市道移管され修復されたが、一部区間は既に廃道となっている。 延長 : 4.5km (うちトンネルは4157m) 道路構造令 : 第3種第3級 設計速度 : 50km/h 石槫トンネル(滋賀県東近江市黄和田町)
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