竣工後の改装
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太平洋戦争までの改装であるが元々艦型が小さくて改装の余地がなく、ほとんど竣工時のままで大戦に突入している。 まず竣工直後に方位測定室とその空中線を3番砲直前に装備した。 その後に前部マストが三脚式になり、同時にトップマストが若干低められた。三脚式にしたのは射撃指揮所の防振対策と思われる。また露天であった羅針艦橋は側面がキャンパスで覆う形から鋼製の固定ブルワークに変更された。これらの工事は「天龍」で1930年(昭和5年)頃、「龍田」で1935年(昭和10年)頃に行われた。 その他に羅針艦橋天蓋の固定化、方位測定空中線の換装も太平洋戦争開戦までに行われている。 機銃は1937年頃に1番煙突直前の両舷に九三式13mm単装機銃を片舷1挺ずつ計2挺増備した。
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竣工後の改装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 14:23 UTC 版)
竣工当時は艦形の小型さに起因する艦首の浮力が不足していたため、外洋航行時に高波に艦首を突っ込み凌波性に劣っていた欠点があった。このため、第一次世界大戦時の戦訓に基づいた近代化改装の折、一部の艦首側の180mm装甲板を撤去。同級のうち「ジャン・バール」は副砲の一部を撤去して艦首を軽量化することでバランスを取ってからは、凌波性は改善された。 竣工後の1923年〜1924年にかけて第一次近代化改装を行った。外観上最も目立つ変更点は船体中央部に立てられた前部マストの位置を、操舵艦橋の背後に移設し、単脚型から三脚型へと更新され、頂上部に指揮所を設けた点である。前部三脚マストのこれの改造に伴い、三角形状の艦橋フラット部を二層から三層構造に変更した。機関は重油を主とする混焼ボイラー(缶)に換装された。煙量の増加に伴い煙突は3本全てが同じ高さだったが、この時に煤煙の逆流を抑えるために艦首側の1番煙突を撤去し、煙路を結合して1本として三脚マストに接近させた。なお、「パリ」は1番・2番煙突を接近させた形状だった。 続く1927年〜1929年にかけて第二次近代化改装を行った。測距儀は基線長4.57mのタイプC型測距儀を中心に、主砲・副砲兼用のサン・シャモン・グラナ式射撃指揮装置を採用した。改装内容は攻防走全ての面に及んだ。武装面においては主砲塔の仰角を12度から23度へ引き上げて射程距離の延伸を計り、主缶の一部を重油専焼缶に更新したが、主缶全てが重油専焼缶に更新されるのは1931年から1934年の近代化改装後であった。この時に水上機を搭載し、艦載艇揚収クレーンを大型化して水上機を吊り上げやすくした。
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竣工後の改装
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「伊三百六十一型潜水艦」の記事における「竣工後の改装」の解説
1945年に入ると大型潜水艦の不足のため、本型の一部が回天搭載艦に指定された。甲板上の兵装を撤去し、回天を前甲板に2基、後甲板に3基、合計5基を搭載するよう改装された。この際、撤去されていた魚雷発射管を再装備している。この改装は1945年1月に伊368と伊370に実施され、同年3月以降は伊361、伊363、伊366、伊367が順次改装され、回天特別攻撃隊に参加した。 1945年6月以降には、航空揮発油を輸送する任務に充てるため、当時残っていた艦に搭載施設が設けられたとされている。
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竣工後の改装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 18:03 UTC 版)
滑走台は1930年(昭和5年)までに撤去され、加古は1931年から1932年頃、古鷹は1932年から1933年頃にカタパルトを装備した。 この際に高角砲も青葉型と同じ12cm高角砲に改められた。これを単装砲架で4基4門装備した。砲架の旋回角度は140度で俯仰は仰角75度・俯角10度で発射速度は毎分34発だった。また高角装置が第1煙突前方両舷に鉄骨状のプラットフォームを設けて装備された。更に艦橋前部中段に13mm連装機銃がスポンソンを設けて設置された。またこの時期に探照灯の換装も行われたと思われる。
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