筑波大学時代とは? わかりやすく解説

筑波大学時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/29 21:05 UTC 版)

油田信一」の記事における「筑波大学時代」の解説

1978年油田筑波大学電子情報工学系の講師転任(のち、助教授)。教授金山裕が前任電気通信大学の頃から「山彦」と呼ばれる自律移動ロボット開発しており、油田もこのシリーズ開発参画するうになる1979年開催された「全国ロボット大会」ではロボット山彦」によりコース完走達成翌年1980年開催された「全日本マイクロマウス大会」の設立にも競技委員として貢献する(のちに委員長務める)。また、リアルタイムOS導入走行モジュール開発など、研究プラットフォームとしても「山彦シリーズ開発進める。1985年には金山異動し油田研究室引き継ぐ1992年には教授昇進この年油田山海嘉之らを巻き込み学内学生対象自律ロボット競技会「つくばロボットコンテスト」を開始するテーマ自律移動ロボット校舎廊下周回コースを回るもので、4月から製作を開始して10月大学祭競技を行うスタイルであった初年度有志参加で、次年度から授業科目となり、課題数年おきに高度化ていった1999年には改組により、所属機能工学系になる。 油田2000-2002年には工学システム学類長を、2002-2004年には機能工学系長を担当し2004-2006年には理事副学長研究産学官連携社会貢献担当)を務めたその後2006-2010年には、同大学の産学リエゾン共同研究センター長に就任している。この間研究室では移動ロボットプラットフォーム「山彦」が活用され障害物認識全方位ソナーリング、確率的な自己位置推定、自らバッテリー充電に向かうロボットGPS用いて屋外自己位置推定するロボットなどが研究開発された。 また、油田産学協同研究推進日立製作所ロボット「EMIEW」には障害物回避制御技術提供し北陽電機とは自律移動ロボット用の小型軽量レーザー測域センサ「URG」シリーズ開発取り組んだ。さらに、つくば市内の市街地自律移動ロボット決められ道路走行する競技会「つくばチャレンジ」を2007年創設し油田実行委員長就任する。なお改組により、2011年から筑波大学大学院 システム情報工学研究科 知能機能専攻 教授2012年3月筑波大学定年退職油田焚き火ができるようにつくば市自宅に広い庭を持っており、最終講義翌日には自宅バーベキューふるまっている。なお、自宅の庭では炭焼き窯による竹炭づくりも嗜んでおり、多く加えて一時山羊チャボ (鶏)まで飼っていたという。

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筑波大学時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 03:10 UTC 版)

白川英樹」の記事における「筑波大学時代」の解説

1979年11月筑波大学物質工学系の助教授着任した応用志向研究テーマ変えていく研究者が多い中で、ポリアセチレンに関する基礎研究中心に置き続けた力量高く評価されている。1982年教授昇進した1984年には日立製作所との共同研究で、液晶配向利用して繊維方向揃えたポリアセチレン作製し従来のものよりも導電性高めることに成功した学生若手研究に対して柔軟に接し一緒に研究進めやすかったといわれる高校生対象にした一日体験教室では、わざわざテキスト作成して授業に臨むなど、教育への関心高かった1991年6月スウェーデンルレオ開催され導電性高分子に関するノーベルシンポジウムに招かれ、約40名の出席者1週間にわたる討論行った。この時に、もしも同分野からノーベル賞受賞する人物がいるならばヒーガー、マクダイアミッド白川の3人だ、という合意出席者間でなされた1997年にはネマティック液晶利用して繊維ねじったヘリカルポリアセチレンを合成し電磁応答発現期待された。学務面では、1994年から第三学群長3年務めている。

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