筑波大学退官後
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「斎藤功 (地理学者)」の記事における「筑波大学退官後」の解説
2006年(平成18年)に筑波大学を退官、2007年(平成19年)からは長野大学環境ツーリズム学部に転任して2012年(平成24年)まで教授を務めた。長野大学では蚕都上田プロジェクトに携わり、「蚕都上田まちあるき」と題して長野県上田市を歩き、一般の人に解説を行った。 長野大学を退職後も研究を続け、死の直前まで『地理学評論』への掲載を目指して再投稿への準備を行っていた。2014年(平成26年)3月27日、間質性肺炎のため71歳で亡くなる。当日は国士舘大学で日本地理学会春季学術大会が開かれており、訃報に接した地理学者らは言葉を失ったという。絶筆となった『地理学評論』投稿中の論文「カリフォルニア州カーン郡における羊の長距離移牧の継続」は、遺族からの依頼により地理空間学会の刊行する雑誌『地理空間』に微修正の上、「特別寄稿」論文として掲載された。
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